第4話 それぞれの想い
ビルカタウンの標高は1000mぐらい。インガーシティから列車で18時間ぐらいだ。この町は自然と歴史が見事に溶け合い、中心駅のビルカ駅には歴史あふれる建物が多く点在する。200年前の空襲で跡形もなく崩れたが、それらは修復され、多くの観光客が見物に来る。
そんなビルカタウンには、大地の祠があると聞く。かつて、大地の祠はペオンビレッジの山奥にあったらしい。だが、魔獣の英雄のリーダー、サラ・ロッシが女神竜サラになった時に大地の祠が女神竜サラを祀る祠となり、ここに新しい大地の祠ができたという。だが、それがどこにあるかはあまり知られていないという。
朝、インガーシティからの列車がやって来た。2日かけてリプコットシティに向かう夜行急行だ。終点のリプコットシティまではまだ遠い。ここで降りる人もいれば、ここから乗ってリプコットシティに向かう人もいる。
列車がホームに着くと、乗客が降りてきた。この町を散策する人もいれば、バスに乗り換えて山を目指す人もいる。彼らの行き先は様々で、彼らはみんな楽しそうな表情だ。
その中に、1人の少年がいる。那須野豊だ。ここに大地の祠があって、翔がここでノームのオーブを渡されないようにしているという。ノームのオーブは神龍教の神、王神龍を封印するために必要なもので、王神龍を封印するという5人の英雄から守っているという。
豊は列車の中で、翔の事を考えた。どうして彼らを殺そうとしたのか。こんな悪い宗教に入ってしまったのか。絶対に改心させて町に戻してやる。
列車から降りると、豊は背伸びをした。インガー駅から夜行急行に乗ってここまで来た。夏休みのためか、車内は混雑していて、座る事も出来ずに、夜は荷物室で寝た。豊の他に、荷物室で寝る人もいた。そのためか、とても疲れている。
列車はここで機関車を付け替える。ここから先は急勾配が続くために、アプト式になっている。ある人は立ち止まり、その付け替えの様子を見ている。だが、豊はそれに目もくれず、改札に向かう。
「ここがビルカタウンか」
豊は空を見上げた。今頃、翔は何をしているんだろう。早くあいつを改心させないと。
豊は改札を出た。多くの人が行き交っている。彼らの多くは観光客だ。大地の祠がどこにあるのか聞かないと。
「すいません、大地の祠ってどこにあるか知りませんか?」
豊は通りすがりの観光客に聞いた。その男は観光客で、サングラスを付けている。
「いや、知らないな」
その男は観光客で、この町の事はよく知らないようだ。豊は残念そうな表情になった。だが、まだまだ1人に聞いただけだ。次第にわかるだろう。
豊はメインストリートにやって来た。朝からメインストリートにも多くの観光客が行き交っている。豊は彼らを見て疑問に思った。彼らは、世界の危機を知っているんだろうか? 神龍教が世界を作り直し、人間を滅ぼそうと思っているのを知っているんだろうか?
今度は店の人に聞く事にした。昔からここにいる人なら知っているかもしれないと思ったからだ。
「すいません、大地の祠って知ってますか?」
「ああ」
豊は少し笑みを浮かべた。知っている人がいた。どこにあるのか知っているんだろうか?
「本当ですか? どこにあるんですか?」
「いや、そこまではわからないな」
豊は下を向いた。少し期待したが、場所が知らなければ意味がない。
豊は途方に暮れていた。なかなか見つからない。このままでは見つからないまま、世界が作り変えられてしまうかもしれない。
「なかなか見つからないな」
豊は昼ご飯を食べようと、近くの喫茶店に立ち寄った。喫茶店には多くの人がいる。彼らのほとんどは観光客だ。
豊は中に入ろうとしたが、満席だと言う。名前を書いて、豊は店の前で待つ事にした。待っている人の多くは家族連れだ。とても楽しそうだ。豊はそれをうらやましそうに見ている。自分もこんな家族がいてくれたらいいのに。
10分待って、ようやく喫茶店に入る事ができた。喫茶店にも多くの家族連れがいる。この喫茶店は家族連れに人気のようだ。
豊は入る前にすでにメニューを決めている。指定された席に座ってじっとしていた。家族連れは楽しそうに話している。だが、自分には誰も話す人がいない。翔が目の前にいたらいいのに。そのためには自分が改心させないと。
しばらくすると、注文したスパゲッティミートソースが出来上がり、テーブルに置かれた。朝食がパンだけだった豊はお腹がとてもすいていた。
豊はミートソースを食べながら、喫茶店にいる人々の話に耳を傾けていた。ひょっとしたら、その中に大地の祠にまつわる重要な事を知っている人がいるかもしれない。
その頃、豊の座っている席の近くで2人の女性が会話をしている。彼らはいたって普通の服装をしている。どうやら地元の人のようだ。
「知ってる? 最近、変な宗教が近くの洞窟を見張ってるんだって」
豊はその言葉に反応した。ひょっとして、神龍教じゃないかな? だとすると、そこが大地の祠かもしれない。行ってみよう。
「本当? 不気味ね」
ミートソースを食べ終えた豊は、彼らに話しかけた。きっと大地の祠の位置を知る手掛かりになるに違いない。
「すいません、それ、どこにあるの?」
「ど、どうしたんですか?」
2人の女性は驚いた。まさか話しかけられるとは。
「いや、知りたくて」
「ここよ」
女性の1人は豊の持っている地図に印をつけた。ここが問題の洞窟のようだ。きっとここが大地の祠だろう。よくわからないけど、行ってみよう。行って損はない。
食べ終えた豊は喫茶店を後にして、そこに向かった。早く翔を改心させないと。
1時間ほど歩くと、市街地を離れて獣道に入った。この辺りはなぜか開発が進んでいないようだ。何か理由でもあるんだろうか? ひょっとして、ここを開発したら神の怒りに触れるからだろうか?
