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Magical Wars 2 ~Friends~  作者: 口羽龍
第3章 伝説、再び
17/30

第5話 お父様(前編)

 昼下がり、5人はエムロックタウンにやって来た。ここ最近、ずっと休んでいない。とても疲れている。だけど、進まなければ世界の未来はない。休むのは世界を救ってからだ。今は我慢の時。その先に世界の未来がある。


 シンシアは空からエムロックタウンを見ている。エムロックタウンは空襲で何もかも失われてしまった。ティムは大丈夫だろうか? レイラの家族は大丈夫だろうか? 心配でたまらない。


 ジーダはエムロックタウンに降り立った。空襲で失われたエムロックタウンを見て、ジーダはため息をつき、拳を握り締めた。ここでも神龍教の魔の手が伸び、空襲が起きた。こんなにも多くの人の命が奪われていいんだろうか? いや、奪われてはいけない。


「着いたな」

「お父様、大丈夫かしら?」


 ティムなどの町人が心配だが、何より閃光神ルーネの事が心配だ。恐らく、神龍教によって石像にされただろう。早く解放して、自分たちに力を貸してほしい。


「心配だね。早く行こう」

「うん!」


 4人は再びジーダの背中に乗り、閃光の祠に向かった。閃光の祠はエムロックタウンからかなり山奥にあり、何百年も前から誰も立ち入らないという。


 約10分後、5人は閃光の祠の前にやって来た。そこはかつて鉱山で栄えた所だが、すぐにその鉱山は閉山になったらしい。所説はあるが、この鉱山は落盤事故など大事故が多く、その影響で閉山になったらしい。人々は閃光神ルーネの怒りに触れたと思い、ここには全く立ち入らなくなったという。この辺りに住んでいた人々は家を捨て、今のエムロックタウンに引っ越したという。


 シンシアは閃光の祠の入口を見た。だが、入口が塞がれている。明らかに誰かがダイナマイトでふさいだようだ。恐らく神龍教の仕業だろう。


「あれっ、この洞窟から行くのに。塞がれてる」

「崩落したんだろうか?」


 ジーダは首をかしげた。もう何百年も使われていない入口だ。老朽化で崩れたんだろうか?


「内部はしっかりとしてたはずだよ」

「そっか。神龍教がやったのかな?」


 豊は首をかしげた。ここまで神龍教が俺たちの邪魔をしているとは。本当に許せないな。


「わからないけど否定できないな」

「どこか代わりの入口を探そう」

「うん」


 5人は別の入口を探そうと、周辺を歩き出した。だが、間もなくして敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣とグレムリンと雷獣の魔法使いだ。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の雷獣は大きなダメージを受け、毒に侵された。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の雷獣とグレムリンは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが雷獣はびくともしない。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンともう1匹の雷獣は毒に侵され、雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 雷獣は鋭い爪で太一を引っかいた。太一は大きなダメージを受け、体がしびれた。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが5人はびくともしない。


「グルルル・・・」


 もう1匹の黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だがジーダはびくともしない。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。グレムリンは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは倒れた。


「炎の裁きを!」


 シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。2匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 ジーダは灼熱の炎を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、2匹の雷獣は倒れた。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。


「ガオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 ジーダは灼熱の炎を吐いた。1匹の黄色いドラゴンは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 残った黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で太一を復帰させた。


「とどめだ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。


 ジーダはため息をついた。祠の外にも敵がいるなんて。神龍教は容赦がない。気を付けて進まないと。


「ここにも敵が出るのか」

「しつこいな」


 5人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「大地の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは大きなダメージを受け、氷漬けになった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。だが、黄色ドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは雷を吐いた。シンシアと豊は体がしびれた。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。サンダーバードは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。サンダーバードは倒れた。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。太一とシンシアと豊は表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは雷を吐いた。太一とシンシアと豊は倒れた。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の雷獣は倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアと豊を復帰させた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。だがシンシアはびくともしない。


「ガオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは青い目を光らせた。だが5人はびくともしない。


「大地の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「とどめだ! 星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 5人は探し続ける。だが、なかなか見つからない。シンシアは度々、祠に入った事があるものの、崩壊した入口の事しか知らない。


「早く入口を探そう!」

「ああ」


 5人は山の裾に沿って歩く。だがなかなか見つからない。すると、開けた所に出た。所々には木くずがある。ここには集落があったんだろうか?


