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十七戦記    作者: ヨロイ
三章 第三次世界大戦
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十七戦記 18話 ココリランドの攻防

10月、

遂に通商連邦は攻めてきた。アメイジス合衆国とオールヒ連邦は完全に膠着状態にはいってしまった。

中国に攻めてきたが、連邦の真意を見抜いていた参謀はすぐに北方主力軍は千島列島に移動させた。

そして案の定、連邦の主力軍は千島列島の一番北の島に攻めてきた。


11月 領剣 対連邦方面軍司令部会議室


ここに耳口少佐と森口大将、北方方面軍大将の真田信長 かつてロシアン帝国相手に知力でかった男。


森口大将が先に口を開いた。


「まずここに集まってもらったのは冬季の方針を決定するためだ。まず冬季攻勢案と防衛案の二つ、そしてその両方だ。」


「両方?」


「ああ。耳口君、問題だ。半島を真正面から陽動攻撃した場合、君ならどうする?」


(陽動?防衛しつつの攻撃、ということは包囲撃滅戦か。ならもっともでかい一撃を与えられる方法、物資を運べないようにする、ということは)


「ココリランドに上陸?ですかね」


「ほう。正解だ。」


ココリランド オホーツク海の北にある氷河で削られた軍港。連邦の海軍の主力があり複雑すぎる地形に無数もの砲台、戦艦があり、半島唯一の鉄道がある。

だが難攻不落を誇っており、


「海上からは攻めれません!」


「海上から攻めれないのは砲台があるからだ。ならその砲台をつぶせばいい。」


自信満々でいう森口大将


「ほう。そういう事か。さすが森口、ゲスイこと考えるなー。空中から砲台をつぶせとはな。普通の航空隊、魔道部隊では勝てないが、普通でなければいいと。」


「真田大将、なにか考えが?」


「なに、簡単なことだ。」



連邦領ココリランド 無数もの入り江に砲台があるこの地に突然空間がさける音がした。


「はいはーい久々に登場。リコでーす。では、ごきげんよう(笑)。」


特別戦闘班だ。


「各隊散開砲台を速やかに無力化しろ。いいか、30分以内だ」


各隊が散開し砲台を消したり、破壊していった。


最初は奇襲攻撃によってある程度蹂躙したが、次第に応戦するようになり、こちらに脱落者がでるようになった。


「こちら幸太郎中隊、すでに脱落者多数、ですがあと少しで」


その時だった。突然リコが


「12時の方向から他種族反応あり、妖魔族デモニア上級悪魔、グランブレイブです」


リコのいった方向にくちばしがとんがった生物がいた。そいつから紫色の砲弾が飛んできた。


「く、あいつをつぶさなくては。谷口中隊、ついてこい。」


「あの少佐、二個中隊で上級悪魔は無理ではないですか?」


という谷口に対し、


「無理でもやらねばならん。おい、他のやつはいそいで砲台を無力化しろ!」


といい、全速力でグランブレイブにつっこんでいった。


(上級悪魔はどいつも異常な再生能力を持っている。たとえば、首を吹っ飛ばしても3分で再生してしまう。ただ、うなじやしっぽや)


のどに傷跡があった。


「のどが弱点だ!貫通術式展開。ぎりぎりまで接近!」


距離500m 400、300、200、100、


「うてー」


無数の弾丸がグランブレイブに向かっていった。そのうちの一つがやつののどにあたって倒れた。

ちょうど、


「こちら幸太郎中隊、南側の砲台すべて破壊した。」


「はーいリコでーす、北、西側砲台消去しました。もう、地形をかえるなーなんて難しいこといって。」


「あーはい。頑張ったな。任務完了、帰還するぞ。」


軽く受け流した。

そして海上から砲撃が聞こえた。無数の大日海軍の艦隊だ。


それからは蹂躙だった。砲台がなくなったことにより簡単に上陸でき、ココリランド制圧した。


北方方面軍総司令部


森口大将と真田大将がいた。


「まったく森口よ。えぐいこと考えるんだなー。敵を後ろから蹴り飛ばすとは。そのうえ、不浄王を盾に使うとは。」


不浄王、かつて十王と呼ばれた一体。かつてペスト菌、天然痘などを作り出し、世界を滅ぼしかけたりした。

もちろん人間側もやすやすとやられるわけにもいかないので過去に30回ほど討伐しようとしたが、分厚い瘴気の壁を突破することができなかった。

半径40㌔に及ぶ瘴気の壁、人間がはいれば1分ももたずに死んでしまう。多種族でも最大6時間しかもたない。そのため人は近づかない。


「あいつらがうまくやってくれたことに感謝だな。やつらにも休息を与えよう。」


「まさかあそこのことか?」


「ああ、さすが真田。」



オホーツク海海上を飛行する特別戦闘班


「まさかグランブレイブをたった二個中隊でつぶせたのは想定外だったなー」


という谷口。


「いや、あれくらいしないとここから生き残れないぞ。この辺はあれと同等かそれ以上のやつしかいないぞ」


そう会話していたら突然目の前が光だした。


「はなれてください。」


男が立っていた。


「これは失礼、我が名は怠惰王フェミニスト以後お見知りおきを」

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