豊は獣道を進み始めた。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンだ。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、茶色いドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは豊に噛みついた。だが、豊はびくともしない。
「覚悟しろ!」
豊は姿を消して、茶色いドラゴンを何度も斬りつけた。茶色いドラゴンは少しひるんだが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも豊はびくともしない。
「それっ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。豊の表情は変わらない。
「とどめだ!」
豊は雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
豊は息を切らした。ここにも敵がいるとは。油断できないな。
「ここに敵がいるなんて」
豊は前を見た。だが、洞窟はまだ見えない。どこまで歩けばたどり着けるんだろう。
豊は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。巨大なムカデだ。
「覚悟しろ!」
豊は姿を消して、巨大なムカデを何度も斬りつけた。だが、巨大なムカデはびくともしない。
「ギャオー!」
巨大なムカデは豊に噛みついた。豊はびくともしない。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なムカデは暑がったが、すぐに気を取り戻した。
「グルルル・・・」
巨大なムカデは毒の牙で噛みついた。豊は毒に侵されない。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
巨大なムカデは豊に噛みついた。それでも豊はびくともしない。
「とどめだ!」
豊は姿を消して、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
豊は拳を握り締めた。どれもこれも翔が仕掛けているんだろうか? 今に見てろ。俺が改心させてやる!
「くそっ、あいつらが見張らせているのかな?」
豊は再び進み出した。すると、洞窟が見えてきた。その洞窟の入口は立派な造りだ。やはりここが大地の祠だろうか?
「ここが大地の祠かな?」
豊は洞窟に向かって進み出した。だが、あと少しの所で、敵が襲い掛かってきた。モグラの魔法使いだ。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。モグラの魔法使いの体に火が点いた。
「天の怒りを!」
モグラの魔法使いは魔法で雷を落とした。だが、豊の体はしびれない。
「覚悟しろ!」
豊は姿を消し、モグラの魔法使いを何度も斬りつけた。モグラの魔法使いの表情は変わらない。
「炎の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で火柱を起こした。それでも豊の表情は変わらない。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
モグラの魔法使いは持っていた杖で豊を叩いた。だが、豊はびくともしない。
「とどめだ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
豊は洞窟の前にやって来た。洞窟の前には1人の見張りがいる。その見張りは龍のペンダントを付けている。どうやら神龍教の信者のようだ。
「あいつらが見張ってるのか」
豊は思った。1人でこの洞窟に入ったら、多くの敵が襲い掛かってくるだろう。こうなったら死んでしまう。だったら、自分が敵に化けて奥に進もう。そして、その奥で翔を見つけて、改心させよう。
豊は洞窟の入口にいる茶色いドラゴンに襲い掛かった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、茶色いドラゴンの表情は変わらない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは豊に噛みついた。だが、豊はびくともしない。
「それっ!」
豊は姿を消して何度も斬りつけた。それでも茶色いドラゴンの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。豊の体に火が点かない。
「覚悟しろ!」
豊は炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも豊はびくともしない。
「とどめだ!」
豊は姿を消して何度も斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
豊は倒した茶色いドラゴンに化けた。どう見ても神龍教の信者の茶色いドラゴンにしか見えない姿だ。
豊は洞窟に入った。洞窟の中には敵がいる。茶色いドラゴン、巨大なミミズ、巨大なムカデ、モグラの魔法使い。だが、見た目は茶色いドラゴンだ。敵が入ってきた事に気付いていない。普通に見ているだけだ。
「おっ、見回りご苦労」
突然、別の茶色いドラゴンが声をかけた。どうやら神龍教の信者だと思っているようだ。
「ありがとうございます。実は私、今日からここに配属された人でして、道に迷いまして」
豊は少し怯えながら答えた。その表情はまるで気の弱い新人のようだ。
「わかった。どこに行きたいんだね」
茶色いドラゴンは優しそうな声だ。あれだけ悪い事にしているのに。全く別人のようだ。
「ノームのオーブを守っている場所です」
「そ、そうか。それを知ってどうしたんだ?」
茶色いドラゴンは驚いた。来たばかりなのに、どうして行こうと思っているんだろう。何か深い理由があるんだろうか?
「ただ単に知りたいだけ」
豊は戸惑っている。どう答えればいいんだろう。ひょっとしたら、不審に思って、襲い掛かってきそうだ。
「そうか。緊張するなよ。怖い人じゃないんだから」
茶色いドラゴンは豊の肩を叩いた。豊の顔は少しほころんだ。そんなに怖い人じゃなさそうだ。
「あ、ありがとうございます」
2人は大地の祠の中を歩いていく。その中はまるで迷路のようで複雑だ。その中には多くの敵がいたものの、敵に化けている豊に襲い掛かる敵は1匹もいない。
「どうしたんだい?」
「い、いや。緊張してるので」
豊は照れくさそうだ。その様子を茶色いドラゴンは微笑ましい表情で見ている。きっと緊張しているんだろう。
しばらく歩くと、祠の奥に着いた。その奥には緑の龍がいる。それを見て、豊は驚いた。翔だ。豊は、龍の姿の翔を見た事がある。背中に乗せてもらった事がある。翔はノームのオーブを握って、英雄が来るのを待ち構えているようだ。
「この人がノームのオーブを守っている翔様だよ」
翔は怖い目つきだ。いつもの翔とは明らかに違う。神龍教の信者になり、すっかり変わってしまったんだろうか? だが、必ず改心して、故郷に戻してみせる。
「これがノームのオーブか」
豊は翔が握っているオーブをじっと見つめた。そのオーブは茶色い光を放っている。その中にオーブの力があるんだろうか?
