表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Magical Wars 2 ~Friends~  作者: 口羽龍
第1章 5人の物語
5/30

第5話 遠い思い出

 ダミアンは目を覚ました。ここは寝室だ。部屋には机があり、たくさんの本棚がある。外では雪が降っている。部屋のエアコンは切っていて、寒い。


 深夜だが、なぜか騒がしい。扉の向こうが明るい。もう寝ていて、暗いはずなのに。それに、どこか焦げ臭い。火事だろうか?


 ダミアンは扉を開けた。だがそこには、炎が見える。火事だ。そして、その下では、両親が苦しんでいる。どうやら刺されたようだ。ダミアンは呆然とした。どうしてこんな事になったんだろう。信じられない。


「お父さん! お母さん!」


 ダミアンは叫んだ。今まで育ててくれた両親が一瞬でいなくなるなんて、信じたくない。


「逃げろ! 逃げろ! 殺される!」


 絶望していたその時、突然、目の前に金色の巨大なドラゴンが現れた。誰だろう。放火殺人の犯人だろうか? ダミアンは首をかしげた。


「聖ダミアノス郷、来なさい」


 聖ダミアノス郷はダミアンのホーリーネームだ。ダミアンは昨日、その名前を授かった。どうしてその名前を知っているんだろうか? ダミアンは驚いた。


 金色のドラゴンはダミアンを抱きかかえ、どこかへ飛んで行った。間もなくして、ダミアンはまばゆい光に包まれた。周りには何も見えない。一体どこだろう。




 ダミアンは目を覚ました。夢だった。いつもこんな夢だ。もう6年前の話なのに。いまだに忘れる事ができない。それほど辛く、悲しい思い出だった。


 ダミアン・クレイマーは18歳。インガーシティに住む大学1年生だ。ダミアンは悪魔の1種であるベリアル族だ。昔は優等生だったが、放火殺人で両親を失ったショックでぐれてしまい、中学校では非行に走った。だが、高校では再び真面目になり、大学に進学することができた。大学では順調な日々で、友達がたくさんできた。


「夢か・・・」


 ダミアンは辺りを見渡した。小さなマンションの1室だ。机とたくさんの本棚がある。もう朝だ。朝からセミの鳴き声がけたたましく聞こえる。


 このマンションに住んでもう6年だ。1人暮らしにだいぶ慣れてきた。炊事洗濯が全くできなかったが、次第にできるようになった。ダミアンはようやくいつも通りの自分に戻ってきたように見えた。だが、心の中ではあの時の事が夢になって出てくる。いつになったら忘れる事ができるんだろう。


 突然、戸を叩く音がした。誰かが来たようだ。思い出した。今日から長い夏休みに入る。今日からしばらくバイクで旅をする日だ。バイク友達のベリー・カルロスが来たと思われる。


「ダミー、行くぞ!」


 ベリーの声だ。ベリーはダミアンより早く起きて迎えに来た。


「ちょっと待ってね。今、準備するから」


 ダミアンは大急ぎで支度をした。リュックとヘルメットを手に取り、玄関に向かった。


 ダミアンは部屋の扉を開けた。目の前にはヘルメットをかぶったベリーがいる。ベリーは嬉しそうな表情だ。ベリーはダミアンとは別の大学に通っていて、同じく今日から夏休みだ。


「お待たせ」


 ダミアンは部屋の鍵を閉め、マンション専用の駐車場に向かった。そこには自分のバイクが置いてある。


 ダミアンは深呼吸をした。今日は快晴だ。絶好の行楽日和だ。外は朝のざわめきが過ぎて、少しは静かになっていた。周りの家々の主婦の声が時々こだまする。


「どうだ、大学生活は」

「楽しいよ」


 ダミアンは笑顔で答えた。中学校でぐれていた頃は全く笑顔を見せなかった。だが、真面目に戻ってくるにしたがって、徐々に笑顔を見せる事ができるようになってきた。


「それはよかった」


 ベリーもぐれていたが、高校で徐々に更生していき、今では真面目に大学生活を送っている。


「今まであんな人生、どうして送ってたんだろうって思ってしまうよ」


 ダミアンはぐれていた日々を後悔していた。どうしてこんな事をしてしまったんだろう。平凡な日々を送っていれば、もっと幸せな学校生活を送る事ができたのに。


 2人は1階にやって来た。そこにはやや大きめのバイクがある。バイクは高校になってから乗るようになり、大型連休になるとよく走り回っていた。


「まぁ、人生をやり直せてよかっただろう」

「うん」


 ダミアンはバイクのエンジンをかけ、出発した。後に続いて、ベリーもバイクのエンジンをかけ、出発した。車の通りは少ない。だが、いつ飛び出してくるかわからない。2人は慎重にゆっくりと走らせていた。


 2人は次の交差点の信号で止まった。目の前には国道がある。国道には多くの車やバイクが走っていた。夏休み真っただ中だ。車の中には家族全員が乗っている車もある。ダミアンはそれを見て悲しくなった。ある日、突然両親を失った。どうしてこんな事になったんだ? 自分の力が原因だろうか?


