第４話 憎しみ（後編）
５人は洞窟を進み出した。その先に行き止まりはない。どうやらこの道で正解だったようだ。ジーダはほっとした。早く先に進もう。早く旋風神カイを解放しなければ。
「正解だったみたいね」
「うん」
シンシアはほっとした。だが、気を抜くと敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。７匹は大きなダメージを受け、１匹の水色のドラゴンと１匹のかまいたちは氷漬けになった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は氷漬けになった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。７匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹のかまいたちは体がしびれた。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。７匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンはシンシアに噛みついた。だがシンシアはびくともしない。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷様は表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。雷様は倒れた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。５匹は大きなダメージを受け、２匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。だが、２匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の水色のドラゴンは倒れ、残った１匹も表情が苦しくなった。
「とどめだ！ 氷の力を！」
ダミアンは魔法で水色のドラゴンを氷漬けにした。残った水色のドラゴンは倒れた。
ここでも敵が襲い掛かってくる。まだまだ気が抜けない。気を付けて進もう。
「しつこいなー」
ダミアンは拳を握り締めた。こんな所にも見張りを送るなんて。しつこすぎる。
「神龍教、絶対に許さない！」
５人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと巨大なハゲタカと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。巨大なハゲタカと雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹のかまいたちは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。７匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。６匹は大きなダメージを受け、巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なハゲタカは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。２匹のかまいたちと雷様は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「ギャオー！」
もう１匹の水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが４人はびくともしない。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。雷様は倒れた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２匹のかまいたちは倒れ、２匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。２匹の水色のドラゴンは倒れた。
豊はその先を見た。まだまだ洞窟は続くようで、先が見えない。その先には何があるんだろう。そして、何が待ち構えているんだろう。
「この先まだまだあるみたいだね」
「どこまで続くんだろう」
それを見たシンシアは豊の肩を叩いた。励ましているようだ。豊は顔を上げた。他の４人のためにも頑張らないと。
「ぐずぐず言ってないで、早く進もう！」
「うん」
５人は前を向いて進み出した。その先に何があるかわからない。だけど進まなければならない。その先の明るい未来を切り開くためにも。
５人はその後も進んだ。だが、再び敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。６匹は大きなダメージを受け、雷様は氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが雷様はびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２羽の巨大なハゲタカは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。６匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは太一に嚙みついた。だが太一はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の水色のドラゴンはジーダに噛みついた。だがジーダもびくともしない。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は倒れた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２羽の巨大なハゲタカは倒れ、１匹の水色のドラゴンは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。水色のドラゴンは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。残った水色のドラゴンはびくともしない。
「ギャオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。５人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分と他の４人を復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ！ 星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。水色のドラゴンは倒れた。
５人は下り坂の暗い洞窟を進んだ。それでもなかなか明かりが見えない。どこまで行けば見えるんだろう。
「まだまだ出口が見えないなー」
太一はため息をついた。疲れてきた。だけど歩みを止めてはならない。世界の命運がかかっているんだ。
「絶対あるはず！ 出口は絶対あるはずだって！」
