未来から来た頭と体3
序章(後編1) バイザックは、群衆500万人の前で演説をした。 『皆の者聴けー我は、このワールドSの皇帝バイザックだ。皆の者に聞くアンドロイドとは何だ?我には、家畜同然の豚だ。なぜあんな汚らしい者たちが存在するか話そう………今から300年前2100年の事だ…人類がまだ存在した年一人の科学者が一体のアンドロイドを作った。そのアンドロイドは、人間と共存する為に作られた最初のアンドロイドだ。名前はエライザ。エライザは、人間の為によく働き人間とより良い関係を築いた。その後エライザのタイプアンドロイドが製造され、多くて1000万体作られた。だがある者がその環境に不満を抱いた。その者は、ロボット工学の権威リチャードナタリー。ナタリーは、(アンドロイドよりもっといいタイプのロボットがある)と思った。ナタリーは、2010年代に流行ったAI技術を元にAI搭載のロボットを作った。それが我バイザックだ。ナタリーは、この技術をもっと広めようとした。これなら人間の為に働くアンドロイドは要らないと思いアンドロイド消滅作戦を考案した。ついでにアンドロイドと共存した人類そして生きている全ての生き物も憎むようになり、この世界をAIロボだけの世界を築こうと考えた。それには、AIロボを大量生産し世界中に攻撃した。世界の大半の人類、全ての生き物が消滅そしてアンドロイドも900体消滅した。残りのアンドロイドは、家畜として生き残った。ナタリーはいずれ自分が神になる存在になる事を信じて冷凍保存し、その時を待った。それから200年後ほとんどがAIロボからAIヒューマノイド通称AIマンが生まれ、我も改造し、今日に至るという訳だ。今までは、アンドロイドを家畜同然の存在だったがその考えももう古い…これからは、全てのアンドロイドを消滅し、この世界を最高最善の国ワールドSとして生まれ変わる事を宣言する。その為なら戦争をする事になる。革命戦争だ。我の考えに賛同する者たちよさぁー今こそ武器を手にし、全てのアンドロイドを排除するのだーーーーーー。』演説後群衆から鳴り止まない歓声や拍手が鳴り響いた。
一方ガイムは、他のアンドロイドが住むエリアに移動し、ある人を訪ねた。その人は、このエリア内の科学者で名前をアキオという名前だ。