 2人は交差点を右に曲がり、国道に出た。国道は2車線で、2人は右のレーンに入った。2人はバイクのスピードを上げた。風が心地よい。これがバイクのだいご味だ。


 国道を離れ、2人は町道に入った。ここは1車線で、車はそんなに多くない。しばらく走ると田園風景に入った。国道より空気が澄んでいる。より風が心地よい。2人は気持ちよく走っていた。


「気持ちいいなー」


 ダミアンは普段は感じない心地よい空気を肌で感じた。


「今日は峠の向こうの町まで行こうぜ」


 ベリーは前を見た。その先には山がある。底には峠があり、インガーシティが見渡せる。峠の先には町がある。今日はそこの旅館に泊まろう。


「うん」


 2人は更に先に進んだ。山が段々大きく見えてきた。道路に並行して川が流れている。川は流れが速く、ごつごつした岩肌が多くある。この先は山道だ。急カーブが連続する。気をつけて行かないと。


 川では多くの人が遊んでいる。その中には家族連れもいる。ダミアンは彼らがうらやましく思えた。もう両親はこの世にはいない。もうこんな事できない。


 バイクは町道を離れ、峠道へ通じる道に入った。最初の辺りは集落で、家々の中を走る。この辺りの家は古く、街道の雰囲気が色濃く残っている。人通りは少なく、ほとんどが高齢者だ。


 進むにつれて、道が上り坂になってきた。いよいよ峠が近づいてきた。集落を離れ、民家が少なくなる。そして、田園地帯を眺めながら坂を上る。その先には雑木林が見え、更に急な坂が待ち構えている。進むにつれて、2人は気持ちが高ぶってきた。これから峠を越えて向こうの町に行くんだ。


 その先はヘアピンカーブの続く上り坂だ。人家は全くない。カーブの先にはカーブミラーがあり、対向車がよくわかる。だが、対向車はない。交通量は全くと言っていいほどないようだ。ここから少し離れた所にトンネルがあり、大抵のドライバーはここを使う。2人はエンジンを全開にして登った。


 1時間ほど走ると、峠の頂上にやって来た。底には何もない。あるのは雑木林と峠の頂上を示す看板、そして道の駅だけだ。


 ここから先は再びヘアピンカーブだが、長い下り坂だ。2人は慎重に進んだ。ここを通る車は全くない。辺りはバイクの音しか聞こえない。


 どこまでも続くようなヘアピンカーブをしばらく進んでいくと、1車線の道が見えてきた。トンネルの出口だ。もうすぐ道の駅に着くはずだ。そこでいったん休憩して、少し遅めの昼食にしよう。


 2人は1車線の道と合流した。道には多くの車が行き交っている。その近くには長いトンネルが待ち構えている。道の駅はすぐそこだ。


 2人は右折した。すぐそこには道の駅がある。あと一息だ。頑張ろう。


 2人は道の駅にやって来た。ここは平原を見下ろす位置にあり、眺めがいい。2人はバイクの駐車場にバイクを停めた。


「やっと着いたな」

「うん」


 2人はバイクを降りて、道の駅に向かった。道の駅には展望台があり、平原を見下ろすことができる。夏休み真っただ中で、道の駅には多くの家族連れが訪れている。駐車場には、多くの車が停まっている。


 2人は展望台に向かった。展望台にも多くの家族連れが来ている。彼らは楽しそうな表情だ。うらやましい。自分は家族を突然失った。僕の痛みなんて、彼らにはわからない。


 2人は展望台への階段をのぼり、展望台にやって来た。広大な平原が見え、その先には海が広がる。とても壮大な風景だ。2人はしばし見とれて、感動した。


「ここは眺めがいいなー」

「うん」


 2人は下の食堂に向かった。時間は午後2時。少し遅いが、昼食にしよう。


 2人は食堂にやって来た。食堂にはいくつかの店があり、注文して先にお金を払ってフードコートで食べる。すでに昼下がりだが、食堂にはある程度の人がいる。トラック輸送の人だろうか? それとも昼食が遅くなった観光客だろうか?