「ああ、以前はペオンビレッジの祠にあったらしいが、あそこが女神竜の祠になったために、ここに移されたんだ」
「そうなんだ」
豊は昔話に耳を傾けた。絵本ではかなり大まかな話しかない。こんなに詳しい話を聞くことができるなんて。本当に感激だ。
「それじゃあ、あっちを見張りしてくるね」
「わかった」
豊は部屋を後にした。茶色いドラゴンはその様子をじっと見ていた。これからこの仕事に慣れて、いい信者になってほしいな。茶色いドラゴンは期待しているようだ。
豊から少し遅れて、別の夜行急行がやって来た。その列車にも多くの人が乗っていて、ここで多くの人が乗り降りした。
その中に、少年と大学生がいる。太一とダミアンだ。豊同様、大地の祠に向かうようだ。そのとき2人は知らない。豊が大地の祠に向かっている事も、豊とこの先で合流する事も。
2人はインガーシティのインガー駅まで夜行急行で過ごした。豊同様、2人が取ったのも自由席だ。自由席には多くの乗客がいて、全く座れなかった。車内はデッキで立っている時間がほとんどで、床に寝そべって1夜を過ごした。移動は大変だが、人間を救うためには耐えないと。
「着いた」
太一は深く息を吸った。ここは標高が高い。まるで故郷のようだ。故郷も標高の高い所にあり、この時期は登山客で賑わっている。
その頃、夜行急行の機関車の付け替え作業が行われている。だが、豊同様、2人は目もくれずに夜行急行から降りた。
夜行急行を降りて、ダミアンは辺りを見渡した。ここにも多くの観光客がいる。そこにいる人々は、もうすぐ世界が作り直されて、人間が絶滅するかもしれない事を知っているんだろうか? そして、世界を救う英雄が現れようとしているのを知っているんだろうか?
「ここに大地の祠があるんだね」
「ああ。昔はペオンビレッジにあったらしいんだけど、今はここだ」
ダミアンはその話を聖クライド魔法学校で習った事がある。それは普通の学校では習わない事だ。聖魔導になれる可能性のある子供達だけが知る事ができる。
「自然豊かな所だね」
太一は辺りを見渡した。街並みもまるで故郷のようだ。太一は故郷の事を思い出した。焼き討ちに遭う前はこんな風景だったな。神龍教を倒して、村を復興させるきっかけを作らねば。だが、復興するまでにはどれぐらいの時間がかかるだろう。
「うん。大地の祠はこっちだ。早く行こう」
「ああ」
2人は美しい周りの風景に目もくれず、すぐに改札を出て、駅前にやって来た。駅前にも多くの人がいる。だが、すぐに駅前を後にして、大地の祠がある場所に向かった。
1時間ほど歩いて、2人は獣道にやって来た。今さっき、豊が歩いた道と同じだ。だが、大地の祠はまだ見えない。もっと奥にあると思われる。
「何も見えないな」
「大丈夫。あの先にあると知っている」
2人は進み始めた。だが、なかなか見えない。見えるのは獣道と茂みばかりだ。見えないけれど、進んでいこう。必ず見えてくるはずだ。
しばらく進むと、敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「くそっ、ここにも敵が!」
「戦おう!」
2人は拳を握り締めた。すると、彼らも戦いの構えを取った。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンと巨大なミミズは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「天の怒りを!」
モグラの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。だが、2人はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、体がしびれた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2匹は大きなダメージを受けた。1匹の茶色いドラゴンは倒れ、残った1匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
こんな所にも敵が現れるとは。きっと神龍教の信者で、僕らが来るのを邪魔しているようだ。
「俺たちが来るのを邪魔してるのかな?」
「そうに違いない!」
ダミアンは神龍教が許せないと思った。早く王神龍を封印して、神龍教を滅ぼさないと。
2人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で4匹を氷漬けにした。4匹は大きなダメージを受け、1匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
巨大なムカデは毒の牙で太一に噛みついた。太一は大きなダメージを受け、毒に侵された。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一の体の毒を消した。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
巨大なムカデは毒の牙でダミアンに噛みついた。だが、ダミアンは毒に侵されない。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、巨大なムカデとモグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「とどめだ! 炎の力を!」
ダミアンは魔法で巨大な火柱を起こした。茶色いドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、洞窟が見えてきた。大地の祠のようだ。ダミアンはそれに反応した。どうやら知っているようだ。
「あの洞窟が大地の祠だ」
ダミアンは魔法学校の教科書で見た事がある。入口の写真が教科書に載っていた。
「早く行こう!」
2人は洞窟に向かった。だがその直後、敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受け、2匹の巨大なミミズは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受けた。1匹の巨大なミミズは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
2人は洞窟の中を進んだ。中はとても静かで、辺りは暗い。そして迷路のように中が複雑だ。
「まるで迷路のようだな」
2人は周りを警戒した。突然、敵が襲い掛かってくるかもしれない。暗闇では敵がよく見えない。気を付けよう。
「どこに行けばノームのオーブにたどり着けるんだろう」
太一は不安になった。だが、先に進まないと。進まなければ、世界は作り直されてしまう。
「負けずに先に進もう」
2人は先に進んだ。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で4匹を氷漬けにした。4匹は大きなダメージを受け、2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受けた。
「氷の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で2人を氷漬けにした。だが、2人は氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受けた。1匹の巨大なムカデは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが、茶色いドラゴンはびくともしない。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「とどめだ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
太一は息を切らした。あまりにも強い敵だったからだ。昨日に比べて強い敵だ。
「こんな所にも敵が現れるなんて」
だが太一はすぐに気を取り戻した。まだ入ったばかりだ。この先は長い。まだまだ敵が襲い掛かってくるだろう。ここでひるんでいたら この先続かない。
「神龍教め」
ダミアンは拳を握り締めた。こんな所にも敵を仕掛ける神龍教が許せない。絶対に王神龍を封印してやる!
