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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

三度の飯よりも追放です〜変態荷物係の俺、クズパーティを厳選して追放された瞬間に記憶を消して『ご馳走様』する〜

掲載日:2026/05/14

「おい……とっとと歩け! この無能が。お前をこのパーティーに置いてやってるのは誰だと思ってるんだ!」


激しい雨が僕を打ちつける中、リーダーの男は僕を思いっきり蹴飛ばして泥水に顔を押し付ける。

リーダーはそんな僕を見下ろし、吐き捨てた。


「無能。お前はクビだ。今すぐ消えろ。だが、離脱金は無しだ。支給した装備もここに置いていけ」


あまりの言い分に僕が顔を上げると、リーダーはさらに残酷な笑顔を浮かべた。


「ああ、そうだ。お前が担いでるその『魔王軍幹部の遺骸』、それは俺たちの手柄としてギルドに届ける。お前は最後まで『荷物係』らしく、それを街の門まで運べ。」


……本当に理不尽の極みだ。

自分の足で踏みつけている相手に、最後の最後まで無償で働かせようという強欲さ。そして、それすらも自分の役に立てるんだからと豪語するその性格。


「……はい。わか……分かりました。ぼ……僕は、このパーティーの『お荷物』を、きちんと門まで運ばせていただきます」


「……あ? 喋ってないでさっさと担げ! このゴミが! お前のせいで俺の貴重な時間がどんどん減るだろうが」


「は……はい。すぐ……すぐに運びます……っ」


僕は、ゆっくりと立ち上がった。

震える手で、巨大な荷物に手をかける。

重い。膝が上がらない。泥の中に何度も突き倒される。そのたびに、リーダーと仲間たちの嘲笑が僕を突き刺す。雨より痛い。


「ぎゃはは! 見ろよあの無様な姿! まるで泥まみれのミミズだな!」


「おい荷物係! 運ぶのが遅いぞ! もっとシャキシャキ歩け! 俺達に迷惑を掛けるな」


リーダーが面白半分に、僕の背負った荷物の上に乗った。『ドスン』、という衝撃と共に、僕の顔が再度泥に埋まる。


「ぐっ……げほっ…げほっ……!」


「おっと、悪い悪い。お前が『お荷物』だから、ちょっと重さを足してやったんだ。感謝しろよ? お前はこのパーティーの役に立てるんだ」


リーダーは僕の頭を足踏みして、わざと泥水を跳ね飛ばす。時間を忘れるほど延々と続く屈辱。


リーダーは僕の耳元で、僕の親や、今まで必死に守ってきた村のことを引き合いに出して囁いた。


「お前だって、故郷を守りたいんだろ」


僕は足踏みされて息が出来ないので、必死になり息をする為にと顔を上げようとした。


「そんなに息がしたいのかよ」


リーダーは僕の顔を鷲掴みにした。


「そんなに息がしたいのならさせてやるよ」


「あ………がぁ…………」


リーダーの風魔法で僕は肺に風を流し込まれ、風が体内に詰まる。


「ごぁ………ぁ……」


「ギャハハ。ほんっとお前おもしれぇな」


僕はリーダーを睨んだ。


「あ? なんだ、文句か? 嫌ならここで死ぬか?」


リーダーが剣の柄で、僕の頬を小突く。

一回、二回。皮膚が切れ、血が泥に混じる。


「お前は俺の玩具なんだよ。無能でゴミなお前に価値を持たせてやってるんだよ」


『あ、僕、死ぬんだ。』と、そう思った。


「あ゛? なんだその反抗的な目は。良いよ。そんなに俺が嫌いなら追放してやるよ」


リーダーの男は僕を地面に叩きつけると口を耳元に近づけて囁いた。


「俺はお前の保証人で、お前が死ねば死亡保険が貰えるからな。だから追放(殺)してやるよ」


「ぞ……ぞれっで」


「おらっ足元がぐらついてるぞ」


「がぁ………」


「おらっ…おらっ」


クフッ、あはは! 最高、本当に合格……! 待ち侘びたよ、これほど完璧なクズを……!