「いらっしゃいませ、何になさいますか?」

「ラーメンでお願いします」


 ダミアンはお金を払った。ダミアンは自宅を出てから何も食べておらず、とてもお腹がすいていた。


「かしこまりました、少々お待ちください。ラーメン一丁!」


 ダミアンは右に動いた。後ろのベリーの番だ。


「いらっしゃませ、何になさいますか?」

「カレーライスお願いします」


 ベリーはお金を払った。


「かしこまりました。少々お待ちください。カレーライス一丁!」


 2人は右に動いて、メニューを待つことにした。その後ろには誰も並んでいない。お昼ごろにはもっと多くの人が並んでいたと思われる。


 数分後、メニューが届いた。2人はフードコートで食べ始めた。この頃になると座っている人はほとんどいない。隣にある土産物屋には多くの人がいる。彼らは楽しそうな表情だ。


「ダミー、将来、何になりたいんだ?」

「まだ決めてないけど、公務員かな?」


 ダミアンは公務員と答えたが、本当ははっきり決まっていない。できそうな仕事がないか考えたらこれかなと思った。


「そっか、俺は教員だな」


 2人はそれぞれの夢を語っていた。だが、ダミアンの表情は戸惑っていた。本当に公務員でいいんだろうか? もっとまともな仕事が見つかるんじゃないのか? ダミアンは将来が不安でしょうがなかった。中学校の頃にぐれていた自分にできる仕事なんてないんじゃないかと思っていた。


 遅めの昼食を食べ終えた2人は先に進んだ。ここから先は下り坂だ。1車線の道路を2人は軽やかに進んでいた。登りに比べてカーブが急ではないし、少ない。2人はその向こうの町に着くのが楽しみでしょうがなかった。


 2人は更に先に進んだ。ここからは下り坂だ。所々に民家が見える。町が見えてきた。


 下り坂は1時間ほど続いた。周りの雑木林は段々畑に変わり、民家が点在する場所にまで来た。交通量は若干増え、徐々に町に近づいてきたという気分になれる。街道まではあと少しだ。2人は笑顔を見せた。




 しばらく進むと、街道に入った。ここは100年ぐらい前から栄えた街道だ。この峠を行き来する旅人の体を癒してきた。


 街道に入ると、2人はスピードを落とした。いつだれかが飛び出してくるかもしれない。スピードを落として慎重に進まねば。


「美しい街並みだね」

「うん」


 2人は街道の美しさに見とれながら、ゆっくり進んだ。進むにつれて徐々に人通りが多くなってきた。周りには飲食店が多い。進むにつれていい香りが漂ってくる。


 しばらく進むと、旅館が見えてきた。2人はこの旅館に泊まる予定を立てていた。その旅館は100年以上前に建てられているが、つい最近リニューアルしたばかりだ。当時の内外装を残しつつ、清潔感のある内装にした。


「今日はここで一泊しよう」

「うん」


 2人は旅館に入った。入口の右には受付があり、カウンターには女将がいる。女将は美しい。


「すいません、ツインルームでお願いします」

「かしこまりました」


 2人は案内された部屋に向かった。2階の4畳半の部屋で、眼下に広がる田園風景を見下ろすことができるという。


 ダミアンは引き戸を開け、案内された部屋に入った。この部屋は靴を脱いで入る。2人は靴を脱いで部屋の中に入った。


 ダミアンは窓を開けた。底にはのどかな田園風景が広がっている。その向こうには山々が広がっている。


「いい眺めだなー」

「本当?」


 ベリーはダミアンの方を向いた。いい眺めなら、見なければ。


「こっち来てみろよ」

「どれどれ?」


 ベリーは窓の外を見た。すると、のどかな風景が広がっていた。


「本当だ! いい眺めー」

「学校の疲れが吹っ飛ぶよ」


 2人は笑顔を浮かべ、外の景色を見ていた。とてもいい風景だ。


「それはよかった」


 ベリーはダミアンの方を見て、笑みを浮かべた。すっかり昔の事から立ち直ってくれて、とても嬉しかった。


「中学校の頃は荒れてたけど、けっこう真面目になってきたよな」

「うん」


 ダミアンは中学校の頃の自分を思い出した。とても荒れていて、先生に迷惑ばかりかけてしまった。あの時、どうしてこんなことしてしまったんだろう。高校受験を機に、真剣に勉強するようになり、高校で急激に成績が上がり、大学に進むことができた。