シンシアは励ました。結局太一は４人とともに再び進み出しが。だが、敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。７匹は大きなダメージを受け、雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが雷様はびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。１匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。雷様は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。雷様はとかまいたちの魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
水色のドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。５匹は大きなダメージを受け、２羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。もう１羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の水色のドラゴンは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは倒れた。
「とどめだ！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。残った水色のドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、出口が見えてきた。やっと見えてきた。それだけで笑みが出る。
「あっ、出口が見える！」
「本当だ！ 早く行こう！」
５人は出口に向かって走り出した。あと少しで暗い洞窟を抜けられる。だが、あと少しで敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカと２人の雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。７匹は大きなダメージを受け、２人の雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが雷様はびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２羽の巨大なハゲタカは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは体がしびれた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。７匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。６匹は大きなダメージを受け、２人の雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。雷様は倒れた。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。残った雷様は倒れ、２羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。水色のドラゴンの表情は変わらない。
「ギャオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。２羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。２匹の水色のドラゴンは倒れた。
暗い洞窟を抜けると、どこは美しい場所だ。海の底が見える。様々な魚が泳いでいるのが見える。こんな美しい所があるとは。５人は驚いた。
「ここはどこだ？」
ジーダは辺りを見渡した。こんな美しい所があるとは。だけどこんな奥深くでは誰も来ないだろうな。２００年前に世界を救ったサラもこんなのを見ていたんだろうか？
「きれいな場所ね」
シンシアは息を飲んだ。こんなにも美しい場所があるなんて、みんなにも教えたいな。
「海の底のようだ。幻想的だね」
「こんな場所あるんだ」
豊も見とれていた。世界にこんな美しい場所があるとは。
「きれいだね」
と、ジーダは天井に描かれて巨大なかまいたちの絵が目に入った。そのかまいたちは海岸を見ている。その下では人がかまいたちを見上げている。
「ここにもあのかまいたちの壁画が」
「やはりこれが旋風神カイかな？」
シンシアは考えた。やはりこれが旋風神カイだろうか？ 旋風神カイはこの神殿で戦ってきたかまいたちのような姿だろうか？
「きっとそうだろう」
ジーダは前を見た。目の前には階段がある。その先には扉がある。その先に旋風神カイがいるに違いない。
「この先に階段がある。ここを上るのかな？」
「恐らくそうだろう」
シンシアもそう思った。ここしか行く道はない。きっとその先に旋風神カイはいるだろう。
「早く行こう！」
「うん」
５人は階段を上り出した。だが、それと共に大きな音が聞こえてくる。何やら水の流れる音のようだ。
「な、何だ？」
ジーダは下を見た。すると、床から水が入ってきて、徐々に浸水していく。早く扉の向こうに行かないと。
「水位が上がっていく！」
「早く逃げよう！」
５人は大急ぎで階段を上った。その先の扉の向こうに行けば助かるだろう。早く行こう！
「早く早く！」
５人は急いで階段の上の扉を目指した。その間にも水は流れ、水位が上がっていく。早く向こうの部屋に行こう！ このままでは溺れてしまう。
５人は扉を開けて、その先に向かった。何とか逃げ切る事はできたが、みんな息を切らしている。
「何とな逃げ切ったね」
ジーダは前を向いた。またもや暗い洞窟だ。まだ出口は見えない。今度はどこまで続くんだろう。
「またもや洞窟か」
シンシアは息を切らした。何度こんな所を通るんだろう。だけど進まなければならない。世界の命運がかかっているのだから。
「その先には何があるんだろう」
「行こう！」
５人は進み出した。だが、敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷様は氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。かまいたちは体がしびれた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。７匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。６匹は大きなダメージを受け、２匹の水色のドラゴンともう１匹のかまいたちは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は倒れた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。だが５匹はびくともしない。
「食らえ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。１匹のかまいたちは倒れ、もう１匹は表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
