第５話 お父様（後編）
事務所だった場所を抜けると、そこには鍾乳洞がある。この祠にある鍾乳洞は美しい。壁が所々光ってる。
「ここは？」
「鍾乳洞だ！」
豊は驚いた。ここにも鍾乳洞があるとは。誰も踏み入れない秘境にこんなのがあるとは。
「壁がきれいだね」
「ここで採れてた鉱石なんだって。光るんだよ」
ここで採れた鉱石は光るので、お金が高くついたそうだ。石が光るのは、この山にいる神様の力だと言われていた。だが、その神様の怒りに触れたのも事実だ。
「きれい。まるでプラネタリウムだよ」
「そうだね」
５人はしばらく見とれていた。だが、突然敵が襲い掛かってきた。３匹の黄色いドラゴンと雷獣と２匹のグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷獣と１匹のグレムリンは氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹のグレムリンは氷漬けになった。
「ギャオー！」
ジーダは毒の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは毒に侵され、雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアとダミアンは苦しみ出し、倒れた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だがグレムリンはびくともしない。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアとダミアンを復帰させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だがジーダはびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。２匹のグレムリンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷獣は表情が苦しくなった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。雷獣と２匹のグレムリンは倒れた。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「ガオー！」
ジーダは毒の息を吐いた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の黄色いドラゴンも表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは毒の息を吐いた。２匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ダミアンは氷を帯びた三叉槍で一突きした。残った１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
シンシアは息を切らしている。あと何度戦えば閃光神ルーネの元にたどり着けるんだろうか？
「見とれていたら、また出てくるわよ」
「ああ。油断禁物だな」
５人は注意して進み出した。いつ敵が出てくるかもしれない。全く気が抜けない。
「早く先に進もう！」
「うん！」
５人は再び進み出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。３匹の黄色いドラゴンと２匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。１匹の黄色いドラゴンとサンダーバードは氷漬けになった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。サンダーバードは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは毒の息を吐いた。サンダーバードと雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが５人はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だがダミアンはびくともしない。
「大地の裁きを！」
ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。２匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黄色いドラゴンはなかなかびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは毒の息を吐いた。２匹の雷獣は倒れた。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも５人はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは雷を吐いた。５人は表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分と他の４人を回復させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。３匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
「とどめだ！」
ジーダは毒の息を吐いた。残った２匹の黄色いドラゴンは倒れた。
５人は辺りを見渡した。本当に美しい鍾乳洞だ。ここも発掘をしていたんだろうか？ だが、あまり進んでいないようだ。
「ここまで発掘が進まなかったのかな？」
「きっとそうだな。閃光神ルーネの怒りに触れたんだな」
シンシアはじっと見ている。閃光神ルーネの力がこんな所にも及ぶなんて。
「開発するのはいい事だけど、ほどほどにした方がいいって事かな？」
豊は考え事をしていた。だが、考えていると、再び敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと３羽のサンダーバードとグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２羽のサンダーバードとグレムリンは氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。他の１羽のサンダーバードも氷漬けになった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。サンダーバードの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
ジーダは毒の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れ、２羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「ギャオー！」