「聞きたいんだけど、ダミーって、小学校まではどんなんだったの?」


 それを聞くと、ダミアンは下を向いてしまった。どうしてもその事を話したくない。悲しい思い出だ。両親を失った。それまでは順調な人生だったのに。自分はあれ以来、人生をもう一度やり直し、それを忘れるためにぐれてしまった。どうしてぐれなければならなかったんだろう。今となってはそれが最大の疑問だ。


「それはあんまり話したくないんだよ。今思い出すと涙が出そうなんだ」


 ダミアンは泣きそうになった。今思い出しても涙が出てくる。忘れようとしても忘れられない。


「相当嫌な思い出だったんだね」

「うん」


 ダミアンは窓を閉じ、部屋に戻った。そして、ある写真を取り出した。それは両親の写真だ。両親はサイカシティに住んでいた。12歳までサイカシティで過ごしていたのに、ある日誰かに両親を殺され、家を放火された。それ以来、孤児院で暮らすようになった。


「両親か?」


 ダミアンは横を向いた。ベリーがいる。ベリーはその写真を見ていた。両親は笑顔を見せている。父はまだ赤ん坊の頃のダミアンを抱いている。


「うん。ある日、放火殺人で死んじゃったんだ」


 ダミアンは下を向いた。どうしても忘れることができない。


「そうなんだ」

「優しい両親だった。でも、こんな事に遭うなんて」


 今思い出しても、腹が立つ。放火殺人をした奴が目の前にいたら、ぶん殴りたい。


「信じられないよな。その気持ち、わかる」


 ベリーはダミアンの肩を叩いた。悲しい出来事だけど、立ち直ってほしい。


「こんな事起こっていなければ、どんな今になっていたんだろう」


 ダミアンは思い浮かべた。両親と同じく優秀な魔法使いになっていただろう。だが、もう魔法使いになる夢は捨てた。そのために両親を殺された。魔法使いだったら、命を奪われるかもしれない。だから、魔法使いになる夢を捨てた。


「そんなに気にするなよ。じゃなければ、ダミーと会うことができなかったんだ」


 ベリーは励ました。あんなことがなければ、ダミアンとは巡り合えなかった。悲しい事だけど、それがあったからこそ巡り合えた。そして、乗り越えることができた。


「そうだけど・・・」


 ついにダミアンは泣いてしまった。今でも忘れることができない。平和な日々だったのに。こんな事で奪われるなんて。信じられない。


「わかるわかる。でも、今を見つめないと。今を生きないと」

「うーん。それじゃあ、頑張るよ」


 結局、またもやベリーに引きとめられた。何度こんな事があったんだろう。


「ありがとう」


 ベリーは笑顔を見せた。ダミアンが気を取り戻してくれる。それが何よりもうれしい。


「夜までのんびりしようぜ」

「うん」


 ダミアンは畳の上に仰向けになった。それにつられるようにベリーも横になった。朝からバイクで走って疲れた。ここで少し一服しよう。まだまだ旅は長い。少し体を休めよう。




 その夜、ダミアンは目が覚めた。だが、ベリーはいない。だが、ダミアンは不思議に思わなかった。おそらくトイレに行っているんだろう。直に戻ってくるだろう。


 ダミアンは外を見た。星空がよく見える。とても静かだ。インガーシティとは全く違う。こんな景色を見るの、何か月ぶりだろう。ダミアンはしばらく見とれた。


「キャー!」


 突然、静寂を引き裂くように叫び声が聞こえた。下から聞こえる。ダミアンは下を見て驚いた。ベリーだ。何者かに襲われている。


「ダミー、助けて・・・、助けて・・・」


 ダミアンを見たベリーは助けを求めた。ダミアンは強い。絶対に助けてくれる。ベリーは信じていた。


「ベリー!」


 ダミアンは悪魔に変身し、翼をはためかせて地上に降り立った。ダミアンは怒っていた。ベリーを離せ。離さなければお前を倒す。


「ベリーを離せ!」

「そうはいかないな」


 目の前には青いドラゴンがいる。そのドラゴンは強そうだ。だが、おののいてはならない。ベリーを助けなければ。


「殺してやる!」


 ダミアンはドラゴンに襲い掛かった。


「食らえ!」


 ダミアンは持っていた三叉槍でドラゴンを突いた。だが、ドラゴンはびくともしない。


「つまらん!」


 ドラゴンは炎を吐いた。だが、ダミアンはびくともしない。


「ベリーを返せ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍でドラゴンを突いた。それでもドラゴンはびくともしない。