「ここは?」

「集落があったんだって」


 シンシアはよく知っている。鉱山があった頃、ここにも集落があった。多くの炭住が立ち並び、賑やかだった。だが、天災が度々起こり、閉山と共にその集落は消えた。それらの天災も閃光神ルーネの仕業だと言われている。


「そうなんだ」

「エムロックタウンは炭鉱で栄えたんだけど、ここにも短い期間だったけど炭鉱の基地があって、炭住があったんだよ」


 ここは産出量がエムロックタウンでも一番で、まさに中枢基地のような所だった。まるで栄枯盛衰を見ているかのような光景だ。


「へぇ」

「あっという間に消えたんだけどね」


 ジーダはその後ろをじっと見つめていた。振り返ると、洞窟がある。先は見えないけれど、これが閃光の祠に通じる洞窟だろうか?


「ここかな?」

「そうみたいだな」


 シンシアは洞窟を見て、何かを思い出した。ここは崩落の危険があるから、近寄らないようにと閃光神ルーネに言われた。その入口がここだろうか?


「進もう!」


 5人はその洞窟に進もうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと雷獣とサンダーバードとグレムリンと雷獣の魔法使いだ。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷獣は大きなダメージを受け、毒に侵された。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。雷獣とサンダーバードは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 グレムリンは鋭い爪で太一を引っかいた。太一は一撃で倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。だがシンシアはびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが4人はびくともしない。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で太一を復帰させた。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で斬りつけた。グレムリンは氷漬けになり、表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。グレムリンは倒れ、雷獣とサンダーバードは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。雷獣とサンダーバードは倒れた。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンは雷を吐いた。豊は体がしびれた。


「ガオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。だがダミアンはびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「大地の裁きを!」


 シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。1匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った1匹は表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。




 5人は洞窟の中に入った。洞窟の内部はレンガ積みで、しっかりとしているようだ。だがよく見ると、レンガが少し落ちている。崩壊が進んでいるんだろうか?


 ジーダは足元を見た。そこにはレールの跡がある。恐らく鉱石を運ぶトロッコの跡のようだ。


「よく見るとレールがあるね」


 他の4人も足元を見た。やはりレールがある。まさか廃線跡を歩いているとは。4人は驚いた。


「ここは短い期間だったけど、炭鉱があったんだって。だけどお父様の神の怒りに触れたため、すぐに閉山になってしまったんだ。あの炭住が消えたのもそれが原因だったらしいよ」


 4人はシンシアの話に聞き入っていた。ここの炭鉱の事はティムからよく聞かされた。お父様が閉山のきっかけになったという事も。


「そうなんだ」


 5人は少しずつ進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。3匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンと1匹の雷獣とサンダーバードは氷漬けになった。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1匹の雷獣も氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは毒に侵された。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。7匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。それでも5人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受け、サンダーバードは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは倒れた。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、2匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の雷獣は倒れた。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、もう1匹の雷獣は倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。


「ガオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。4人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分と他の3人を回復させた。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。また1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。


「命の奇跡を!」


 シンシアは魔法で太一を復帰させた。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で豊を復帰させた。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った1匹は表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。


 やはりここでも敵が出る。注意して進まないと。閃光神ルーネのいる部屋まではまだまだ先だ。油断できない。


「ここでも敵が出るね」


 シンシアは辺りを見渡した。敵はまだ出てきていない。だが、いつ出てきてもおかしくない。


「気を付けましょう」

「うん」


 太一は足元を見た。ここにもレールがある。ここにもトロッコが走っていたようだ。もう何年前だろう。レールはすっかり錆びていて、折れている部分もある。


「ここにもレールがあるわね」

「どこまで続いているんだろう」


 5人はレールに沿って歩き出した。本当にこの道は閃光の祠に通じているんだろうか? 5人は不安になってきた。


 歩くたびに光がどんどん小さくなっていく。そして見えなくなったその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと雷獣と2羽のサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンと雷獣と1羽のサンダーバードは氷漬けになった。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1羽のサンダーバードも氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 ジーダは毒の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンは毒に侵され、雷獣の魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だがジーダはびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、豊は体がしびれた。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。2羽のサンダーバードは倒れ、雷獣は表情が苦しくなった。