別の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが４人はびくともしない。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。２羽のサンダーバードは倒れ、残ったサンダーバードとグレムリンは表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。残ったサンダーバードは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。グレムリンは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。太一と豊は体がしびれた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが２匹の黄色いドラゴンはびくともしない。
「炎の裁きを！」
シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。２匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ジーダは毒の息を吐いた。２匹の黄色いドラゴンは倒れた。
ダミアンはあきれている。ここにも多く敵が襲い掛かってくる。気を付けて進もう。
「ここもしつこく敵が出るな」
「気を引き締めましょ？」
気が付けばすぐ近くに次の洞窟の入口がある。その先には何があるんだろう。そう考えていると、敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと３匹の雷獣とグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２匹の雷獣は氷漬けになった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。グレムリンは氷漬けになった。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。もう１匹の雷獣も氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。グレムリンは表情が苦しくなった。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアと豊を復帰させた。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「グルルル・・・」
もう１匹の黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、豊とダミアンは苦しみ出し、倒れた。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。グレムリンは倒れ、３匹の雷獣の表情が苦しくなった。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、豊とダミアンを復帰させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。３匹の雷獣は倒れた。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となって、シンシアと豊を復帰させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも５人はびくともしない。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ジーダは毒の息を吐いた。残った１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
その先には、開けた場所がある。ここにも牢屋がある。今さっきの牢屋といい、ここにはもっと多くの牢屋があり、もっと多くの人が捕らわれているんじゃないかと思った。
「ここは？」
「ここにも牢屋が」
ジーダは彼らがかわいそうに思えた。早く世界を救って、彼らを助けたい。そのために、突き進まねば。
「ここの人も神龍教に捕らわれた人かな？」
「きっとそうだろう」
豊は拳を握り締めた。邪神のためとはいえ、ひどすぎる。早く彼らを救い出したいな。
「ひどいなぁ。早く助けないと」
「そうね」
５人は捕らわれている人々を見ていた。だが、見とれていると敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと雷獣と３匹のグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「大地の裁きを！」
ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。７匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷獣は氷漬けになった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２匹のグレムリンは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。６匹は大きなダメージを受け、１匹のグレムリンは氷漬けになった。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは雷を吐いた。豊は体がしびれた。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。３匹のグレムリンは表情が苦しくなった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。３匹のグレムリンは倒れた。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣は表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。雷獣は倒れた。
「グルルル・・」
黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが４人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。
「命の奇跡を！」
シンシアは魔法で豊を復帰させた。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「とどめだ！ 天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。残った黄色いドラゴンは倒れた。
