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十七戦記    作者: ヨロイ
二章 休息
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十七戦記 15話 古都

深い深い森を進んでくと、ふるい城壁が見えてきた。植物で覆われた城壁はかなり昔にできたようだ。


「なんだこれ。いつの時代の建築物だ。」


「たぶん2000年ほど昔、大戦のあとに建てられたみたいです。この周りに結界が張られています。かなり昔の高度な魔法ですね。上空には幻覚魔法が展開されていてここはニセの地面が写されていますし、地上には濃い霧がでて近づいてきた者を追い返す。コンパスがないと行くことができませんねこれ。」


「とりあえず、なかにはいろうぜ。」


城壁をこえるとそこにはかつての中庭があった。

中庭にはかなりの多くの植物がはえていた。

奥の方にぼろぼろの建物があった。

そこにむかって進んでいると


「そこの人たち、なにしにきたんだ?」


噴水のとこに座っていた黒い服を着て、大鎌をもった女がいた。


「ただの調査だ。」


「なら一つ要求してもいいですか?」


「叶えれることなら」


「食べ物をください。二日間なにもたべてないんですよ。」


「ならカバンの中にあるカロリーメントをあげるよ。」


「ありがと~~~あ、名前いってませんよね。死神族デスゴットのリアスです。そこの悪魔以外は気軽にアスとお呼びください。」


リコがおこった顔でこういった。


「だれが悪魔ですってこの地べたを這いまわる雑魚が。」


「ちょっと待て二人とも。ケンカはやめろよ。」


「ケンカではありません。殺しの宣告をしているだけです。」


「ええ、今から殺し合いをするんですよ。いやいじめをするんだよこの死神を殺害するだけ」


「いったい昔になにがあったんですか?」


「そうだな。幸太郎あれは今から30年も昔だ。」


「そんな話はいいよ。本来の目的を忘れるな。俺たちの目的はこの古都というか遺跡の資料を集めるだけだ。なあ、これのどこが古都だ?」


たしかに立派な遺跡だが都市にはまったく見えない。どちらかと言えば、お墓みたいだ。


「隊長、あそこにある大きな建物になにかあるのではないでしょうか?」


谷口中隊長が言った。


その建物の入り口に壁画と文字があった。だがこの文字はかなり昔の文字で読むことはできなかった。


「リコ、これなんてかいてあるか読めるか?」


「この私に読めない言語は存在しません。これは古代人類語ですね」


古代人類語 それは、いまから約2000年もむかし、人類が初めての世界統一を果たした時にできた統一言語だ。


「となるとこれは2000年ほど昔の遺跡か。で、なんとかいてある?」


「これは、  我、アーサー王が愛しの弟の墓に世界の裏の記録を記す。ここは当時300人もの人が住む地下都市であった。ここほど安全なところはなかった。そとは死の灰と山を、湖を、地形を破壊する兵器が、魔法が飛んでいた。何時からだろう、人間が地下に引きこもりだしたのは。だがそのひきこもり生活を終わらしたのはあなただ。だがあなたは世界の歴史に残ってはいけない。だがせめて墓だけは作る。ここが戦争を終わらせた最初の地なのだから。」


どうやらここはあの狂気の戦争を終わらせるきっかけになった地であり、古都とは地下都市のことみたいだ。


「もっと先にすすむしかないな」


いろいろ探索していたら地下に通じる階段を見つけて降りて行ったらそこには巨大な都市があった。都市の中心部に行くとそこには割れた岩がありそこにもなにか文字が書かれていた。


「これは、 この岩に突き刺さった剣は英雄の剣。すべてのものを切り裂くことができる、神が与えた唯一のもの そしてこの剣を抜いたものは勇者だ。と書いてあります」


「たぶんこの勇者はアーサー王のことだろ。まだ帰れるほどの資料は集まってないから探さないと」


それから4時間経った時突然隊の無線に声がかかった。


「耳口大尉らに告ぐ。至急司令部まで戻ってこい!繰り返す。至急司令部まで戻ってこい。」


慌てていたような声だった。


「おい、仕方ない。今ある資料だけでいいから帰るぞ。」


「では私はこれでおわかれね。悪魔退治したかったけどまた今度にしましょう。」


とリアスは姿を消した。死神族の身体能力は全種族のなかで一番だ。


そして耳口らも遺跡からでて司令部まで空間転移した。

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