「それっ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣は倒れた。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。もう1匹の黄色いドラゴンも毒に侵された。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。4人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分と他の3人を回復させた。


「命の奇跡を!」


 シンシアは魔法で豊を復帰させた。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは氷漬けになり、表情が苦しくなった。


「とどめだ! 星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 5人は辺りを見渡した。掘られた跡があちこちにある。どんな人がここを掘っていたんだろう。彼らは何年生きたんだろう。


「ここで多くの人が掘ってたんだね」

「そうだね。でもあっという間に消えてったんだ」


 5人はここの栄枯盛衰を考えながら進んだ。だが、再び敵が襲い掛かってきた。3匹の黄色いドラゴンと2羽のサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが6匹はびくともしない。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは毒に侵された。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンと1羽のサンダーバードは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。2羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。1羽のサンダーバードは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 ジーダは不死鳥となり、シンシアと豊を復帰させた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは雷を吐いた。豊は体がしびれた。


「グルルル・・・」


 もう1匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが5人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った1羽のサンダーバードは倒れた。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った2匹は表情が苦しくなった。


「とどめだ! 星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 しばらく進んでいくと、光が見えてきた。洞窟の奥には何があるんだろう。気になってしょうがない。


「光が見える!」


 豊は笑みを浮かべた。光が見えると、自然と気持ちが明るくなる。


「こんな洞窟の奥に何だろう」

「行ってみよう」


 5人は光に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと3羽のサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンと2羽のサンダーバードは氷漬けになった。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だがサンダーバードは氷漬けにならない。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは倒れた。


「ギャオー!」


 サンダーバードは強烈な雷を放った。シンシアと豊は一撃で倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが3人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。3羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。1羽のサンダーバードは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 ジーダは不死鳥となり、シンシアと豊を復帰させた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンはカニ身なりを吐いた。太一は体がしびれた。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2羽のサンダーバードは倒れた。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンも氷漬けになった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 ジーダは毒の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。




 暗い洞窟を抜けると、そこは部屋だ。誰かが使っているようだが、誰もいない。席を外しているんだろう。


「ここは?」

「大地の祠みたいに、誰かが閉じ込められてるのかな?」


 太一は翼がとらえられていた牢屋を思い出した。翼は無事に帰る事ができただろうか?空襲で死んでいないだろうか? とても心配だ。


「そうみたいだ」


 ジーダは誓った。彼らのためにも、世界を救わねば。そして、再び平和な生活を送れるようにしなければ。


「早く助けないとね」

「うん」


 ジーダは捕らえられている人を見た。その人は20代の男性のようで、痩せこけている。もう何日も食べていないようだ。


「大丈夫?」

「生贄に捧げられそうで、怖いよ」


 男は寂しそうだ。早く元の生活に戻りたい。普通の食事がしたい。それを見て、ジーダは男の両手を握った。男は握る力もあまりない。衰弱しているようだ。


「大丈夫大丈夫。僕たちが助けるから」

「本当?」


 男はジーダを見つめた。とても信じられないような表情だ。こんな人がこの世にいるのか?


「うん」


 ジーダは笑みを浮かべた。すると、男は涙を流した。やはり救世主はいたんだ。まるで200年前のサラのようだ。まるでその生まれ変わりのようだ。


「絶対だよ!」

「わかったよ」


 と、豊はその隣にいる女に注目した。そこには七海がいる。まさか七海も捕らえられたとは。


「豊くん!」


 七海は驚いた。まさかここで再会するとは。もっといい所で再会したかったな。


「七海ちゃん! まさか捕まったとは」

「いじめを隠していたから捕まったの」


 豊は拳を握り締めた。何にもしていない第3者の七海もこんな目にあうとは。ますます神龍教が許せない。友達までも標的にしてしまうなんて。


「そんな・・・。こんな事で捕まって、生贄に捧げられるなんて、許せない!」

「絶対に救ってやるからな」


 七海は涙を流した。豊がこんなに優しい人だったなんて。豊の友達であってよかった。


「ありがとう。翔くんは大丈夫だった?」


 七海は翔の事を気にしていた。翔は改心したんだろうか? 再び戻る決心になったんだろうか?


