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振り返った桜が遠くに霞んで見えた
学舎を去る彼女には、両片思いの年下君がいました。
だけど、卒業間際、彼のことを真剣に考えている彼と同い年の女の子の存在を知り、思いを秘めて去ることにしました。
>>2❀
あなたに言いたい事があるの。
私なんかが言う事じゃないけど。
これから先、君の方がこの学舎で彼と多くの時を過ごす。
共に思い出を作ることを躊躇わないで、どうかここでの時を大切にね。私が言えた事じゃないけど、これからも彼をよろしくね。
真っ直ぐなあの子に道を譲ろう。私の役目はここまでだ。
✿あとがき
伝わりにい作品だったかもしれませんね。
恋そのものは叶ったかも知れませんが、彼女が選んだ道は...というお話です。
改行にまだまだ悩み中です。