それを見ていた牢屋の中の男は、感心した。こんな強い魔獣を倒すなんて。こいつはただ物じゃない。何かを持っている。
「君たち、強いな」
「ありがとう。僕たち、世界を救う英雄なんだ」
男は驚いた。まさか、ここで世界を救う英雄に会うとは。
「本当か？ 伝説は本当だったんだな」
「絶対に世界を救って、助けるから、待っててね！」
男は笑みを浮かべた。だが、あまり十分なものを食べておらず、元気がなさそうだ。早く何とかしないと。
「うん！」
５人は男に励まされて、再び歩き出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。３匹の黄色いドラゴンと２匹の雷獣とグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２匹の雷獣は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは氷漬けになった。
「大地の裁きを！」
シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の黄色いドラゴンは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の雷獣は毒に侵され、表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の雷獣とグレムリンは倒れ、残った雷獣は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。１匹の雷獣は倒れた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「炎の裁きを！」
シンシアは魔法で巨大な炎を起こした。１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！ 星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
暗い洞窟はこの先も進む。先が全く見えない。この先はどこに続いているんだろう。この洞窟は、閃光神ルーネの部屋に続いているんだろうか？
「この先も暗い洞窟か」
「どこに続いてるんだろう」
５人は不安に思いつつ進み続けた。だが、再び敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと３匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。７匹は大きなダメージを受け、サンダーバードは氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の雷獣は毒に侵された。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。７匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の雷獣は氷漬けになった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。シンシアと豊は氷漬けになった。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。サンダーバードは表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「グルルル・・・」
もう１匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。豊は倒れた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。１匹の雷獣は倒れ、２匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一と豊を復帰させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはジーダにい噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。ダミアンは表情が苦しくなり、シンシアは倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の雷獣は倒れた。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。残った１匹の雷獣は倒れた。
「癒しの力を！」
ジーダは魔法でダミアンを回復させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は氷漬けになった。
「とどめだ！」
ダミアンは毒を帯びた三叉槍で一突きした。残った１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
進んでいくと、壁画が見えてきた。そこにも閃光神ルーネが描かれている。やはりこの先に閃光神ルーネがいるんだろうか？
「ここにも壁画がある」
「きれいね」
シンシアは前を向いた。すると、出口が見える。その先には何があるんだろうか？
「出口だ！」
「早く行こう！」
５人は出口に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと２匹の雷獣と２羽のサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２羽のサンダーバードは氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の雷獣は毒に侵された。
「大地の裁きを！」
シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣の魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の雷獣は氷漬けになった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。豊は氷漬けになった。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。２羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２羽のサンダーバードは倒れ、１匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の雷獣は倒れた。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。だが、２匹の黄色いドラゴンはびくともしない。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「とどめだ！」