2人は暗闇に向かって歩き出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受け、1匹の巨大なミミズとモグラの魔法使いは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
巨大なミミズは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
巨大なミミズは炎を吐いた。それでも2人はびくともしない。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
巨大なミミズは氷を吐いた。だが、2人は氷漬けにならない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは太一に嚙みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「それっ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大なミミズは倒れ、茶色いドラゴンは体がしびれた。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ! 氷の力を!」
ダミアンは魔法で茶色いドラゴンを氷漬けにした。茶色いドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、光が見えてきた。その先には何があるんだろう。早く行こう。
「光が見える!」
「行こう!」
2人はその先に進もうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと巨大なミミズと巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンと巨大なミミズは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは大きなダメージを受け、体に火が点いた。
「天の怒りを!」
モグラの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。だが、2人はびくともしない。
「ガオー!」
巨大なムカデは毒の牙で太一に噛みついた。それでも太一はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンはびくともしない。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受けた。巨大なムカデとモグラの魔法使いは表情が苦しくなり、氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、巨大なミミズは倒れた。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。残った茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。残った茶色いドラゴンは倒れた。
暗い洞窟を抜けると、そこには鍾乳洞があった。大地の祠に鍾乳洞があるとは。ダミアンはそこまで知らなかった。
「鍾乳洞だ!」
太一は驚いた。まさかこんな洞窟の奥深くに鍾乳洞があるとは。すごい所にノームのオーブはあるんだな。
「こんな所に鍾乳洞があるなんて」
鍾乳洞の橋には細い崖があり、その先にはまた暗い洞窟がある。また洞窟だ。どこまで行けばノームのオーブはあるんだろう。
「細い道だ。慎重に進もう」
太一は下を見た。鍾乳洞の下の水には大量の肉食魚がいる。肉食魚は獲物を今か今かと待ち構えているようだ。
「こんな所にも肉食魚がいるなんて」
太一は震えあがった。こんなにに食われたくない。慎重に崖を進もう。
「落ちないように気を付けよう」
「うん」
数分ゆっくり歩いて、ようやく崖の向こうにたどり着いた。この先には何があるんだろう。
2人は洞窟に入ろうとした。だが、扉が閉まった。2人は驚いた。
「扉が閉まった!」
ダミアンは扉をゆすった。だが、扉は開かない。
と、その時、水の中の肉食魚が2人の足元に群がってきた。異様な数だ。一体何だろう。
「な、何だ?」
2人は不思議そうにじっと見ていたその時、肉食魚が1つになり、巨大な肉食魚となった。巨大な肉食魚は2人に向かって襲い掛かってきた。
「敵が襲ってくる!」
「やってやろうじゃないか!」
ダミアンは拳を握り締めた。巨大な肉食魚も戦いの構えを取った。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。だが肉食魚の体はしびれない。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも肉食魚の体はしびれない。
「ガオー!」
巨大な肉食魚は太一に体当たりした。だが、太一はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な肉食魚はびくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも巨大な肉食魚はびくともしない。
「グルルル・・・」
巨大な肉食魚はダミアンに噛みついた。ダミアンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な肉食魚はなかなかしびれない。
「ギャオー!」
巨大な肉食魚は太一に噛みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な肉食魚の表情は変わらない。
「ギャオー!」
巨大な肉食魚は毒の牙で噛みついた。ダミアンは大きなダメージを受け、毒に侵された。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分の体の中の毒を消した。
「えいっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な肉食魚は少し険しい表情を見せたが、すぐに持ち直した。
「ガオー!」
巨大な肉食魚はダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な肉食魚は体がしびれ、表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な肉食魚は倒れ、閉まっていた扉が開いた。どうやら敵を倒すと開く仕組みのようだ。
その先はまた暗い洞窟だ。一体どこまで続くんだろう。先が見えない。
「また暗い洞窟か」
「ああ」
2人は洞窟を進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受け、2匹の巨大なミミズは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「星の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。だが、2人はびくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも2人はびくともしない。
「グルルル・・・」