「そうはさせないぜ!」


 ドラゴンはダミアンに噛みついた。それでもダミアンはびくともしない。


「覚悟しろ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍でドラゴンを突いた。ドラゴンは笑みを浮かべている。


「死ね!」


 ドラゴンは氷の息を吐いた。ダミアンは少し表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分を回復させた。ダミアンはある程度の魔法を使う事もできた。


「炎の力を!」


 ドラゴンは魔法で火柱を起こした。だが、ダミアンの体に火が点かない。


「それっ!」


 ダミアンはものすごい勢いでドラゴンを突いた。ドラゴンの表情は変わらない。


「効いてない効いてない」


 ドラゴンは笑みを浮かべながらダミアンに噛みついた。ダミアンの表情も変わらない。


「氷の力を!」


 ダミアンは魔法でドラゴンを氷漬けにした。だが、ドラゴンは氷漬けにならない。


「全然痛くないわ!」


 ドラゴンは炎を吐いた。それでもダミアンの体に火が点かない。


「許さんぞ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍でドラゴンを突いた。ドラゴンは痛くもかゆくもないようだ。


「全然効かんわ!」


 ドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。


「天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で雷を落とした。ドラゴンの体はしびれない。


「なかなかやるな。ではこれではどうだ?」


 ドラゴンが気をためると、ドラゴンは黒いベールに包まれた。闇のバリアだ。こうなるとどんな攻撃も効かなくなる、ある力を使わない限り。


「食らえ!」


 それを知らないダミアンはものすごい勢いでドラゴンを突いた。だが、ドラゴンには全く効かない。これが闇のバリアの力だ。


「全然痛くもかゆくもないわ!」


 ドラゴンは黒い炎を吐いた。ダミアンは少し表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分を回復させた。だが、魔力が尽き、それ以上できなくなった。


「どうした? もう諦めるか?」


 ドラゴンは不敵な笑みを浮かべながら氷を吐いた。それまで以上に強さが増している。ダミアンは驚いたが、ベリーを助けたいという気持ちがダミアンを動かしていた。


「諦めない! ベリーを返せ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍でドラゴンを突いた。それでもドラゴンには全く効かない。


「諦めろ!」


 ドラゴンは炎を吐いた。ダミアンは少し表情が苦しくなった。


「諦めるもんか!」


 それでもダミアンは立ち向かった。ベリーを守るために。ダミアンは炎を帯びた三叉槍でドラゴンを突いた。ドラゴンは不敵な笑みを浮かべている。


「そろそろ死んでもらおうか?」


 ドラゴンは灼熱の炎を吐いた。ダミアンは非常に大きなダメージを受け、立ち上がれなくなった。


「くそっ・・・」


 ダミアンはドラゴンに倒された。だが突然、ドラゴンはまばゆい光に包まれた。ドラゴンは驚いた。


「な、何だ、この光は?」


 そらからすぐに、ドラゴンの目の前に金色のドラゴンが現れた。金色のドラゴンは自分よりはるかに大きい。まるで王神龍のようだ。


 光が収まり、目の前を見ると、ダミアンがいない。ドラゴンは首をかしげた。どこに行ったんだろう。


「どこに行ったんだろう」


 ドラゴンとベリーは呆然としていた。ダミアンはどうしたんだろう。今さっきの金色のドラゴンは一体何者だろう。




 ダミアンは目覚めた。ダミアンは死んでいなかった。ダミアンは辺りを見渡した。だが、そこにはベリーもドラゴンもいない。あるのはまばゆい光だけだ。一体どこだろう。ダミアンは首をかしげた。


「こ・・・、ここはどこだ?」

「目覚めなさい! 解き放ちなさい! あなたは聖ダミアノス郷」


 突然、誰かの声がした。まるで放火殺人に会った時に助けた誰かに似た声だ。一体あの声は誰の声だろう。


「どうしてそれを知ってる」


 ダミアンは真剣な表情だ。その声は誰なのか知りたい。


「私は神様です。あなたの事をよく見てました。あなたは世界を救う存在・・・」


 その声とともに、神様が目の前に現れた。その神様は赤いドラゴンで、天女のような羽衣を着ている。赤いドラゴンは優しそうな表情だ。そして、『赤竜伝説』で出てきた赤いドラゴン、サラのようだ。


「そ、そんな!」


 ダミアンは信じられなかった。自分は世界を救う存在だなんて。そんなばかな事あるはずがない!