ダミアンは毒を帯びた三叉槍で一突きした。残った黄色いドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けた先も暗い。どこまで行けば閃光神ルーネの元にたどり着けるんだろう。次第に５人は焦りだした。
「ここも暗くて見えないね」
「うん」
５人は進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと３匹の雷獣とグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「大地の裁きを！」
ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。だが、７匹はびくともしない。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは氷漬けになった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「ギャオー！」
黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが５人はびくともしない。
「グルルル・・・」
もう１匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。グレムリンは表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは倒れた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。３匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。３匹の雷獣は倒れ、１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「大地の裁きを！」
シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。それでも２匹の黄色いドラゴンはびくともしない。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、もう１匹は表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「とどめだ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。
と、歩いていくうちに、シンシアは何かに気付いた。ここの事をよく知っているようだ。
「ここ！」
「どうしたの？」
ジーダは驚いた。どうしてここに反応したんだろうか？ まさか、閃光神ルーネの場所に近づいたからだろうか？
「いつもここから出入りしてたの」
シンシアは思い出した。ここから出入りしていた。ここから行くのが近道だ。閃光神ルーネのいる部屋は近い。
ジーダは振り返った。そこには崩れた通路がある。ここからシンシアは出入りしたんだろう。
「ここで崩れたんだね」
「ああ」
５人は再び進み出した。だが、程なくしてて来た襲い掛かってきた。３匹の黄色いドラゴンと２匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。サンダーバードは氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の雷獣は毒に侵された。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。黄色いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンともう１匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「ガオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。５人は表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分と他の４人を回復させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは表情が苦しくなった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。サンダーバードは倒れ、２匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の雷獣は倒れ、もう１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。
その先には部屋がある。そこには何があるんだろう。早く行ってみよう。
「頑張ろう！ きっとあと少しだ！」
「うん！」
５人はあと少しの所までやって来た。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと雷獣と３羽のサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。３羽のサンダーバードは氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが雷獣はびくともしない。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。黄色いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。黄色いドラゴンの歯が折れた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。３羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷獣は表情が苦しくなった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。雷獣と３羽のサンダーバードは倒れた。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「とどめだ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。
５人が入った部屋は、広い部屋だ。だが、閃光神ルーネの石像はない。どうやらその先のようだ。
「ここは？」
「前室みたいなものよ。この先に閃光神ルーネがいるはずだよ」
シンシアはその部屋を知っている。ここで一休みした事がある。懐かしいな。
「そうなんだ」
