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十七戦記    作者: ヨロイ
第二次世界大戦
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十七戦記  9話 いにしえの大戦

アメイジス合衆国太平洋艦隊の残党は、珊瑚海周辺に集まっていた。その数は、300隻以上。


「ええと、俺たちだけで、半分まで沈めればいいんですよね。」


ここは、珊瑚海にも近いとある島。そこで山木中将から今作戦の内容を聞いていた耳口。



「ああ。そうだ。天使もいるんだから可能だろう?」


「やって見せましょう。」


テントから出た俺は、幸太郎に声をかけられた。


「耳口大隊長。前からずっと気になってたことがあるんですけど、なんでいにしえの大戦に人が勝ったのか知ってますか?」


「なんで俺に聞くんだ?」


「だって、耳口大隊長は、天使とも仲がいいから、いろいろ知っているのではないかと?」


「だったら本人呼んでくるから。にしてもなぜそんな疑問が?」


「それは、天使の化け物っぷりを見ていたら、どうして最終決戦で勝てたのかが不思議だったので。」


「おい、リコ、いるか?」

と呼ぶと、突然、リコが出てきた。


「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!どうもリコでーーす!」


「相変わらずテンション高いな。そう、こいつがお前に聞きたいことがあるんだと。」


「そう、最終決戦って、どんな感じだったんですか?」


「あれは、今から2000年以上も昔のことよ」


当時、世界は真っ二つに分かれていた。


天使族とその戦女神 パラスアテナ 幻想族ファンタズマに対し、

地精族ドワーフ率いる連合側の精霊族(エレメンタル) 死神族(デスキラー) 古霊族ゆうれい

森精族エルフ率いる同盟国側 竜精族(ドラゴニア) 巨人族ギガント 妖精族フェアリー 


それが、現在では、ヨーロッパの王国連邦あたりで陣を構えていた。


天使側は、妖魔族(デモニア)の一体、浮遊城 「アルバ」「ミルト」「リゼ」で待機し、

地精と森精は、海岸線に沿っていた。


天使族の王、戦女神 バラスアテナの住む「リゼ」で、


王は、退屈そうだった。


「余は、今までずっと勝ち続けた。余に勝てるものはもういないだろう。」


そばにいたミカエラが


「主に勝てるものは存在しません。」といった。


「知っているか?ライバルがいないと、何事もつまらないものだ。必ず勝つ戦争をしたって面白くはない。」


ミカエラは、主が何を言っているのか理解できないような顔をしていた。

そばにいたリコだって同じ顔だ。


「仕方ない、この戦争もすぐに終わらせよう。わが娘たちよ、戦闘用意だ。あれを撃つぞ。」


「はい」


あれとは、バラスアテナしか使えない、「神の一撃」のことだ。


やる気なさそうな顔をしながら放つ準備をし、そして、放った。狙った場所は、敵主力だった。


「神の一撃」は、どうやら敵の秘密兵器のおかげで、東の方向へ飛んで行った。


二発目をすぐに撃ったがそれも弾き飛ばされた。


「ほう、やるな。」


その時だった。突然、大爆音とともに、浮遊城「アルバ」が真っ二つに割れた。


「敵の反撃ですか?いや、おかしい。神の一撃を防ぐのに手いっぱいだったはず。」


「ミカエラさん。逆探知成功しました。今から映します。」


モニターみたいなものに映ったのは、


「これは、猿?二足歩行する猿みたいですね。なにか剣を持っているみたいですが?」



「これはエクスカリバーだ。 神すら殺せる聖なる剣。しかし、あれを使えるものはいないと聞くが。面白い。」

突然笑いだしたバラスアテナ。


エクスカリバーからでた光の斬撃は、森精のところまで行った。


「ほう、昔、終焉帝と戦ったとき あいつこう言ってたな 「最強の天敵とは最弱だ」とな。面白い。面白いぞ。余を殺せるものなら殺してみよ、最弱!」


といいながら外に出て、エクスカリバーを持つものの所に行った。だが、突然、光の柱がバラスアテナに直撃した。


「なんだこれは。これは余の神の一撃ではないか。そうか、これは機械族マキシナマムの攻撃か。」


逆探知したリナは、全身包帯だらけの、巨大な大砲を持った男を見つけた。


「リーファさん、今撃ってきた者は、先ほどと同じ二足歩行の猿です!」


「どういうことだ!二足歩行の猿が機械族マキシナマムと手を組んだという事か?」


そして、神の一撃を食らったバラスアテナは、


「あいつの言う通りか。」


と言って、死んだ。


「バラスアテナ様!」


バラスアテナの死と同時に、大爆音と、光に包まれた。やがて光は地球上を覆い、そして地面から魔力の柱が出現し、二足歩行の猿に魔法を与え、他の種族には、絶対順守の紋章。

通称 魔女の血判状がついた。


「以上、」


「エクスカリバーを持った男は確か、アーサー王だよね?」


「ああ、そうだぞ。歴史で習っただろ。」


「でも、全身包帯の男は誰ですか?」


「それはわからん。正体不明なんだ。一種の伝説みたいになっているんだ。そいつが戦線を操ったとかな。そんなことは不可能だ。」


その時、突然山木中将が、


「そろそろ作戦結構時間だ。準備をしろ!」

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