「救えなかった・・・。死んじゃった・・・」


 豊は肩を落とした。必ず救うと決意したのに、こんな事になるなんて。


「そうだったの・・・、辛かっただろうね」

「うん・・・」


 と、誰かがやって来た。恐らく神龍教の幹部のようだ。ここを見張っていたが、しばらく席を外していたようだ。


「ん?誰か来た!」


 見張りは誰かがいるのに気づいた。捕らえられている人ではないようだ。


「ここで何をしている!」

「あっ、新人の見回りです」


 ジーダは戸惑いつつ嘘をついた。だが、見張りは聞き耳を持たない。新人の見回りだと思っていないようだ。


「嘘つけ! お前は世界を救うと言われている英雄だな!」


 見張りはその男が世界を救う5人の英雄と知っているようだ。やはりこの見張りは神龍教の幹部のようだ。


「くそっ、わかったか」

「閃光神ルーネの封印を解こうとする奴は、許さん!」


 と、見張りは巨大な黄色いドラゴンに変身した。5人は戦いの構えを取った。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが巨大な黄色いドラゴンはびくともしない。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンは毒に侵されない。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な黄色いドラゴンは氷漬けにならない。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンの表情は変わらない。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。それでも巨大な黄色いドラゴンは氷漬けにならない。


「ここで死ね!」


 巨大な黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「炎の裁きを!」


 ダミアンは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大な黄色いドラゴンには全く効いていないようだ。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンはびくともしない。


「大地の裁きを!」


 シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。それでも巨大な黄色いドラゴンはびくともしない。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンは笑みを浮かべている。全く効いていないようだ。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。巨大な黄色いドラゴンは少しひるんだが、すぐに持ち直した。


「死ね!」


 巨大な黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、太一は苦しみ出し、倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で太一を復帰させた。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンの表情は変わらない。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な黄色いドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。巨大な黄色いドラゴンは毒に侵された。


「グルルル・・・」


 巨大な黄色いドラゴンは雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンは氷漬けになり、表情が苦しくなった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な黄色いドラゴンはますます表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な黄色いドラゴンは倒れた。


 巨大な黄色いドラゴンは5人の強さ、特にジーダの強さに驚いた。これが世界を救う5人の英雄の力なのか。自分では到底かなわないだろう。


「こ・・・、こいつ・・・、強い・・・」


 豊は振り返った。その後ろでは七海がその戦いの様子を見ていた。七海は笑みを浮かべている。


「豊くん、かっこよかったよ!」

「ありがとう」


 豊は笑みを浮かべた。すると、他の4人も振り返った。みんなが後押ししている。だからもっと頑張らないと。


「頑張ってね! 絶対に世界を救ってくれると信じているから」

「わかった! 絶対救ってまた会おう!」


 そして、豊は七海の両手を握った。七海は力強く握り返した。


「うん!」


 5人は再び進み出した。だが、間もなくして敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと3匹の雷獣と雷獣の魔法使いだ。


「大地の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の雷獣は氷漬けになった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンと1匹の雷獣が氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れ、2匹の黄色いドラゴンは毒に侵された。


「グルルル・・・」


 雷獣は雷を吐いた。だが5人はびくともしない。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも5人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。それでも5匹はびくともしない。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の雷獣は氷漬けになり、表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の雷獣は倒れ、残った2匹は表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の雷獣は倒れた。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。残った1匹の雷獣は倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンも表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 ダミアンはため息をついた。まだまだ気が抜けない。これからまだまだ敵が出てくるだろう。閃光神ルーネのいる部屋はもっと先だろう。


「ここにも敵が出るのか」

「しつこすぎる!」


 シンシアは息を切らしている。よく出入りしている閃光の祠に、こんなに複雑な隠し洞窟があったなんて。


「早く先に進もう!」

「うん!」


 その先には通路がある。5人は通路を進み出した。と、ジーダは何かに気付き、足元を見た。そこにもレールがある。ここもトロッコで使われていたんだろうか? だとすると、牢屋になる前は何に使っていた部屋だろうか?