ジーダが感心していると、敵が襲い掛かってきた。３匹の黄色いドラゴンとサンダーバードと２匹のグレムリンと雷獣の魔法使いだ。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが７匹はびくともしない。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは氷漬けになった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２匹のグレムリンは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。
「ガオー！」
黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。グレムリンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹のグレムリンは倒れ、もう１匹は表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、太一とシンシアは苦しみ出し、倒れた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。１匹のグレムリンは倒れた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黄色いドラゴンはびくともしない。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアを復帰させた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
「ギャオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ダミアンは毒を帯びた三叉槍で一突きした。残った１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
ジーダは焦っている。ここでも敵が出るとは。まだまだ気が抜けない。
「ここにも敵がいる！」
「気を付けよう！」
その先には再び部屋がある。その先に閃光神ルーネがいるんだろうか？ 早く会いたいな！
５人は次の部屋に進もうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２匹の黄色いドラゴンと３匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。サンダーバードは氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の雷獣は氷漬けになった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の黄色いドラゴンと２匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。サンダーバードは表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは倒れた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。３匹の雷獣は表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の雷獣は倒れた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の雷獣は倒れた。
「グルルル・・・」
黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、太一とシンシアとダミアンは苦しみ出し、倒れた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、黄色いドラゴンはびくともしない。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアとダミアンを復帰させた。
「ガオー！」
黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
太一は氷を帯びた三叉槍で一突きした。残った１匹の黄色いドラゴンは倒れた。
その先の部屋は、今さっきの部屋よりも大きい。ここに閃光神ルーネがいたんだろうか？
「ここは？」
と、シンシアは何かを思い出した。
「ここにお父様がいるんだ！」
と、ジーダはその真ん中にある石像が目に入った。あの壁画のような巨大な雷獣だ。これが閃光神ルーネだろうか？
「これは？」
それを見て、シンシアは反応した。閃光神ルーネだ。やはり神龍教によって石にされてしまったようだ。
「お父様！」
豊は呆然としている。ここにも神龍教の魔の手が伸びているとは。神龍教は容赦ないな。
「石像にされてる・・・」
と、そこに誰かがやって来た。その男は神龍教のペンダントを付けている。こいつが閃光神ルーネを石像にしたんだろう。
「やっと来たな、ジーダ」
太一は拳を握り締めた。こいつが閃光神ルーネを石像にしたんだと確信した。こいつが許せない。絶対に倒してやる！
「お前は？」
「俺の名はジョーダン。閃光神ルーネは俺が封印した。俺は人間が信じられない。神龍教しか信じない」
やはりこいつが封印したのか。そう思うと、ジーダは怒りを隠せなくなった。ジーダは拳を握り締め、今にも襲い掛かってきそうな様子だ。
「どうして信じなくなった？」
「俺の父は殺人事件を起こした。そして誰からもいじめられた。そして誰も信じられなくなった。今でのあいつらを許せない。あいつらはすでに私が葬った。偉大なる創造神王神龍様の生贄に捧げられた」
ジョーダンは父が殺人事件を起こして以降、クラスメイトからいじめられた。そして、誰も信じられなくなり、神龍教の誘いに乗ってしまった。それ以来、憎しみを与えた人間を王神龍の生贄に捧げる事で快楽を得るようになってしまった。
ある日、ジョーダンはいつものようにクラスメイトにからかわれていた。父が殺人事件を起こして逮捕されて以降、こんな日々が続く。自分は関係ないのに、どうしていじめるんだ。父が憎い。彼らが憎い。もうやめて！ だけど、誰も聞かない。
「お前、人を殺しただろ？」
ジョーダンは殺人を疑われた。だが、ジョーダンはやっていない。自分は父とは違うんだ。そんなひどい事をするわけない。
「殺してない！」
ジョーダンは強い口調だ。俺は父とは違うんだ！ 信じてくれ！
「殺したくせに！」
だが、彼らは聞き耳を持たない。それどころか、笑みを浮かべている。ジョーダンをからかうのがが楽しいようだ。
「殺してねぇよ！」
それでもジョーダンはやってないといった。ようやく彼らは去っていったが、彼らは陰で笑っている。また言ってきそうだ。
「俺は殺してないのに。どうして俺はこんな家族に生まれたんだろう。できる事なら、生まれ変わって悪い事をしない夫婦の家族に生まれたいな」
いつの間にか、ジョーダンは泣いていた。どうしてこんな事をされるんだろう。全部父が悪いんだ。僕がこんな父に生まれてこなければよかったんだ。もうこの世界からいなくなればいいんだ。
「もう誰も信じられない。もう一度人生をやり直して、幸せな人生を送ろう」