もう1匹の茶色いドラゴンは太一に噛みついた。だが太一はびくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受けた。1匹の茶色いドラゴンとモグラの魔法使いは氷漬けになり、表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは雷を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは太一に嚙みついた。だが、太一はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。もう1匹の茶色いドラゴンは洋上が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。残った茶色いドラゴンは倒れた。
ダミアンはいつの間にか汗をかいている。強い敵が多くいるからだ。
「ここにも敵が」
だが、ここでひるんでいてはならない。冒険はまだまだ始まったばかり。これからもっと強い敵が襲い掛かってくるに違いない。これはまだ序の口なんだ。
2人は再び進み出した。しかし、程なくして敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受け、2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが、モグラの魔法使いはびくともしない。
「天の怒りを!」
モグラの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。だが、2人はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で4匹を氷漬けにした。4匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。茶色いドラゴンは表情が苦しくなり、体がしびれた。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、光が見えてきた。今度はその先に何があるんだろう。
「光が見える!」
「今度は何だろう」
2人は光に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だがモグラの魔法使いはびくともしない。
「雪の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で猛吹雪を起こした。だが、2人はびくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも2人はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。5匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受けた。巨大なムカデは倒れ、もう1匹も表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが、茶色いドラゴンの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けると、大きな通路に出た。その通路には巨大なミミズの石像がある。こんな洞窟の奥に何だろう。
「何だこの石像は」
ダミアンは石像を見上げ、首をかしげた。これは一体何だろう。
「わからない。先に進もう」
「うん」
その先には再び洞窟がある。2人は石像に目もくれず先に進もうとした。だが、石像が動き出し、2人に襲い掛かってきた。
「な、何だ?」
2人は驚き、立ち止まった。まさか襲い掛かってくるとは。
「襲い掛かってくる仕掛けなのか!」
「やってやろうじゃないか!」
巨大な石像は戦いの構えを取った。2人も戦いの構えを取った。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。だが巨大な石像はびくともしない。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも巨大な石像はびくともしない。
「ここで息絶えろ!」
巨大な石像はダミアンに噛みつき、勢いよく突き落とした。ダミアンは大きなダメージを受けたが、何とか持ちこたえている。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で巨大な石像を氷漬けにした。だが巨大な石像は氷漬けにならない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な石像の表情は変わらない。
「死ね!」
巨大な石像は炎を吐いた。だが、2人はびくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。それでも巨大な石像の表情は変わらない。
「ガオー!」
巨大な石像は氷の息を吐いた。2人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な石像は少し苦しい表情を見せたが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
巨大な石像は炎を吐いた。2人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な石像は少し表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
巨大な石像は炎を吐いた。だが2人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な石像は体がしびれた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な石像は表情が苦しくなった。
「とどめだ! 天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な石像は倒れた。
その先の洞窟は、長い下り坂だ。その先は暗い。今度は何があるんだろう。
「長い下り坂だな」
「先が見えないよ」
2人が進み出したその時、大きな音がした。それに気づき、2人が振り返ると、そこには岩があり、2人に迫ってきている。
「な、何だ?」
「巨大な岩が迫ってくる!」
それに気づき、2人は下り坂を走った。その先には何もない。急いで逃げよう。このままでは押しつぶされてしまう。
「早く逃げよう!」
「うん」
2人は大急ぎで下り坂を走った。次第に右側に光が見えてきた。ここに避難しよう。
「早く早く!」
2人は大急ぎで次の部屋に入った。そこは鍾乳洞だが、崖がなくて、通路が広い。
「ふぅ、助かった」
「どこだここは?」
2人は辺りを見渡した。ここにも鍾乳洞があるとは。一体この中はどうなっているんだろう。
と、ダミアンは茶色いドラゴンを見つけた。その茶色いドラゴンは敵のように見える。
「くそっ、ここにも敵が!」
ダミアンは戦いの構えを取った。だが、茶色いドラゴンは優しそうな表情だ。
「ど、どうしたんですか?」
「えっ!?」
ダミアンは驚いた。優しそうな声だ。本当に敵だろうか?
「実は、敵に化けてここに潜入してるだけなんです」
2人は驚いた。まさかここに人がいるとは。ノームのオーブを狙ってやって来たんだろうか?