「私はこの世界の未来が見える。再び王神龍が蘇る時、世界を救う5人の英雄が現れる。あなたはその1人、聖ダミアノス郷だ」


 神様は真剣な表情だ。まるで全てを知っているかのようだ。


「そんな・・・、俺はあの力を捨てたのに!」


 ダミアンは聖魔導になりたくなかった。命を狙われると思った。聖魔導だったため両親は殺された。このままでは両親のように殺されてしまう。自分は普通の男としていきたい。どうして再び聖魔導にならなければならないんだ。


「その力は世界を救うための力! 今こそその力を解き放つ時なのです!」


 神様は必死だ。この世界を滅ぼしてはならない。かけがえのない命を滅ぼしてはならない。


「でも、その力で俺は両親を失った! その力を狙われたんだ!」


 ダミアンは泣き出した。どうしてその力を再び使わなければならないんだろう。自分が命を狙われるかもしれないのに。


「世界を救う力だからこそ狙われたんだ! 今こそあいつに復讐する時。その力を解放し、世界のために戦うのです!」


 ダミアンは拳を握り締めた。あの時の無念が蘇った。あの時、両親を守れなかった。あの時あいつを倒していればよかった。でも、過ぎ去ったこと。どうしようもない。


「そんなこと・・・」


 ダミアンは弱気だ。世界を救うなんてだれかがしてくれるだろうと思っていた。


「あなたはベリーが殺されてもいいのですか?」


 神様は怒っているような表情だ。友達をほったらかしにするダミアンが許せないようだ。


「そんな・・・」


 ダミアンは戸惑った。このままにしていいんだろうか? このままでは友達を失ってしまう。ダミアンは悩み始めた。


「ならばあなたの人生はここで終わりですね!」


 神様は冷酷な表情だ。今までの優しい声が嘘のようだ。ダミアンは頭を抱えた。ここで人生を終わらせたくない。神様に再び生きるチャンスをもらおうとしている。このチャンスを逃してはならない。


「そんなのやだ! もっと生きたい! ならば俺、ベリーを救う」


 結局ダミアンはベリーを助けるためにその力を再び使う事にした。


「そこまで言うのなら、あなたにチャンスを与えましょう。この祠の奥から聖衣と聖帽を取ってきなさい!」

「わ・・・、わかりました!」


 結局、ダミアンは再び聖魔導になるために聖帽と聖衣を取ってくる事になった。


 光が消えると、そこには雪の降る光景が広がる。まるでサイカシティのようだ。ダミアンはサイカシティで過ごした日々を思い出した。とても幸せな日々で、聖魔導になれたのに、放火殺人で何もかも失い、聖魔導を捨ててしまった。僕はどうしてこんな事をしてしまったんだろう。


 歩き始めてすぐ、敵が襲い掛かってきた。黄色いドラゴンだ。


「食らえ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍で突いた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。


「覚悟しろ!」


 ダミアンは持っている三叉槍で何度も突いた。黄色いドラゴンの体から血が出たが、黄色いドラゴンの表情は変わらない。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは炎を吐いた。それでもダミアンはびくともしない。


「えいっ!」


 ダミアンは氷を帯びた三叉槍で突いた。黄色いドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンは炎を吐いた。ダミアンは少し表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分を回復させた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンはダミアンを引っかいた。だが、ダミアンはびくともしない。


「食らえ!」


 ダミアンは持っている三叉槍で何度も突いた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンは炎を吐いた。それでもダミアンはびくともしない。


「とどめだ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍で突いた。黄色いドラゴンは倒れた。


「何としても取らなければ」


 ダミアンは再び進み始めた。だが、またしても敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いオオカミだ。


「天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。2匹の赤いオオカミは大きなダメージを受け、1匹は体がしびれた。


「ガオー!」


 赤いオオカミはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。


「炎の力を!」


 ダミアンは魔法で巨大な火柱を起こした。2匹の赤いオオカミは再び大きなダメージを受け、少し表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 赤いオオカミはダミアンに噛みついた。ダミアンは少し表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分を回復させた。