ジョーダンは決意した。今夜、自殺しよう。どんな手段でもいい。今夜、考えよう。
「やめなさい！ 一度っきりの人生。そんな事をしてはいけませんよ」
と、誰かの声に気付き、振り向いた。そこには白い服を着た男がいる。ジョーダンはその時、その男が王神龍だと知らなかった。
「でも・・・」
ジョーダンは戸惑っている。まさか、自分の味方がいるとは。それだけでも嬉しくなる。
「あなたは強い恨みを持ってますね」
王神龍は笑みを浮かべている。きっとその恨みは神龍教の発展に大きく貢献できる。あなたの力が欲しい。
「は、はい・・・」
それでもジョーダンは戸惑っている。急にそう言われても。
「私はその力を引き出す事で人々を強くするための手伝いをしています。あなたには恨みの力を引き出す事で強くなれる。憎しみの数だけ人は強くなれる。そしてその力はやがて世界を変える力になるのです」
「そ、そうですか？」
ジョーダンは驚いた。それが世界を変える力になるとは。きっと平和な世界になるための足かせになるだろう。
「はい、私について行けば、必ず世界は救われます」
王神龍は不気味な笑みを浮かべている。だが、ジョーダンはそれに気づいていない。
「ほ、本当ですか？」
「はい」
こうしてジョーダンは神龍教に入信してしまった。だが、ジョーダンはいつものように中学校に通っていたという。
それから間もなくして、クラスメイトが次々と失踪する事件が多くなった。帰宅途中に突然姿を消しているという。誰がやったかは全くわからない。ただ、別のクラスメイトが彼らが生贄に捧げられる夢を見ているという。
ジーダは拳を握り締めた。生贄に捧げるのも、犯罪だ。絶対にしてはならない。どうしてそれがわからないんだ。
「人を殺したら、犯罪だぞ！」
だが、ジョーダンは目を鋭くして、にらみつけた。怒っているようだ。
「犯罪ではない。世界をあるべき姿にするためだ！ 何が悪い！」
ジョーダンは魔法で強烈な雷を落とした。だが、５人には当たらない。
「お前がやっているのは、悪い事だ！」
ジョーダンは再び強烈な雷を落とした。それでも５人には当たらない。
「私がやっているのは、偉大なる創造神王神龍様の理想の世界を作るために重要な事！ 全く悪くない！」
ジョーダンは拳を握り締めている。自分の考えを否定している彼らが許せないようだ。
「それは犯罪だ！」
「ええいうるさい！ 殺してやる！」
ジョーダンは巨大な黄色いドラゴンに変身して、襲い掛かってきた。５人は戦いの構えを取った。
「氷の裁きを！」
ダミアンは魔法でジョーダンを氷漬けにしようとした。だが、ジョーダンは氷漬けにならない。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでもジョーダンは氷漬けにならない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。ジョーダンの表情は変わらない。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。ジョーダンには全く効いていないようだ。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。ジョーダンは全く凍えない。
「これで勝てると思ってるのか？」
ジョーダンは目を赤く光らせた。突然、シンシアをダミアンは苦しみ出し、倒れた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。ジョーダンの体に火が点かない。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。だが、ジョーダンは毒に侵されない。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、シンシアとダミアンを復帰させた。
「ここで死ね！」
ジョーダンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「炎の裁きを！」
シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。それでもジョーダンの体に火が点かない。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。ジョーダンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。それでもジョーダンは氷漬けにならない。
「ここで息絶えろ！」
ジョーダンが両手を上げると、強烈な雷が落ちた。雷を浴びた太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「死ね！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。ジョーダンは毒に侵されたが、表情は変わらない。
「大地の裁きを！」
シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。ジョーダンの顔は変わらない。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。それでもジョーダンは氷漬けにならない。
「諦めろ！」
ジョーダンはジーダに噛みついた。ジーダは倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でジーダを復帰させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。ジョーダンの表情は変わらない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。ジョーダンはびくともしない。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。ジョーダンの体に火が点かない。
「ここで死ね！」
ジョーダンは灼熱の炎を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「これでも食らえ！」
ダミアンは毒を帯びた三叉槍で一突きした。ジョーダンは大きなダメージを受けたが、それでも表情は変わらない。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでもジョーダンはびくともしない。
「炎の裁きを！」
シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。ジョーダンの表情は変わらない。
「食らえ！」
太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでもジョーダンは氷漬けにならない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。ジョーダンは不敵な笑みを浮かべている。