「ここにもレールが残ってる」

「じゃあ、この部屋は何に使われていたんだろう」


 豊も疑問に思った。だが、そんなこと考えている暇はない。もっと先に進まないと。世界の命運がかかっているのだから。


「光が見える!」

「早く行こう!」


 5人は先に進もうとした。だが、その手前で敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと3匹の雷獣とサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受け、3匹の雷獣は氷漬けになった。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは毒に侵された。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。サンダーバードは氷漬けになった。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で太一を復帰させた。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは表情が苦しくなった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。サンダーバードは倒れ、3匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。3匹の雷獣は倒れ、1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは目を赤く光らせた。突然、太一とシンシアは苦しみ出し、倒れた。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。だが2匹の黄色いドラゴンはびくともしない。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになった。


「不死鳥の力を、我に!」


 ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアを復帰させた。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは倒れた。


「とどめだ! 雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。残った黄色いドラゴンは倒れた。




 その先の通路は道が分かれている。また分かれ道だ。この先の冒険であと何回経験するんだろう。


「道が分かれているね」


 ジーダはため息をついた。もうこんなのこりごりだ。道を間違えてまた引き返すのは御免だ。


「どっちに行けばいいんだろう」


 豊は左右を見ながら、迷っている。どっちも前は見えない。どっちが正しい道だろう。


「とにかく行ってみよう!」

「そうだね」


 5人は進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。3匹の黄色いドラゴンと雷獣と2匹のグレムリンと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受け、雷獣は氷漬けになった。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹のグレムリンは毒に侵された。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。1匹のグレムリンは氷漬けになった。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンともう1匹のグレムリンは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは雷を吐いた。だが5人はびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも5人はびくともしない。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。もう1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになり、2匹のグレムリンは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹のグレムリンは倒れた。


「大地の裁きを!」


 シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。もう1匹のグレムリンは倒れ、雷獣は表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣は倒れた。


「グルルル・・・」


 ジーダは毒の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンは毒に侵された。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で豊を復帰させた。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹のドラゴンも表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った1匹は表情が苦しくなった。


「とどめだ! 雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。残った1匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 迷った末に、右に行く事にした。天井には壁画がある。それは金色に輝く美しい雷獣で、人々はその姿におののいているようだ。


「これは?」

「これが閃光神ルーネ」


 シンシアはその壁画をじっと見ている。こうしてみんなここに近づかなくなったんだろうか? いずれにしろ、無駄な開発はよくない。


「巨大な雷獣みたいだね」


 太一はその美しい壁画に感心していた。だが、油断していると敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣とサンダーバードとグレムリンと雷獣の魔法使いだ。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが7匹はびくともしない。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。グレムリンとサンダーバードは氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが1匹の雷獣はびくともしない。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンと1匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 雷獣は太一を引っかいた。太一は一撃で倒れた。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが4人はびくともしない。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で太一を復帰させた。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。サンダーバードは表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。サンダーバードは倒れ、グレムリンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。もう1匹の雷獣は氷漬けになり、グレムリンは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷獣は表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の雷獣も表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。2匹の雷獣は倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは倒れた。


「とどめだ!」


 ジーダは毒の息を吐いた。残った1匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 5人は道を進んでいる。だが、本当にこの道で正しいんだろうか? それとも、また行き止まりだろうか?


「この道で大丈夫かな?」

「わからないけど行くしかない!」


 5人は再び進み出した。前は暗くて見えない。その先に通じているのか。また行き止まりか。全くわからない。それでも進まねば。


 次第に奥に進んでいくと、光が見えなくなった。その先に進むと、やはり行き止まりだ。シンシアはため息をついた。いつになったら閃光神ルーネのいる場所にたどり着けるんだろう。今頃、閃光神ルーネはどうしているんだろう。


「行き止まりか」

「はぁ、引き返しましょ」


 5人は引き返そうとした。だが、振り返るとそこには敵がいた。2匹の黄色いドラゴンと3匹の雷獣とグレムリンと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の雷獣とグレムリンは氷漬けになった。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。黄色いドラゴンは氷漬けになった。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが5人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。グレムリンは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは倒れた。


「大地の裁きを!」


 シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。3匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 ジーダは毒の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンは毒に侵され、3匹の雷獣は倒れた。


「ギャオー!」


 黄色いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは一撃で倒れた。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンも氷漬けになった。