「ガオー!」


 赤いオオカミは炎を吐いた。ダミアンはびくともしない。


「炎の力を!」


 ダミアンは魔法で巨大な火柱を起こした。2匹の赤いオオカミは大きなダメージを受け、しびれた赤いオオカミは倒れた。


「グルルル・・・」


 赤いオオカミはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分を回復させた。


「ガオー!」


 赤いオオカミはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。


「とどめだ! 天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。赤いオオカミは倒れた。


「教会だ!」


 目の前に教会が見えてきた。だが、あと少しの所で、敵が襲い掛かってきた。黄色いドラゴンと赤いオオカミだ。


「氷の力を!」


 ダミアンは魔法で2匹を氷漬けにした。2匹は大きなダメージを受け、赤いオオカミは氷漬けになった。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは炎を吐いた。だが、ダミアンはびくともしない。


「食らえ!」


 ダミアンは持っている三叉槍で何度も突いた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。それでもダミアンはびくともしない。


「天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、赤いオオカミは倒れた。


「グルルル・・・」


 ドラゴンは雷を吐いた。だが、ダミアンの体はしびれない。


「次はお前だ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍で突いた。黄色いドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 ドラゴンは炎を吐いた。ダミアンは少し表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分を回復させた。


「グルルル・・・」


 ドラゴンは炎を吐いた。だがダミアンはびくともしない。


「とどめだ! 天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。黄色いドラゴンは倒れた。


 ダミアンは教会の前にやって来た。その教会は聖クライド記念講堂のようだ。入口にはバズ・ライ・クライドの銅像がある。


 ダミアンは教会に入った。だが、誰もいない。客席にも、ステージにも。今日は休みだろうか?

 ダミアンはステージに向かった。中央の教壇の上には、聖衣と聖帽がある。それは、自分が聖魔導になった時に渡された聖衣と聖帽だ。


「これが、聖衣と聖帽」

「さぁ、早く取りなさい!」


 突然、神様の声がした。神様はどこかでダミアンを見ているようだ。ダミアンはじっとその様子を見た後、聖衣と聖帽を手に取り、身につけた。すると、ダミアンはまばゆい光を放ち、天から降り注ぐ光を浴びた。ダミアンは再び聖魔導となった。持っていた三叉槍はより大きく、神々しい見た目となった。


 ダミアンは驚いた。聖衣と聖帽にはこんな力が秘められているのか。自分がどうしてこんな力を捨てたんだろう。両親を殺されただけで、どうして逃げていたんだろう。その男を懲らしめればいいだけの事なのに。




 その頃、ベリーとドラゴンは呆然としていた。急にダミアンが消えた。一体何があったんだろう。


「どこに行ったんだろう」


 と、突然目の前にダミアンが現れた。だが、その姿は前と違っていた。神々しい服装をしている。聖魔導の姿だ。ベリーは驚いた。目の前で見たのは初めてだ。


「お、お前、なんだその衣装は?」


 ドラゴンはダミアンの新しい衣装に興味津々だ。今までに見た事がない。どれだけの力があるのか、あ試してみようじゃないか?


「ベリーを返せ!」

「嫌だね」


 まだ自分に反抗するつもりか。何度も立ち向かうしつこい奴め。覚悟しろ。


「ベリーは俺の大切な友達だ!」


 ダミアンは強気だ。何としてもベリーを助けなければ。大切な友達を失ってたまるか!


「だがなぁ、こいつは人間を死に追いやったんだ。それほどの罪は償わないと」


 ドラゴンはベリーを以前から狙っていた。ベリーは小学校時代にいじめを繰り返していた過去がある。おそらく、いじめられた人が神龍教に入信し、洗脳された結果、ベリーを殺そうと思ったと思われる。


「そんなこと、許さないぞ!」


 ダミアンは拳を握り締めた。ドラゴンは笑みを浮かべている。必ずこいつを王神龍の生贄に捧げて、いじめられた奴に喜んでもらわねば。


「許さないって言ってもなぁ。それは偉大なる創造神王神龍様の命令だからなぁ。偉大なる創造神王神龍様の生贄に捧げなければ」

「もう許さないぞ!」


 ダミアンは再びドラゴンに襲い掛かった。


「雪の力を!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。ドラゴンは大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「ダミー・・・」


 ベリーはダミアンの秘めたる力に驚いていた。ダミアンがこんな力を持っていたとは。


「ガオー!」


 ドラゴンは激しい炎を吐いた。だが、ダミアンはびくともしない。


「食らえ!」


 ダミアンは持っている三叉槍で何度も突いた。それでもドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 ドラゴンはダミアンに噛みついた。それでもダミアンはびくともしない。


