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何となく思い書いてみました
月が輝く夜赤い雨が降りしきる
そこは死者の国
様々な者が重なり合い散っていく
それでもなお一人の少女はそこに立っていた
真っ赤に輝く目
月の光に輝く髪
漆黒に染まる服
どれもが彼女の為に作られし物
嗚呼、彼女は嘆くこの世界を
嗚呼、彼女は悲しむこの世界を
嗚呼、彼女は想うこの世界を
様々な思いが重なり合う
彼女には何もなく何でもある
ただその心のみからっぽ
それでもなお彼女は想う
これは原初の書
彼女の為の世界であり彼女の鎖でもある
さあ今宵は物語の開幕
彼女の運命を救い彼女を解き放つ者は
現れるのか
原初の書 作者くぁwせdrftgyふじこlp