「命の奇跡を!」


 シンシアは魔法でダミアンを復帰させた。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。1匹の黄色いドラゴンは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。


「とどめだ! 星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った黄色いドラゴンは倒れた。


 5人は行った道を再び進み出した。相変わらずしつこく敵が出てくる。気を引き締めて進まないと。


「ここもしつこいな」

「神龍教め!」


 5人は再び進み出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。3匹の黄色いドラゴンと3匹の雷獣と雷獣の魔法使いだ。


「大地の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。7匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の雷獣は氷漬けになった。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。雷獣の魔法使いは倒れた。


「ギャオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。だが6匹はびくともしない。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。3匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも黄色いドラゴンはびくともしない。


「大地の裁きを!」


 シンシアは魔法で大きな地響きを起こした。3匹の雷獣は倒れ、1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、毒を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で豊を復帰させた。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。残った黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った黄色いドラゴンは倒れた。




 約10分後、ようやく5人は分かれ道に戻ってきた。何度も敵が襲い掛かってきて、なかなか進む事ができなかった。5人は息を切らしている。だが、まだまだこの先も続く。気が抜けない。


「戻ってきたね」

「左が正解のようだな」


 ジーダはため息をついた。一発で当てられないな。


「そうね」


 5人は左の道を進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。3匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣とグレムリンと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の雷獣は氷漬けになった。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の黄色いドラゴンとグレムリンは氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。だがグレムリンはびくともしない。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。雷獣の魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンはジーダに噛みついた。だがジーダはびくともしない。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「大地の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大きな地響きを起こした。グレムリンは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。グレムリンは倒れた。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の雷獣は倒れた。


「ギャオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。もう1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになり、もう1匹の雷獣は倒れた。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で太一を復帰させた。


「食らえ!」


 豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の黄色いドラゴンは倒れ、残った2匹は表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 ジーダは毒の息を吐いた。残った2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 5人がその先に進むと、そこには事務所がある。だが、もう何年も使っていないようで、机などはボロボロだ。


「ここは?」


 その時、シンシアは何かを思い出した。この場所を知っているようだ。


「あっ、ここって事務所かな?」

「えっ、知ってるの?」


 ジーダは驚いた。シンシアがここの事を知っているとは。だとすると、閃光神ルーネの場所は近いんだろうか?


「お父様から聞いたんだけど、この祠の先には事務所の跡があるって」

「ひょっとして、これ?」


 豊も驚いた。シンシアがこの部屋の事を知っているとは。そう思うと、ほっとした。もうすぐ閃光神ルーネのいる部屋にたどり着けるかもしれない。


「実際に見た事ないけど、これかな?」

「どうだろう」


 ダミアンは首をかしげた。祠の事はよく知っているが、閃光の祠のこの部分は全く知らない。


「でも、着実に閃光神ルーネの所には近づいてるんだね」

「そうだね」


 と、1人の女性がやって来た。その少女に見覚えがある。カノン・ラモンだ。またここでも来るとは。ダミアンは拳を握り締めた。


「お久しぶり」


 カノンは笑みを浮かべている。今度こそ5人を倒そうとしているようで、自信満々な表情だ。


「お前、カノン!」


 ダミアンは拳を握り締めた。何度あっても腹が立つ。今度こそ息の根を止めてやる!


「今度こそ、あなたの息の根を止めてみせるわ!」

「それはこっちのセリフだ!」


 ジーダは拳を握り締めた。それと共に、5人は戦いの構えを取った。すると、カノンも戦いの構えを取った。


「食らえ!」


 ダミアンは毒を帯びた三叉槍で一突きした。だがカノンの表情は変わらない。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。カノンは笑みを浮かべている。全く効いていないようだ。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。カノンはびくともしない。


「今度こそ終わりだ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。カノンの体に火が点かない。


「ガオー!」


 ジーダは氷の息を吐いた。カノンは氷漬けにならない。


「ここで死になさい!」


 カノンは赤い目を光らせた。突然、太一とシンシアは苦しみ出し、倒れた。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。それでもカノンは氷漬けにならない。