「えっ、そうなんですか?」
「はい。ここでノームのオーブが取られないように守っている翔っていう男を改心させようと策を練っているんです」
その時、その近くにいた本物の敵が反応した。まさか、あいつが敵だったとは。だまされたからには殺さねば。
「おのれ、こいつ敵だったか?」
「くそっ、バレた」
それに気づいた敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「食らえ!」
仲間の茶色いドラゴンは炎を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いの体に火が点いた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは体がしびれ、表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、3人はびくともしない。
「ガオー!」
もう1匹の茶色いドラゴンは雷を吐いた。それでも3人はびくともしない。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で5人を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは倒れた。
「それっ!」
仲間の茶色いドラゴンは雷を帯びた剣で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だがダミアンはびくともしない。
「グルルル・・・」
もう1匹の茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
仲間の茶色いドラゴンは炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「次はお前だ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは仲間の茶色いドラゴンに噛みついた。仲間の茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で仲間の茶色いドラゴンを回復させた。
「食らえ!」
仲間の茶色いドラゴンは炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「とどめだ! 星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の巨大なムカデは大きなダメージを受け、倒れた。
3人は息を切らした。何とか倒す事ができた。茶色いドラゴンは元の姿に戻った。茶色いドラゴンの正体は九尾の狐で、忍者のような姿をしている。
「よかったよかった。どうやら自分が敵に化けてたって事がバレてしまったみたいだ。でも、どうやって翔を改心させようか?」
「僕たちに協力させて? 襲い掛かってきたら共に戦うし」
ダミアンは思った。人々を幸せにするのが聖魔導の使命。今こそその使命を果たす時。
「い、いいけど」
九尾の狐は戸惑った。まさか、この人に手伝ってもらうとは。
「ありがとう。僕はダミアン。ダミアン・クレイマー」
「僕は太一。藪原太一」
「な、那須野豊です」
豊は戸惑いつつ自己紹介した。その時、ダミアンは反応した。豊を知っているようだ。
「き、君が?」
「ど、どうかしたんですか?」
豊は驚いた。初めて会うのに、どうして知っているんだろう。
「世界を救うって言われている5人の英雄の1人だよ」
ダミアンは知っている。豊は世界を救う英雄の1人だと。共に冒険をして、王神龍を封印する英雄だ。
「そ、そんな。僕が・・・」
「信じられないけど、君なんだ」
豊は戸惑った。まさか自分が世界を救う英雄だとは。
「とりあえず、行こう」
「うん」
豊は決意した。3人で協力して翔を改心させよう。3人なら1人でできない事も乗り越えられるかもしれない。
「くそっ、また敵が!」
突然、敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデと巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受け、巨大なミミズは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「ガオー!」
巨大なムカデは豊に噛みついた。だが、豊はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが、3人はびくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「ギャオー!」
巨大なムカデは太一に噛みついた。太一は毒に侵された。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一の体の中の毒を消した。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。巨大なミミズは倒れ、残った巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。残った巨大なムカデは倒れた。
3人は何とか倒す事ができた。少し敵が多くなったものの、3人になれば少し有利だ。
「とにかく奥に向かおう。そして翔の元に向かおう」
「うん」
豊は拳を握り締めた。何としてもあいつを改心させなければ。
「こっちだ」
道を知っている豊は正しいルートを歩き、その後に2人が続く。だが、またしても敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンと1匹の巨大なミミズは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。だがモグラの魔法使いはびくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「炎の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で巨大な火柱を起こした。3人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
巨大なミミズは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
巨大なミミズは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンの表情は変わらない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンの表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ! 天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。茶色いドラゴンは倒れた。
その先は下り階段になっている。その階段はどこまでも続いているようだ。一体どこまで続くんだろう。2人は絶望した。だが、豊は前を向いている。その先に翔がいると知っていて、道は間違っていないと知っているからだ。
「どこまで地底に潜るんだろう」
2人はいつの間にか息を切らしていた。どこまで行けばいいのかわからず、1本道を歩いていると疲れてくる。
「ここであってる。その前に道を教えてもらったんだ」
「そうか」
2人は豊に続いて進み続けた。だが、入口の光が見えなくなった頃に、敵が襲い掛かってきた。2人の茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「天の怒りを!」
モグラの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。3人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも3人はびくともしない。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で5匹を氷漬けにした。モグラの魔法使いは倒れ、2匹の巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の巨大なムカデは倒れた。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた剣で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「えいっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンはびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、出口が見えてきた。2人はほっとしたが、豊の表情は変わらない。知っているからだ。
「出口が見える!」
2人は出口に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズと巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、1匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズとモグラの魔法使いは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「星の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。だが3人はびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは氷を吐いた。それでも3人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは倒れた。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。3匹は大きなダメージを受け、2匹の巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「えいっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の巨大なミミズは倒れた。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で茶色いドラゴンを氷漬けにした。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けた先は、迷路のような場所だ。壁にはノームと思われる壁画がある。洞窟の奥深くにこんなのがあるとは。2人は驚いた。
「この先も迷路みたいだな」
だが、道順を知っている豊は冷静だ。何も問題ないような表情だ。
「大丈夫、こっちだ」
「ありがとう」
2人は豊の後を追って進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で6匹を氷漬けにした。6匹は大きなダメージを受け、1匹の巨大なミミズと2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。だがモグラの魔法使いはびくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「グルルル・・・」
巨大なミミズはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。1匹の巨大なミミズは体がしびれ、モグラの魔法使いは倒れた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは氷を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは氷を吐いた。3人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「次はお前だ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも茶色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。だが3人はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
2人は息を切らした。こんな迷路のような通路、どこまで続くんだろう。それでも豊は冷静だ。
「まだまだ先は長いな」
「大丈夫、もうすぐだ」
2人は豊の後に続いて進み出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。3匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なムカデとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の巨大なムカデは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。別の茶色いドラゴンは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「雪の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で猛吹雪を起こした。だが3人は氷漬けにならない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも3人はびくともしない。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で6匹を氷漬けにした。6匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは氷を吐いた。それでも3人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けた。1匹の巨大なムカデは倒れ、もう1匹の巨大なムカデは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なムカデは倒れた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った2匹の茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った茶色いドラゴンは倒れた。
しばらく進んでいると、光が見える。この先にノームのオーブがある部屋があるんだろうか?
「光が見えた! この先だ!」
「急ごう!」
2人はその先に急いだ。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。3匹の茶色いドラゴンと2匹の巨大なミミズとモグラの魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、2匹の茶色いドラゴンと1匹の巨大なミミズは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「炎の力を!」
モグラの魔法使いは魔法で巨大な火柱を起こした。だが3人はびくともしない。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。それでも3人はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受け、モグラの魔法使いは表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。モグラの魔法使いは倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なミミズは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
茶色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「えいっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大なミミズは倒れた。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが茶色いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
茶色いドラゴンは炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが2匹の茶色いドラゴンはびくともしない。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。残った茶色いドラゴンはびくともしない。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。茶色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。茶色いドラゴンは倒れた。
迷路を抜けると、そこは開けた部屋だ。ここにノームのオーブがあるんだろうか?