「…あ〜。もう、良いか」


「……あ? 何をブツブツ言ってやがる」


リーダーが苛立ち、泥水にまみれた僕の頭をさらに強く踏みつける。

だが、その足は一ミリも沈まなかった。


次の瞬間、リーダーの体がまるで巨大なバネに弾かれたように宙に浮いた。


「がっ……!? な、なんだっ、今のは――」


俺が『頭の力だけ』で、踏みつけていた足を跳ね除けたのだ。そしてゆっくりと立ち上がる。


先程まで震えていた膝は微動だにせず、泥まみれの背筋は不気味なほど真っ直ぐに伸びている。



「ようやく終わったか。それじゃあ……お楽しみの『ご馳走』の時間だぁ」


「お、お前……その声……それに、その目はなんだよ……!」


リーダーが数歩、後ずさる。


それまで「僕」と呼んでいた幼稚なガキは消え、そこには、ただ静かにご馳走を見定める「俺」が立っていた。


「ま、待て……おい! お前ら、何を見てる! こいつを殺せ! 俺を助けろ! 早くしろ!」


リーダーが仲間に叫ぶが、誰も動かない。

いや、動けない。俺から溢れ出したドロリとした殺気が、その場の全員の心臓を掌握していた。


「あはは、嘘つきは小次郎の始まりなんだよね。君、さっき『置いてやってる』って言ったよね? 違うよ。俺が、君たちの『お荷物』を運んであげてたんだよ。……ゴミ捨て場までね」


「ひっ……! くるな、来るな! 悪かった! 冗談だろ!? 金ならやる! 装備も……」


さっきまでの威勢は消え、鼻水と涙で顔をぐちゃぐちゃにした『ただの怯える肉塊』がそこにあった。


「ひっ、ひぃぃぃ! くるな、来るなっ……!」


リーダーは泥の中で無様に腰を抜かし、後退りをしていた。


さっきまでの僕を「ゴミ」と呼んでいた口からは、今はただ、濁った音が漏れるだけだ。


俺は、腰を抜かしているリーダーの前に立ち、腰を低くした。


「あーあ、そんな顔しないでよ。……せっかくの『ご馳走』が、台無しになっちゃうじゃないか」


怯えきったリーダーの視線が、俺の「目」に捕らえられた。逃げ場はどこにもない。


「嫌だ…俺は……王国騎士団の推薦もも貰ってるんだ! こんなところで終わるわけには…終わっていい人間じゃ…!」


「へぇ、それ、全部俺が代わりに倒してあげた魔物の手柄だよね? 君が誇ってる人生って、全部『俺からの借り物』だったんだよ。……借りてた物はきちんと返さないとね……返して」


「が……ぁ……あ…………」


言葉にならない恐怖で音を出すリーダーの顔面を、俺は『ガシッ』、と、大きな手で掴んだ。指先からドロリとした「俺の愉悦」が、直接彼の脳へと流れ込んでいく。


「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


夜の森に、裂けるような断末魔が響き渡った。リーダーの体はビクンと大きく跳ね、それから糸が切れた人形のように、泥の中に崩れ落ちた。


……。


しん、と、雨の音だけが戻ってくる。


足元に転がっているのは、さっきまでの傲慢さの欠片もない、ただの「空っぽ」の肉塊だ。もう自分が誰かも、何をしていたかも、この先どう生きるかも、何も思い出せない肉。


俺はそれを見下ろし、感情の失せた声で、そっと囁いた。


「おやすみ。俺の玩具おもちゃ


俺は歩き出す。


背後で雨に打たれる「かつてのリーダー」だったモノに、興味はもう一ミリも残っていない。


「あー、お腹いっぱい。次はもっと、いい玩具を探そうかな〜楽しみだなぁ〜」


鼻歌を歌いながら、俺は深い森の闇へと消えていった。

【※AI利用に関する表記】

本作は、作者が考案したプロットや設定、および言葉遊びをベースに、本文執筆の一部(50%程度)にAIのテキスト出力を利用・調整して作成しています。



「嘘つきは小次郎の始まり」僕(俺?)の幼稚な復讐劇、楽しんでいただけたでしょうか。


もし「もっとこいつの蹂躙が見たい!」「スカッとした!」と思っていただけたら、下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして、僕にご馳走ポイントをいただけると嬉しいです。


あなたの評価が、次のクズパーティを見つける軍資金になります。


好評であれば続編を作ります。

一応続編の内容は既に考えていますのでご心配なく(時間の都合で他作品を優先するので)

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