「ここで死ぬのだ！」
ジョーダンは灼熱の炎を吐いた。５人は表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分と他の４人を回復させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでもジョーダンは不敵な笑みを浮かべている。
「氷の裁きを！」
シンシアは魔法で氷漬けにしようとした。だが、ジョーダンは氷漬けにならない。
「えいっ！」
太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでもジョーダンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。ジョーダンの表情は変わらない。
「ここで死にやがれ！」
ジョーダンは目を赤く光らせた。突然、ジーダとシンシアは苦しみ出し、倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。ジョーダンは不敵な笑みを浮かべている。
「覚悟しろ！」
太一は空高く飛び上がり、光り輝く鎌で斬りつけた。だが、ジョーダンには全く効いていないようだ。
「これで最後だ！」
ジョーダンは確信した。これで勝てる！ 王神龍のために尽くせる！
だが、そう思ったその時、ジーダが立ち上がった。ジーダは血を流していて、所々が骨だけになっている。
「殺してやる・・・、お前を殺して・・・やる・・・」
ジョーダンは驚いた。まだ生きているのか。なんて奴だ。
「な、なんて奴だ！ これでも食らえ！」
ジョーダンはジーダに噛みついた。だが、ジーダには全く効いていない。それどころか、猛毒に侵された。どんどん力が抜けていく。
「そんなの効かんわ！」
ジーダは猛毒の息を吐いた。ジョーダンは倒れた。
ジョーダンは息を切らしている。あまりにも強い。自分ではとても歯が立たない。
「そんな・・・、こいつ・・・、強すぎる・・・」
ジョーダンは息を引き取った。きっと、自分の恨みを誰かが晴らしてくれることを祈りながら。
「やったわね」
シンシアはほっとした。これで閃光神ルーネが元通りになる。やっと再会できる。
戦いを終えると、ジーダは元の姿に戻っていた。ジーダが石像を見ると、光り輝いている。ようやく助ける事ができた。
「輝いてる！」
そして、光が収まると、そこには金色の巨大な雷獣がいる。閃光神ルーネだ。シンシアはほっとした。やっと再会できた。
「お、お父様！」
閃光神ルーネはシンシアの声に反応した。閃光神ルーネは笑みを浮かべた。やっと会えて嬉しいようだ。
「おお、シンシアか」
「よかった！」
ジーダはその美しい姿に感動している。これが閃光神ルーネなのか。
「よくぞ助けてくれた！ 礼を言うぞ！ 私は光の最高神、閃光神ルーネ。この世界は危機に瀕している。お前たちはこの世界を救わねばならない。シンシア、私は幼い頃から言っていた。いつかその時が来る。そして、お前が旅立つ前に言った。いよいよその時が来たのだ、世界を救う英雄たちと出会い、世界を救うために戦えと。そのために、私はシンシアにあらゆる魔法を教えた。その日々は決して無駄なものではなかった。それは全て、お前のため、そしてこの世界の未来のためなのだ。世界はお前たちの手にかかってる！ 頼んだぞ、魔獣の英雄たちよ！」
次の瞬間、ジーダとダミアンはまばゆい光に包まれた。ジーダはシャイニングブレスを使えるようになった。ダミアンとセイントレインを覚えた。全体を完全回復する事ができる魔法だ。
「わかりました！ 必ず世界を救ってみせます！」
シンシアは笑みを浮かべた。世界を救うのが自分たちに与えられた使命だ。必ず世界を救って、再びここに帰ってくる！
「期待してるぞ！」
閃光神ルーネの後ろには、魔法陣ができている。ここに乗れば、入口に戻れるようだ。乗ってみよう。
５人は魔法陣に乗った。すると、辺りがまばゆい光に包まれた。そして、光が収まると、そこには崩れた入口がある。戻ってきたようだ。
まだ夕方だ。次の目的地、シリンドタウンに行く前に、エムロックタウンに立ち寄ろう。エムロックタウンがどうなっているのか知りたいな。
５人はエムロックタウンに帰ってきた。エムロックタウンも空襲を受けて焼け野原だ。建物は全く残っていない。あるのはがれきの山だけだ。ティムは元気だろうか？ そのほかの地元に人々はどうなったんだろう。とても心配だ。
「帰ってきたね」
「ここが、エムロックタウン？」
ダミアンは呆然となった。こんなにもエムロックタウンが変わってしまうなんて。全く面影がない。これほど空襲がひどかったのか。
「うん。ここが故郷」
シンシアは寂しそうだ。どうしてこんなこと起こらなければならないんだろう。助け合って生きていくのが人間なのに。どうして空襲が起きなければならないんだろう。
「そうなんだ」
「きれいな町だったんだけど、こんなになってしまうなんて」
ジーダは心を打たれた。サイカシティは大丈夫だろうか？ クラウドや助けた人々は元気にしているんだろうか？
「神龍教はひどいな」
と、後ろから１人の男がやって来た。ティムだ。ティムの服はボロボロだ。ティムは家族をみんな失った。まさかこうなるとは。
「シンシア！」
その声にシンシアは反応した。ティムは生きていた。死んでいると思ったが、生きていたとは。
「お父さん！ 生きてたんだね」
「ああ」
シンシアとティムは抱き合った。再会できて、本当に嬉しい。
「死んだと思った！」
「生きてるよ！ 大丈夫だよ！」
ティムは笑みを浮かべている。シンシアが無事でいてくれて、本当によかった。シンシアは世界を救う英雄の１人。まだ世界が救われる希望が残されている。それだけで嬉しい。
「まさか空襲に遭うとは」
シンシアは信じられなかった。本当に空襲が起きるとは。そして、エムロックタウンが再び空襲に遭うとは。
「おじいちゃんから教わったんだよ。２００年前、神龍教による空襲が起きたって。あの時と一緒だよ」
ティムは昔話を思い出しながら話した。祖父から教わった昔話によると、世界各地で空襲が起き、多くの命が失われたそうだ。
「伝説は本当だったんだなって」
シンシアも感心した。あの２００年前の空襲も本当にあったんだ。そして歴史は繰り返されるんだな。
「ひどいね」
「うん」
太一と豊は辺りを見渡している。こんな事がどうして起きなければならないんだろう。平和な世界がいいのに。
「どうしてこんな事が起こらなければならないの？」
豊は拳を握り締めた。神龍教はどうしてこんなに人を殺しているんだろうか？ その理由を知りたい。
「こんなの、許されない！」
「そうだね」
シンシアは豊の肩を叩いた。その怒りは、あさっての決戦に取っておこう。それまでは、冒険に集中しよう。
その夜、星空を見ながら５人とティムは語り合っていた。ひょんな事から巡り合った５人だが、まるで昔からの友達のように仲良くなっていた。
今日も星空は美しく輝いている。だが、その下に家屋はない。あるのは焼け野原だけだ。あの賑やかな日々はしばらく帰ってこない。いつになったら復興するんだろう。そのためには、僕たちが王神龍に立ち向かわなければ。