2人が辺りを見渡すと、目の前に巨大な白い龍がいる。その龍は茶色いオーブを持っている。それがノームのオーブだろうか?
白い龍を見て、豊は反応した。その白い龍こそ、探していた翔だ。
「翔!」
翔は豊の声に反応した。神龍教に心を奪われたとはいえ、友人の事は忘れていないようだ。
「ん? 誰かと思えば、豊じゃないか!」
だが翔は、声も表情もまるで別人のようだ。神龍教に入って、何もかも変わってしまったようだ。元の優しい翔に戻れるんだろうか?
「もう人を殺すのはやめろ!」
豊は拳を握り締めている。人間を生贄に捧げ続ける翔が許せない。
「何を言っている。嘘ばかり、悪い事ばかりの人間など死ねばいいのに」
翔は笑みを浮かべている。王神龍のために人間を生贄に捧げる事を良い事だと思っているようだ。これまでに多くの人間に騙され、いじめられてきた彼にとって、生贄に捧げる事が復讐であり、王神龍への愛だと思っていた。
「お願い! 元の翔くんに戻って!」
豊は必死だ。何とか元の翔に戻って、一緒に故郷に戻ろう。
「嫌だ! 俺は人間なんて大嫌いだ!」
翔は拳を握り締めた。翔は人間を許せない思いであふれている。自分をいじめる人間なんて、この世界からいなくなればいいと思っている。
翔は弱気な少年だった。スポーツも勉強もダメで、みんなクラスで一番悪いに等しい。そのため、いつも誰かに世話をかけていた。そんな翔を、豊は暖かく見守っていた。必ず強くなれると信じて。
だが、数年前から、翔はいじめに遭うようになった。最初、翔はそれに気づかなかったが、次第にそれに気づいてきた。だが、気づいた時にはひどくなっていて、10人ぐらいの同級生にいじめられている状況だった。
半年前、翔は学校でひどいいじめに遭っていた。だが、先生は誰もその事を知らない。話したら殺すと言われて、みんなに口止めされていた。
「こんな奴、いなくなればいいのにな」
翔は同級生に蹴られた。翔が痛がった。だが、周りの人は笑っている。まるで彼らもいじめているようだ。
「そうだそうだ!」
他の同級生も蹴り出した。とてもむしゃくしゃしていた。こいつのために何でもしなければならない。それだけでイライラしてくる。こんな奴いなくなればいいと思っている。
「バカで何にもできない。こんな奴、生きていてしょうがないな」
その時、ある男が止めようとした。豊だ。豊は数少ない翔の味方だ。いじめグループは驚いた。
「やめろよ!」
「お前も道連れだ!」
豊は叫んだが、いじめグループは翔を蹴るのをやめようとしない。それどころか、豊も蹴り出した。豊はその様子をかわいそうに見る事しかできなかった。
「翔・・・」
豊は泣けてきた。目の前で翔が助けを求めているのに、助ける事ができない。とても辛い。今すぐ助けたい。
その夜、翔は自分の部屋で1人悩んでいた。このまま生きていていいんだろうか? 自分はスポーツも勉強もダメで、みんなに迷惑ばかりかけている。そしてそのためにいじめられている。もう自分は生きる価値がないんだろうか? もう死んだほうがいいんだろうか?
「辛いか?」
翔は顔を上げた。そこには男がいる。その男は白い服を着ている。男は優しそうな声だ。
「つ、辛いです・・・」
翔は泣きそうだ。今日もいつものようにいじめられた。こんな事をされるのなら、シンでもいいと思っていた。
「あいつらを懲らしめたいか?」
「うん」
翔はいつの間にか泣いていた。できる事なら、力ずくであいつらを懲らしめたい。だけど自分にはそんな勇気がない。そして仕返しが怖い。どうしたらいいんだろうか?