水色のドラゴンは太一に嚙みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。かまいたちは倒れた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。３匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。３匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。５人は表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分と他の４人を回復させた。
「えいっ！」
豊は炎を帯びた剣で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは倒れた。
「とどめだ！ 星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。残った２匹の水色のドラゴンは倒れた。
ダミアンはため息をついた。ここにも敵が現れる。神龍教は本当にしつこい。早く封印しないと。
「ここにも敵か」
「しつこいね」
シンシアもあきれている。だけど倒して進まなければならない。みんなのためにも。
５人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが雷様はびくともしない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２羽の巨大なハゲタカは氷漬けになり、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは雷を吐いた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の水色のドラゴンはシンシアに噛みついた。だがシンシアはびくともしない。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は倒れた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。１羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。もう１羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが２匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「食らえ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「不死鳥の力をを、我に！」
ジーダは不死鳥となって、シンシアと豊を復帰させた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンはジーダに噛みついた。だがジーダはびくともしない。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。１匹の水色のドラゴンは倒れ、もう１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。残った１匹の水色のドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、光が見えてきた。青い空が見える。どうやら外のようだ。
「光が見える！」
「本当だ！ 行こう！」
５人は出口に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと２人の雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２人の雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは体がしびれた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹のかまいたちは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。６匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。２人の雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。１匹のかまいたちと２人の雷様は倒れ、もう１匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。残った１匹のかまいたちは倒れた。
「ギャオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。だが２匹の水色のドラゴンの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは倒れた。
「とどめだ！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。残った１匹の水色のドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けると、そこは海の見える断崖絶壁の崖だ。その向こうには海岸が見える。こんな所に出るのか。きっとあの５人もこんな風景を見たんだろうな。
「海が見える！」
「きれいだね」
豊は海の美しさに見とれた。本当はそんなのに感動している暇なんてないのに。やっぱり反応してしまう。
「こんな美しい場所があるなんて」
「２００年前もこんな景色を見ていたのかな？」
ジーダは幼い頃に母に読んでもらった昔話を思い出した。あの５人もその景色に感動したんだろうか？
「そうかもしれない」
「道が細いから、気を付けて進みましょ」
この先の崖は細い。落ちないように慎重に進もう。落ちたら命はない。ここで命を落としたくない。世界の命運がかかっているのに。
「うん」
しばらく進んでいくと、洞窟が見えてきた。またもや暗い洞窟だ。今度はどこにつながっているんだろう。
「また洞窟がある」
「進もう！」
「うん！」
５人は洞窟に向かって進み出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷様は氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが雷様はびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹のかまいたちは表情が苦しくなり、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。６匹は大きなダメージを受け、２匹の水色のドラゴンは氷漬けになった。
「ガオー！」
水色のドラゴンは太一に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は表情が苦しくなった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。雷様は倒れ、２匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。２匹のかまいたちは倒れた。
「ギャオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。５人はびくともしない。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。だが３匹の水色のドラゴンの表情は変わらない。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。１匹の水色のドラゴンは倒れ、残った２匹は表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の水色のドラゴンは倒れた。
「とどめだ！」
ジーダは氷の息を吐いた。残った１匹の水色のドラゴンは倒れた。
５人は再び暗い洞窟に入った。もう何度目だろう。何度通れば旋風神カイの部屋に行けるんだろう。
「また暗い洞窟か」
「どこまで行くんだろう」
ジーダは考えた。２００年前もここを通って旋風神カイの部屋に向かったんだろうか？
「きっと２００年前もこんなに進んだんだろうな」
「そうね」
５人は洞窟を進み出した。だがすぐに敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと２人の雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。７匹は大きなダメージを受け、２人の雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹のかまいたちは氷漬けになった。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹のかまいたちは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが、水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは雷を吐いた。かまいたちの魔法使いは倒れ、１匹の水色のドラゴンは体がしびれた。
「ギャオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。６匹は大きなダメージを受け、２人の雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だがかまいたちはびくともしない。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２人の雷様は倒れ、２匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「えいっ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹のかまいたちは倒れた。
「ガオー！」
水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「覚悟しろ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。１匹の水色のドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ダミアンは氷を帯びた三叉槍で一突きした。残った水色のドラゴンは倒れた。
ジーダは息を切らした。ここでも敵が出てくる。とてもしつこい。早く旋風神カイに会って、この洞窟を出たい。
「ここでも敵が出るのか」
「頑張ろう！」
５人は再び進み出した。だが、またしても敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちと巨大なハゲタカとかまいたちの魔法使いだ。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが７匹はびくともしない。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なハゲタカは体がしびれ、飛べなくなった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。１匹の水色のドラゴンと２匹のかまいたちは氷漬けになり、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。水色のドラゴンは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。７匹は大きなダメージを受け、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
水色のドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なハゲタカは倒れた。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となって、シンシアと豊を復帰させた。
「ギャオー！」
水色のドラゴンは氷の息を吐いた。だが、５人はびくともしない。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、水色のドラゴンはびくともしない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２匹のかまいたちは倒れ、１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の水色のドラゴンも表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは雷を吐いた。２匹の水色のドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！ 天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。残った１匹の水色のドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、光が見えてきた。その先に旋風神カイはいるんだろうか？ そうであってほしいな。
「光が見える！」
「今度はどんな部屋だろう」
５人は光に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと３匹のかまいたちと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。雷様は氷漬けになった。
「食らえ！」
豊は氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹のかまいたちは氷漬けになった。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹のかまいたちは倒れ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。かまいたちの魔法使いは倒れ、雷様は表情が苦しくなった。
「ガオー！」
水色のドラゴンはシンシアに噛みついた。だが、シンシアはびくともしない。
「ギャオー！」