「頑張れダミー!」


 ベリーは声援を送った。ダミアンは誓った。ベリーを守るために自分は負けるわけにはいかない。


「これでも食らえ!」


 ドラゴンは闇のバリアを張った。ドラゴンは笑みを浮かべている。こうなってはどうしようもないに違いない。


 だが、ダミアンは笑みを浮かべている。そのバリアを引き裂く力を再び手にした自分は絶対に勝てる。絶対に負けない。


「悪を切り裂く聖剣の力! 思い知れ!」


 ダミアンが叫ぶと、巨大な剣の幻が見えた。悪を切り裂くと言われている聖なる力だ。剣の幻が振り下ろされると、闇のバリアが消えた。


「そ・・・、そんな・・・」


 ドラゴンは呆然とした。まさか、彼がこんな力を持っていたとは。


「勝負はまだこれからだぞ!」


 ダミアンは拳を握り締めた。ダミアンは自信に満ちていた。


「ダミー・・・、すげぇ・・・」


 ベリーは呆然としていた。これが悪切り裂く聖なる力なのか。


「天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。ドラゴンは表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「これでも食らえ!」


 ドラゴンは炎を吐いた。だが、ダミアンはびくともしない。


「炎の力を!」


 ダミアンは魔法で巨大な火柱を起こした。ドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「くそっ・・・、まだ諦めんぞ!」


 ドラゴンは氷を吐いた。だが、ダミアンはびくともしない。笑みを浮かべている。


「諦めろ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍で突いた。ドラゴンは表情が苦しくなった。


「こいつ・・・」


 ドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、弱っていて、あまりダメージを与えられない。


「とどめだ! 天の怒りを!」


 ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。ドラゴンは肩を落とした。


 ドラゴンは前のめりになり、倒れそうになった。ドラゴン息を切らしていた。とても強すぎる。これが聖魔導の力なのか。


「くそっ・・・、こいつ、聖魔導だったとは?」


 ドラゴンは目を閉じ、命を落とした。


「ダミー、聖魔導だったの?」


 ベリーは驚いた。まさか、ダミアンが聖魔導だったとは。人生をやり直した過去があると聞いたが、まさかかつては聖魔導だったとは。その姿はとてもかっこいい。


「ああ。でも、あの時捨てたんだ。聖魔導だったら、自分が狙われるって思って」


 ダミアンはりりしい表情だ。聖魔導なら悪い奴から命を狙われる。だけど自分は運命に立ち向かう。そして悪い奴の頂点に立つ王神龍に立ち向かう。


「でも、聖魔導のダミー、かっこいいよ!」


 ベリーは笑顔を見せた。ダミアンなら必ず世界を救ってくれる。そして、立派な大人になれるはずだ。


「あ、ありがとう・・・」


 ダミアンは戸惑った。こんなにも聖魔導は人を幸せにするんだ。どうして自分はその力を捨てたんだろう。自分から逃げていたんだろうか? 自分は何て親不孝な事をしたんだろう。


「僕は辛かった。両親を殺されて、聖魔導はどれだけ恐ろしい力かわかった。そして、僕は聖魔導を捨てた。このままでは、自分も殺されると思った。でも、今わかった。助けを求める人がいるから、聖魔導がいる。自分が助けなければならない。運命に立ち向かわなければならない。今こそ、その力を解き放つ時。お父さん、お母さん、見てて。僕、もう一度聖魔導になる」


 ダミアンは拳を握り締めた。聖魔導はこんなにも素晴らしいんだ。人々を救い、幸せにする。どうして自分は聖魔導の力を捨てたんだろう。


「ダミー、僕、応援してるよ! ダミーならみんなを救ってくれるって」


 ダミアンは笑顔を見せた。自分はどうして聖魔導という素晴らしい力を捨てたんだろう。どうして自分は自分から逃げていたんだろう。逃げてばかりではなく、立ち向かわなければ。


「ダミアン、行っちゃうんだね」

「うん。僕はこれから世界を救う4人の友と出会うんだ」


 ダミアンは夜空を見上げた。その夜空を、これから出会う4人も見ているに違いない。明日、インガーシティに戻り、4人の英雄がどこに向かったかを調べないと。明日から新しい自分の旅が始まる。過去に逃げてばかりいた自分に決別し、運命に立ち向かおう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