「それっ!」


 豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。カノンには全く効いていないようだ。


「不死鳥の力を、我に!」


 ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアを復帰させた。


「ここで死ね!」


 カノンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「覚悟しろ!」


 ダミアンは炎を帯びた三叉槍で一突きした。それでもカノンはびくともしない。


「えいっ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。カノンは毒に侵されない。


「炎の裁きを!」


 シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。それでもカノンの体に火が点かない。


「覚悟しろ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。カノンは高笑いをしている。太一は拳を握り締めた。まるで自分たちをばかにしているようだ。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。それでもカノンは毒に侵されない。


「終わりだ! ここで息絶えろ!」


 カノンは赤い目を光らせた。突然、シンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。


「許さんぞ!」


 ダミアンは氷を帯びた三叉槍で一突きした。それでもカノンは氷漬けにならない。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。カノンは笑っている。


「グルルル・・・」


 ジーダは光をまとい、体当たりした。それでもカノンは倒れない。


「これで勝てると思ってるのか?」


 カノンはダミアンに噛みついた。だがダミアンはびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。それでもカノンの表情は変わらない。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。カノンは少し痛そうな表情を見せた。


「天の裁きを!」


 シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。カノンの体はしびれない。


「それっ!」


 太一は空高く飛び上がり、雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでもカノンの体はしびれない。


「グルルル・・・」


 ジーダは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。カノンは少し熱そうな表情を見せた。


「ここで死ね!」


 カノンは不気味な笑みを浮かべた。突然、豊は苦しみ出し、倒れた。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で豊を復帰させた。


「天の裁きを!」


 シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。カノンは息を切らしている。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。


「はっ・・・」


 と、カノンはまたもや何かを思い出したようだ。そして、戦うのをやめ、ジーダをじっと見つめた。何かを言いたいようだ。


「キャッ!」


 だが、カノンはすぐに逃げて行った。一体何だろう。ジーダは首をかしげた。


「ま、また逃げてった。誰だろう」


 豊は首をかしげた。以前会った時もそうだ。謎だらけの女だ。何かを隠しているんだろうか?


「ふと思ったんだけど、目元が俺にそっくりだな」

「偶然でしょ? あいつ、敵なんでしょ?」


 シンシアは冷静な表情だ。自分たちに襲い掛かってきた神龍教の幹部だ。敵なんだ。立ち向かってきたら倒すべきだと思っている。


「そ、そうだね」

「行きましょ?」


 5人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の黄色いドラゴンと2匹の雷獣と2羽のサンダーバードと雷獣の魔法使いだ。


「雪の裁きを!」


 ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。2羽のサンダーバードは氷漬けになった。


「覚悟しろ!」


 豊は空高く飛び上がり、毒を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが黄色いドラゴンはびくともしない。


「星の裁きを!」


 シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、雷獣の魔法使いは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、炎を帯びた鎌で斬りつけた。黄色いドラゴンの表情は変わらない。


「グルルル・・・」


 ジーダは氷の息を吐いた。2匹の雷獣は氷漬けになり、雷獣の魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 黄色いドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。


「ギャオー!」


 もう1匹の黄色いドラゴンは氷の息を吐いた。だが4人はびくともしない。


「命の奇跡を!」


 ダミアンは魔法で豊を復帰させた。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンは氷漬けになり、2羽のサンダーバードは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。1匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 ジーダは毒の息を吐いた。1匹の雷獣と2羽のサンダーバードは倒れ、残った1匹の雷獣は表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 黄色いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも5人はびくともしない。


「星の裁きを!」


 ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った1匹の雷獣は倒れた。


「えいっ!」


 豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黄色いドラゴンはなかなかびくともしない。


「雪の裁きを!」


 シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。1匹の黄色いドラゴンは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 太一は空高く飛び上がり、氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう1匹の黄色いドラゴンも表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 ジーダは毒の息を吐いた。2匹の黄色いドラゴンは倒れた。


 ジーダは息を切らしている。まだまだ敵が襲い掛かっている。どこまで行けば閃光神ルーネの元にたどり着けるんだろう。


「こんな事務所の跡にも敵なんて」

「容赦ないな」


 5人は周りに注意しながら再び進み出した。いつ敵が襲い掛かってくるかわからない。だけど、どんな敵が襲い掛かっても、自分たちの力で倒してやる!


 5人は進んでいくと、光が見えてきた。その先には何があるんだろう。


「光だ!」

「早く行こう!」


 5人は光に向かって走り出した。

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