もう１匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。豊は氷漬けになった。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。６匹は大きなダメージを受け、雷様は倒れた。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。５匹は大きなダメージを受け、３匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。水色のドラゴンは氷漬けになった。
「ギャオー！」
ジーダは雷を吐いた。３匹のかまいたちは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは位置に噛みついた。太一は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で太一を復帰させた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「とどめだ！ 星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。２匹の水色のドラゴンは倒れた。
暗い洞窟を抜けた先は、明るい部屋だ。だが、その部屋に旋風神カイの石像はない。ここにもないようだ。
「ここはどこだろう」
と、シンシアは驚いた。その先に床が途切れている。下には湖があり、大量の肉食魚がいる。落ちたら命がないだろう。
「床が途切れてるな」
ジーダは驚き、下を見た。やはり途中で途切れている。そしてその下には湖がある。
「その下には肉食魚の湖か」
シンシアは前を向いた。その先にはまた暗い洞窟がある。今度は何が待っているんだろう。
「その先に洞窟があるね」
「どうやってわたるんだろう。これが正解の道だよね」
豊は首をかしげた。ここは確かに正解の道だ。なのにどうして途切れているんだろう。
「そうだけど、どうやってあの先に行くんだろう」
太一も首をかしげている。どうやってあの先に行くんだろう。まさか、ジャンプして飛び越えるんだろうか？
と、ダミアンが何かを思いついた。何かを思い出したようだ。
「透明な床になってるんじゃないかな？」
「透明な床？」
ダミアンは先日に行った風の祠の事を思い出した。その中には透明な床があって、見えないけれど歩けた。あれもそんな仕掛けだろうか？
「風の祠でもあったでしょ？」
「あっ、そういえばあったあった。それみたいに床が透けているってやつかな？」
ジーダは思い出した。確かにあった。だが、すっかり忘れていた。これからこんな仕掛けがあるかもしれないというのに。仕掛けはしっかりと覚えておかないと。
「きっとそうだ。大丈夫。僕が杖を突きながら進むから、僕の後についてきて」
「わかった」
４人はダミアンの後に続いて進み出した。ダミアンは杖を突いて床を確認している。ここは抜けている。ここは見えない床だ。慎重に確認している。
「ここは大丈夫だ」
やっと見えない床を見つけた。ダミアンに続いて、４人も進み出した。５人とも慎重に進んでいる。落ちたら確実に死ぬ。命がけだ。
「本当だ。透明になってる」
ジーダは下を向いた。やはり透明になっている。気を付けて進まないと。
「慎重に進もう」
「うん」
ダミアンは杖を突きながら慎重に進む。右に左に、時には前に。それに続いて４人も進む。
数分かけて、ようやく向こうに着いた。その先には暗い洞窟がある。ジーダは大きく息を吸った。これでもう安心だ。しっかりと歩いて進める。
「やっと向こうにたどり着いたね」
「怖かった」
豊はいまだに怯えている。見えない床はもう通り過ぎたのに。まだ恐怖が尾を引いていた。
「もう大丈夫。先に進もう」
「うん」
５人は先に進もうとした。だが、入口の扉が閉まった。また何かが襲い掛かってくるんだろうか？
「な、何だ？」
「また敵か？」
ダミアンは拳を握り締めた。またまた敵か。しつこいな。
「きっとそうだろう」
豊も拳を握り締めた。こんなに多くの仕掛けを作ってくる神龍教が許せない。
「何でもいい。かかってこいや！」
と、下の湖から、巨大なリヴァイアサンがやって来た。５人に襲い掛かってくるようだ。５人はそのリヴァイアサンをじっと見つめている。こいつが襲い掛かってくるんだろう。だいたい見当はついている。
「来たぞ！」
巨大なリヴァイアサンが襲い掛かってきた。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。だが巨大なリヴァイアサンはびくともしない。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも巨大なリヴァイアサンはびくともしない。
「炎の裁きを！」
シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大なリヴァイアサンの表情は変わらない。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なリヴァイアサンの体に火が点かない。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。巨大なリヴァイアサンの体はしびれない。
「ガオー！」
巨大なリヴァイアサンは両手を上げた。すると、大津波が押し寄せ、５人を巻き込んだ。５人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分と他の４人を回復させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なリヴァイアサンの表情は変わらない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。巨大なリヴァイアサンは少しひるんだが、すぐに持ち直した。
「それっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なリヴァイアサンの体に火が点かない。
「ギャオー！」
ジーダは雷を吐いた。巨大なリヴァイアサンは少し表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
巨大なリヴァイアサンは目を赤く光らせた。突然、シンシアと豊とダミアンは苦しみ出し、倒れた。
「えいっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なリヴァイアサンは表情が苦しくなった。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、シンシアと豊とダミアンを復帰させた。
「ガオー！」
巨大なリヴァイアサンはジーダに噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。巨大なリヴァイアサンはますます表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なリヴァイアサンは倒れた。巨大なリヴァイアサンは倒れ、湖に落ちて行った。５人はその様子をじっと見ている。
「何とか倒したわね」
「大変だった」
太一はため息をついた。今度も厳しい戦いだった。だけど、これからはもっと厳しい戦いになるだろう。まだまだ気が抜けない。
「扉が開いた。早く先に行こう」
「うん」
５人は部屋を後にして、暗い洞窟に向かった。
その先の暗い洞窟は下り坂になっている。天井には旋風神カイと思われる壁画が至る所にある。そう思うと、この道の先に旋風神カイがいるだろう、この道で正しいだろうと思い、自信が出る。