「シンシア、お前が世界を救う英雄だと知った時は驚いた？」
ティムは隠していた。シンシアは世界を救う英雄だという事を。話してしまったら、シンシアが狙われてしまう。だからあえて言わなかった。
「うん。だけど、次第に運命に立ち向かわないとと思ってきて、驚かなくなくなってきた」
「そっか」
それを聞いて、ダミアンは何かを思い出したようだ。何かを言いたいようだ。
「僕も運命から逃げていた。僕は聖魔導の力を捨ててたんだ。命が狙われるから」
「そうなんだ」
ダミアンはこれまでの人生を悔やんでいた。自分の力から逃れ、ぐれてしまい、自分から逃げてしまった。聖魔導は世界の平和を守る使命なのに、どうして逃げていたんだろう。
「だけど、聖魔導は神龍教が蘇る時に聖なる力で世界を救うんだと知った。そして、聖魔導だった両親を殺したのは神龍教の幹部だとも知った。だから僕は、両親の敵を討ち、世界を救わなければならないんだ」
「ふーん。一度は聖魔導って、捨てたんだ。私、聖魔導になりたかったんだけど、聖クライド魔法学校の入試で落ちて、諦めたんだ」
ジーダは空を見上げた。いつものように夜空が広がっている。３日後も、この夜空を見る事ができるだろうか？ そのためには、僕らが王神龍を風位しなければ、彼らの未来はない。
「あさって、いよいよ決戦なんだね」
「うん。着々と運命の時は近づいている。僕らは必ず勝つ！ 世界の平和を取り戻すんだ！」
ジーダは拳を握り締めた。もう迷いはない。僕は運命に立ち向かう！ 僕らが新たな英雄になるんだ！ 僕らが人間の未来をつなぐんだ。
「頑張ってな！」
ティムはジーダの肩を叩いた。やせ細っているとはいえ、ティムの手は暖かい。その温かみを絶やさないように、立ち向かわなければ。
「わかった！ それが自分たちに課せられた使命なんだから」
と、１人の黄色いドラゴンがやって来た。シンシアの近所に住むドラゴン族の少女だ。黄色いドラゴンは泣いている。
「シンシアお姉ちゃん、おうち、燃えちゃった・・・」
「大丈夫？」
シンシアは黄色いドラゴンの頭を撫でた。だが、黄色いドラゴンは泣き止まない。
「パパもママも死んじゃった！」
「ひどいよね。どうしてそんな事になるんだろうね」
ジーダは同じ事を経験した。この子の気持ちがよくわかる。どうにかして励まさなければ。そして、この子のためにも平和を取り戻さねば。
「辛いよ・・・。辛いよ・・・」
「大丈夫大丈夫。私たちがその敵を討ってやるからね！」
シンシアの言葉に、黄色いドラゴンは反応した。やった人々を知っているんだろうか？
「本当？」
「うん。私たち、その空襲をした人たちの事、知ってるから。こいつらが、世界を作り変えて、支配するのを阻止するために戦うんだ」
と、黄色いドラゴンは昔話を思い出した。子供の頃、母に読んでもらった。あの昔ばなしとまた区同じ流れだ。
「そうなんだ！ って、もしかして、世界を救う英雄？」
「うん」
黄色いドラゴンは驚いた。まさか、ここで英雄になろうとしている人々に会うとは。
「本当にいたんだ！ 作り話だと思ってた！」
「本当の事なんだよ」
ジーダは誇らしげに笑みを浮かべている。自分は本当にその昔話を再現しようとしているんだ。
「誰も信じようとしないが、本当の事なんだ。だからこそ、語り継がなければならないんだ」
「そうなんだ」
と、ティムはその昔話を思い出すように語った。ティムは空を見上げた。あの時と同じ空が広がっている。
「あの時はここも焼け野原になったんだ。だけどあの日、光が差し込み、それを受け止めた人々が祈ったんだ。すると、金色のドラゴンが現れ、王神龍を封印したんだ」
と、シンシアは思い出した。昔話の最後はこうなっていた。まさか、これも再び再現されようとしているんだろうか？
「それ、昔話のままだ！」
「そうだろう。それが今から２００年前、本当にあったんだよ。そして、再びそれが起きようとしてるんだ。その度に、人間は再び立ち上がり、再び世界を発展させていくんだ」
ジーダは感心した。自分は故郷を焼き討ちに遭った。だけど、故郷はこの戦いが終わったら、いつか復興するだろう。そして、再び賑わいを取り戻すだろう。そのためには、僕らが頑張らないと。
「僕たちは昔話を再現するんだね！」
「うん！ すごいなー。昔話で見た事が本当に起きるなんて」
ティムはその時が来るのを楽しみにしている。だけど、そのためには僕たちが頑張らないと。こんな所で死んでいてはいけない。みんなのために戦わなければならない。
「だけど、その時になったら、みんな、祈りを捧げるんだよ！」
こんな事が起こるんだ。その時になったら、みんなで祈りを捧げないと。そうしなければ、世界は救われないから。
「うん。わかった！」
「そうすれば、世界を救う金色のドラゴンが現れるんだ！」
ジーダはその時気づいた。ここ最近よく見る、自分が金色のドラゴンになる夢はそれだろうか？
「僕が、そうなるのかな？」
「そうだよ！ あれは、ミラクル種しかできない力なんだ！」
やはりあの夢はこれから自分が経験する事だったんだ。女神竜サラもそんな夢を見たんだろうか？ そして、精霊の声を聞いて旅立ったんだ。
「ミラクル種には、こんな力もあるんだ」
「あるんだよ！ ただそれは、あまりにも強すぎるから、その時しか使う事ができないんだ」
それをむやみに使うのは、神の怒りに触れてしまう。神の裁きによって、処刑されてしまう。
「ふーん」
気が付けば、もう夜の１１時だ。明日のために、もう寝る時間だ。
「もうこんな時間か」
「もう夜も遅いね。もう寝よう」
「うん」
５人は横になった。ベッドもない。今日も野宿のようだ。だが、今はベッドで寝れるほどではない。
「おやすみ」
「おやすみ」
５人は目を閉じ、寝入った。ティムはその様子を幸せそうに見ている。これからこの子たちが世界を救おうとしている。自分もこれから頑張らないと。
翌朝、あと２日、５人は目を覚ました。ティムはまだ寝ている。幸せそうな寝顔だ。この寝顔をこれからも守りたい。そのためには王神龍を封印しなければ。
エムロックタウンはいつものように静かな朝だ。だが、そこには焼け野原しかない。
「おはよう」
ジーダはすでにドラゴンになっていて、次の目的地であるシリンドタウンに向かう準備ができている。
「行こうか」
「うん」
４人はジーダの背中に乗って、旅立った。必ず世界を救って、ここに帰って来る事を約束して。
それから少し遅れて、ティムも目を覚ました。だが、５人はもういない。隣で寝ていたのに。
「シンシア、おはよ、ってあれ？ もう行っちゃったのか・・・」
ティムは空を見上げた。もう旅立ったんだろうか？ 見送りたかったのに。だけど、世界のために朝早く旅立ったんだろう。見送れなかったけど、ここから声援を送りたい。
「世界を救って、帰ってくると期待してるぞ！」
ティムは空に向かって叫んだ。５人には聞こえないけど、きっと届いているはずだ。世界が救われるまでは、ここで彼らの活躍を見守ろう。そして、奇跡の光が降り注いだら、祈りを捧げよう。