「わかった。ならば、私についてきなさい。私が強くしてやる」
男は少し笑みを浮かべた。この子は絶対に強くなれる。絶対に自分に服従する。
「ほ、本当ですか?」
翔は顔を上げた。この人について行けば、強くなれる。あいつらを懲らしめる事ができる。これはチャンスだ。この人について行こう。
「ああ。私は多くの人々を強くしてきた。お前は強くなれる潜在能力を持っている。それを引き出す方法を知っている。私についてこれば必ず強くなれるでしょう」
「あ、ありがとうございます。あなたについて行きます」
それから間もなくして、翔はいなくなった。両親は死んだと言っているが、実際には彼の存在を消すための嘘で、本当は生きていた。それからの事、翼を初め多くの小学生がいなくなった。それはみんな神龍教がさらったからで、彼らは翔をいじめた罪で生贄に捧げられるためだ。
その時、王神龍の声が聞こえた。その声が聞こえると、翔は天井を見た。
「殺せ・・・、そいつを殺せ・・・」
王神龍は怒りに満ちていた。自分を封印する奴らが現れた事を知っている。何が何でもあいつを倒せ。
「い、偉大なる創造神王神龍様!」
「そいつらは私を再び封印しようとする奴らだ。殺せ!」
翔は驚いた。まさか、豊も王神龍を封印する奴らの1人だとは。友達だと思っていたのに。これは殺さなければならない。
「もう許さない! 友達ではない! 殺す!」
「私は偉大なる創造神王神龍様に従う。世界を作り直し、我らの世界を作るのだ。それを邪魔するお前らを、殺す!」
翔は戦いの構えを取った。すると、3人も戦いの構えを取った。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。翔の表情は変わらない。
「目を覚ませ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。それでも翔の表情は変わらない。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。翔の体はしびれない。
「ガオー!」
翔は炎を吐いた。だが、3人はびくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。翔は氷漬けにならない。
「元に戻れ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。翔の体に火が点かない。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。翔はびくともしない。
「グルルル・・・」
翔はダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。それでも翔はびくともしない。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。翔は氷漬けにならない。
「えいっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも翔は氷漬けにならない。
「ここで息絶えろ!」
翔は氷を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は毒を帯びた剣で斬りつけた。翔は毒に侵されない。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。翔の表情は変わらない。
「お前は勝てない!」
翔は炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。それでも翔の表情は変わらない。体力が高いようだ。
「覚悟しろ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。翔の表情は変わらない。全く効いていないようだ。
「ガオー!」
翔は炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。翔の表情が少し変わってきたが、すぐに持ち直した。
「食らえ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。翔はびくともしない。
「ここで死ね!」
翔は豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を!」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。翔は少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
翔は炎を吐いた。3人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。翔は大きなダメージを受けたが、表情は変わらない。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。翔の体はしびれない。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも翔の体はしびれない。
「ここで死ぬがよい!」
翔は太一をわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を!」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。翔は少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。なかなか倒れない。
「殺してやる!」
翔はダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。翔はびくともしない。
「目を覚ませ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。翔は氷漬けにならない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも翔は氷漬けにならない。
「ここで死ぬのだ!」
翔は激しい炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。翔は少し表情が苦しくなった。しかし、翔は気を引き締めた。
「死ね!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。翔は再び少し表情が苦しくなった。
「偉大なる創造神王神龍様のためなら、こいつを殺す!」
翔は灼熱の炎を吐いた。3人の表情は変わらない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。翔は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。翔は前かがみになり、ますます表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。翔は倒れた。
「うっ、ううっ・・・」
と、白い龍は優しい顔になった。どうしたんだろう。神龍教の洗脳から覚めたんだろうか?
「ゆ、豊くん・・・」
翔だ。元通りになったようだ。だが、すでに翔は瀕死だ。
「翔くん?」
豊は驚いた。まさか、瀕死になって正気になるとは。どうしてなかなか正気に戻らなかったんだろう。
「ああ。ごめんな。こんな事になって」
翔は息を切らしている。死がすぐそこに迫っているようだ。
「気を取り戻したのか?」
「うん」
翔は涙を流している。ただ懲らしめるためだけについてきたのに、彼らを次々と殺してしまうなんて。どうして神龍教に入ってしまったんだろう。どうしてこんな事になってしまったんだろう。
「王神龍について行くのが悪かったよ。みんなに悪い事を慕って反省しているよ。みんな謝っているのに、どうしてこんなことしてしまったんだろうって。ごめんな」
こうして翔は目を閉じ、そして彼の呼吸は止まった。豊は抱きかかえた。だが、翔は動かない。そして、体が冷たくなっていく。
「翔ー!」
豊は大泣きした。改心させたいと思っていたのに。どうして殺してしまったんだろう。
「翔は殺そうと思っていなかったのに、王神龍に操られてこうなってしまったんだ。殺そうと思ってなかったみたいだな」
ダミアンは翔の気持ちがよくわかった。殺したいと思っていなかったのに、懲らしめたいと思っていただけなのに、神龍教に操られて、こうなってしまった。翔を思いのままに操った神龍教が許せない。絶対に封印せねば。
「ああ」
永い眠りについた翔の横には、手から離れた茶色いオーブがある。ノームのオーブだ。ノームのオーブは茶色く美しい光を放っている。
「これが、ノームのオーブ」
と、ノームのオーブがしゃべり出した。3人は驚いた。
「私はノーム。豊、辛かっただろう。翔は奴らを殺そうとしていなかった。だが、強くなりたいという思いが王神龍の心を引き寄せ、彼を悪に変えてしまった。王神龍は人間の憎しみに漬け込み、人間に悪の心を与える。翔もそれに漬け込まれてしまったんだろう。そんな症だけど、許してくれるな」
「うん」
豊は涙ながらに認めた。改心させて、戻るためにここまで来たのに、その目標が果たせなかった。だが、ここで諦めたらダメだ。僕は世界を救う英雄の1人なのだ。翔のためにも、世界を救わねば。
ダミアンはその先を見た。その先には魔法陣がある。
「この魔法陣に乗れば祠から出られるのか?」
3人は試しに魔法陣に乗ってみた。すると、辺りはまばゆい光に包まれた。豊は戸惑った。何が起こったんだろう。
光が収まると、そこは大地の祠の入口だ。どうやら戻ってきたようだ。
「出てこれたな」
3人はほっとした。だが、これでまだ油断できない。冒険はまだまだ続く。これからもっと強い敵が襲い掛かってくるだろう。
「よし、次はナツメビレッジだ。シルフのオーブを探しに行こう」
3人は大地の祠を後にして、ナツメビレッジの先にあるシルフのオーブを探しに行く事にした。その先であと2人と英雄と合流する事も、彼らが2つのオーブをすでに手にしている事も知らずに。