「下り坂になってる」
「どこまで下るんだろう」
５人は洞窟を進み出した。だが、程なくして敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカと雷様とかまいたちの魔法使いだ。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。７匹は大きなダメージを受け、２羽の巨大なハゲタカは体がしびれた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は氷漬けになった。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２匹の水色のドラゴンは氷漬けになり、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。２羽の巨大なハゲタカは倒れ、雷様は表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。雷様は倒れた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。だが３匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「えいっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「ギャオー！」
ジーダは雷を吐いた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
水色のドラゴンは目を赤く光らせた。突然、太一とシンシアと豊は苦しみ出し、倒れた。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。１匹の水色のドラゴンは倒れ、残った２匹は表情が苦しくなった。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアと豊を復帰させた。
「とどめだ！ 星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った２匹の水色のドラゴンは倒れた。
５人は息を切らしている。ここでも敵が出る。気を抜いてはいけない。まだまだ先は長いだろう。
「ここでも敵が出るのか」
ジーダは前を向いた。だが、出口は見えない。後ろには入口の光が見えるが、目の前には光が見えない。
「早く行こう！」
「うん！」
５人は再び進もうとした。だが、程なくして敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと３匹のかまいたちと巨大なハゲタカとかまいたちの魔法使いだ。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大なハゲタカは体がしびれ、地上に落ちた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２匹のかまいたちは氷漬けになり、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。１匹の水色のドラゴンと１匹のかまいたちは体がしびれた。
「ギャオー！」
水色のドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは一撃で倒れた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「命の奇跡を！」
シンシアは魔法でダミアンを復帰させた。
「えいっ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大なハゲタカは倒れた。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。３匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。３匹のかまいたちは倒れた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の水色のドラゴンも表情が苦しくなった。
「とどめだ！」
ジーダは雷を吐いた。２匹の水色のドラゴンは倒れた。
しばらく進むと、出口が見えてきた。その先には光が見える。今度はどこにつながっているんだろう。
「出口が見える！」
「本当だ！」
５人は走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンとかまいたちと２羽の巨大なハゲタカとかまいたちの魔法使いだ。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。２羽の巨大なハゲタカは体がしびれ、地面に落ちた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。かまいたちは体がしびれた。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の水色のドラゴンは氷漬けになり、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。２羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちは表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは雷を吐いた。かまいたちと２羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「ガオー！」
水色のドラゴンは雷を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが３匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「えいっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。２匹の水色のドラゴンは倒れ、残った１匹も表情が苦しくなった。
「とどめだ！ 星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。残った１匹の水色のドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けると、そこは湖の横だ。湖は美しいが、ここにも大量の肉食魚がいる。天井は高い。かなり奥深く来たんだと思わせる。
「ここは？」
「湖だ！」
ジーダは驚いた。こんな所にも地底湖があるとは。世界は広いと改めて感じる。
「こんなに深くにやって来たのね」
「ここまで来たんだね」
５人は湖の橋にある狭い崖を進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。３匹の水色のドラゴンと２羽の巨大なハゲタカとかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２羽の巨大なハゲタカは氷漬けになった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。１匹の水色のドラゴンは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「ギャオー！」
ジーダは雷を吐いた。１匹の水色のドラゴンは体がしびれ、かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。もう１羽の巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。２羽の巨大なハゲタカは倒れた。
「ギャオー！」
水色のドラゴンは雷を吐いた。だが５人はびくともしない。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。３匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。１匹の水色のドラゴンは倒れ、残った２匹は表情が苦しくなった。
「それっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。もう１匹の水色のドラゴンは倒れた。
「とどめだ！」
ジーダは雷を吐いた。残った水色のドラゴンは倒れた。
５人は前を見た。その先には別の部屋につながる入口がある。あの部屋に旋風神カイがいるんだろうか？
「さぁ、行こう！」
「うん！」
５人は次の部屋に進もうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２匹の水色のドラゴンと３匹のかまいたちとかまいたちの魔法使いだ。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。２匹のかまいたちは氷漬けになった。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは氷漬けになった。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。かまいたちの魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。かまいたちの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹のかまいたちは氷漬けになった。
「ガオー！」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。３匹のかまいたちは表情が苦しくなった。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。１匹のかまいたちは倒れた。
「天の裁きを！」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。２匹のかまいたちは倒れた。
「食らえ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー！」
ジーダは雷を吐いた。それでも２匹の水色のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは目を赤く光らせた。突然、シンシアは苦しみ出し、倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「食らえ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンの表情は変わらない。
「えいっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。１匹の水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。１匹の水色のドラゴンは倒れ、残った１匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ！ 天の裁きを！」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。残った１匹の水色のドラゴンは倒れた。
入った部屋は、とても広い。そして、天井には巨大なかまいたちの壁画がある。この祠で見てきた度の壁画よりも美しく、巨大だ。
「ここは？」
と、豊は目の前にある石像が目に浮かんだ。その石像は壁画に絵が描かれている巨大なかまいたちにそっくりだ。
「見て！ 大きなかまいたちの銅像だ！」
「まさか、これが旋風神カイ？」
その時、ジーダは思った。壁画に描かれてた巨大なかまいたちは、やはり旋風神カイに違いない。
「よく来たな、それが旋風神カイだ」
誰かの声に気付き、振り向いた。そこには眼鏡をかけたスポーツ刈りの男がいる。その男も神龍教のペンダントを付けている。こいつが封印したに違いない。
「お前が封印したのか？」
ジーダは力強い口調だ。旋風神カイを封印された怒りで気持ちが高ぶっている。
「ああ。そうだ。言い遅れた。私の名前はメル。私は主力をケガさせて優勝したチームを恨んでいる。主砲を次々とけがに追い込んで、優勝を逃した。」
メルは拳を握り締めている。今思い出しても腹が立つ。メルはその怒りのために神龍教に入信し、憎んだ人々を生贄に捧げてきた。
メルはとあるプロ野球チームの監督だ。チームは優勝争いを繰り返すほどの強豪だが、けがでなかなか優勝できずにいた。だが、成績が良い事で契約を延長してもらっていた。だが、いつも優勝を逃している事が不満で、欲求不満がたまっていた。
その原因は、デッドボールでけがをして、主力が離脱してしまったからだ。そのために、戦力が低下し、優勝争いから転落してしまった。自分は悪くないのに。そう思うと、相手への憎しみが増大していった。
「誠に申し訳ない」
メルは拳を握り締めている。それでも許せない。復讐したい。だけどそれをしたら逮捕されてしまう。どうしてもする事ができない。
「お前のせいで優勝逃したんだぞ！」
相手の監督は土下座をした。だが、メルは許そうとしない。
「申し訳ないと言っているじゃないか！ わざとじゃない！ 許してくれ！」
相手の監督は泣いている。それでもメルの表情は変わらない。
相手の監督は去っていった。メルは拳を握り締めている。いまだに許せないようだ。
「本当に許せないですか？」
突然、誰かの声がした。だが、相手の監督はそれが聞こえないようだ。声に気付いて、メルは振り返った。そこには白い服の男がいる。メルはその男が王神龍だと知らなかった。
「はい」
メルは泣いている。あいつがけがをしなければ優勝できたはずなのに。あまりにも悔しい。
「ならば、私についてきてください。私はあなたの味方です。あなたの憎しみを必ずお届けしましょう」
メルは驚いた。憎しみを届ける事ができる。こんな事ができるんだろうか？ まさか、悪い宗教ではないだろうか？
「あ、ありがとうございます」
メルは喜んでその誘いに乗ってしまった。だが、それが罠だった。ついてきたのは邪教の神龍教で、メルはそれに洗脳され、悪者になってしまった。
それから間もなくして、相手の監督が失踪した。誰もその行方は知らないが、選手の中には監督が生贄に捧げられる夢を見たものもいる。それは正夢で、本当に生贄に捧げられたという。
ジーダは拳を握り締めた。それだけで相手の監督を殺すなんて、許せない。素直に謝罪を聞けばいいのに。
「そんな事で殺すなんて、許さない！」
「あいつがけがをさせるから悪いんだ！ あいつなんか死ねばいいんだ！」
メルは強い口調で起こった。すると、雷が落ちる。メルが魔法で雷を落としていると思われる。
「そんなのひどい！」
「ひどくはない！ 借りは返すものだ！」
メルは鋭い爪で引っかいた。ジーダは素早くよけた。４人の仲間はその様子をじっと見ている。
「絶対に許さない！」
突然、メルはこれまでにジーダたちに倒された仲間たちの無念を思い出した。彼らのためにも、ジーダを倒して王神龍の夢を叶えなければ。そうれば、かられも喜んでくれる事だろう。
「死んだ仲間たちの借り、返してもらうぞ！」
「かかってこいや！」
５人は拳を握り締めた。すると、メルは戦いの構えを取った。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。メルの表情は変わらない。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。メルは氷漬けにならない。
「星の裁きを！」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。メルはびくともしない。
「食らえ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでもメルの表情は変わらない。
「ガオー！」
ジーダは雷を吐いた。メルの体はしびれない。
「これで勝てると思ってるのか？」
メルは灼熱の炎を吐いた。だが５人はびくともしない。
「お前らなかなかやるな！」
メルは笑みを浮かべている。人間を守ろうとしている彼らをばかにしているようだ。
「守りたい人がいるんだ！」
「誰だ？」
メルは笑みを浮かべている。絶対に倒して王神龍を喜ばせようとしているようだ。
「人間だ！」
「愚かな！ 消えろ！」
メルは高笑いをした。５人はより一層腹が立った。
「星の裁きを！」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。それでもメルはびくともしない。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。メルの体に火が点かない。
「炎の裁きを！」
シンシアは魔法で巨大な火柱を起こした。それでメルの体に火が点かない。
「えいっ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。メルには全く効いていないようだ。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。メルの体はしびれない。
「ガオー！」
メルは目を赤く光らせた。突然、太一とシンシアは苦しみ出し、倒れた。
「雪の裁きを！」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。メルは氷漬けにならない。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでもメルの表情は変わらない。体力が高いようだ。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、太一とシンシアを復帰させた。
「ここで息絶えろ！」
メルは灼熱の炎を吐いた。ジーダと豊とダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を！」
ダミアンは魔法で自分とジーダと豊を回復させた。
「覚悟しろ！」
豊は空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。メルの表情は変わらない。
「雪の裁きを！」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。メルの体は凍らない。
「食らえ！」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでもメルの体は凍らない。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。それでもメルの体はしびれない。
「ここで死ぬのだ！」
メルはシンシアに噛みついた。シンシアは一撃で倒れた。
「命の奇跡を！」
ダミアンは魔法でシンシアを復帰させた。
「それっ！」
豊は空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。メルの表情はなかなか変わらない。
「覚悟しろ！」
太一は炎を帯びた鎌で斬りつけた。メルは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「ガオー！」
ジーダは氷の息を吐いた。メルは少し表情が苦しくなった。
「俺に勝てると思うなよ！」
メルは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。５人は非常に大きなダメージを受け、ジーダ以外の４人は倒れた。
「これならどうだ！」
ジーダは空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりした。メルは一気に表情が苦しくなった。
「こ、これは・・・」
メルは驚いた。炎竜神マグスの技をどうして使えるのか？ これが世界を救う英雄のなせる技だろうか？
「とどめだ！」
ジーダは灼熱の炎を吐いた。メルは倒れた。
メルは息を切らしている。これが世界を救うと言われている英雄の力なのか。とても自分でも太刀打ちできない。
「こ、こいつ、やはり強すぎる・・・。すまない。他の仲間・・・借りを返してくれ・・・」
メルは息絶えた。ジーダはその様子をじっと見ている。
「不死鳥の力を、我に！」
ジーダは不死鳥となり、他の４人を復帰させた。
「倒したね・・・」
ジーダはため息をついた。厳しい戦いだった。だけど、もっとこの先には厳しい戦いが待っているだろう。覚悟しないと。
「ああ」
と、旋風神カイの石像が光に包まれている。恐らく、元に戻ると思われる。
「光が！」
「本当だ！」
５人は驚いた。いよいよ復活するんだ。どんな声だろう。楽しみだな。
光が収まると、そこには巨大なかまいたちがいる。壁画で見たかまいたちにそっくりだ。
「解放してくれてありがとう。私は旋風神カイ。人間はどうして恨むのか。謝っても許さない。どうしてそうなってしまったのか？ そんな事をしたらかわいそうだと、どうしてわからないのか？ 相手の気持ちがわからない限り、憎しみが生まれ、王神龍が」
と、ジーダとダミアンは水色の光に包まれた。ジーダは光となって相手を貫く技、オーラスラッシュを覚えた。一撃必殺で敵１匹を攻撃する。ダミアンはエアスラッシャーを覚えた。見えない刀で敵全体を攻撃する魔法だ。
「さて、あと３つだ。次はエムロックタウンの閃光の祠だ」
「お父様・・・」
シンシアは閃光神ルーネの事を思い浮かべた。今頃、石像にされてどういう気持ちだろう。
「心配だね。早く行こう！」
旋風神カイの後ろには魔法陣がある。これに乗れば入口に戻れるだろう。早く乗って次の場所に向かおう。
５人は魔法陣に乗った。すると、５人は光に包まれた。
光が収まると、そこは灯台の入口だ。いつものように灯台は静かだ。次に誰かが来るのは何年後だろう。
４人はジーダの背中に乗って、エムロックタウンに向かった。シンシアはその間、閃光神ルーネの事を気にしていた。どうか元気でいますように。
