第1話 36のあだ名
5人はナツメ火山にやって来た。ナツメ火山はナツメビレッジから少し離れた所にある。ハイカーに人気の火山だが、ここに炎竜神マグスがいる事はあまり知られていない。炎竜神マグスの存在を知っているのは、聖魔導ぐらいだ。
「ここがナツメ火山か」
「ああ」
ジーダの背中から、4人はナツメ火山を見つめた。雄大な姿だ。この中に炎竜神マグスがいるという事を知ると、素晴らしいと思う。
「雄大ね」
ダミアンの指示で、5人は入口にやって来た。聖魔導のダミアンは、炎の神殿の入口を知っている。学校で習った。
だが、やってきたダミアンは戸惑った。入口が何者かによって塞がれている。自然に塞がれたのか、誰かが意図的に塞いだのか。
「ここに入口があるはずなのに」
ダミアンは不安になった。どうやって入ればいいんだろう。
「塞がれてる!」
「本当だ!」
4人もやって来た。まさかの事態に戸惑っているようだ。
「どうやって入るんだろう」
と、ジーダはその近くにある穴が気になった。どうしてこんな所に穴があるんだろう。
「これは?」
その声に反応して、4人もやって来た。穴を見て、4人も怪しいと思った。ここから入るんだろうか?
「ここから入るのかな?」
「そうみたい」
ここが入口かわからないけど、5人は穴に入った。その穴は洞窟ぐらいの大きさで、素掘りだ。本当はここが入口だったんじゃないかと思われるような造りだ。
進み出してすぐ、敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「水の力を!」
ダミアンは魔法で巨大な水柱を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の魔法使いは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは倒れた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎のグリフィンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは倒れた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ギャオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、炎の熊は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は倒れた。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。だが、2匹の赤いドラゴンはびくともしない。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。1匹の赤いドラゴンは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。
「ガオー!」
赤いドラゴンは太一に噛みついた。太一は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「とどめだ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
太一は汗をかいている。あまりにも暑い。こんな所にも敵が出るとは。
「こんな所にも敵がいるのか!」
「気を付けて進まないと」
豊はいつの間にか息を切らしていた。今までになく強い敵だ。だが、これからもっと強い敵が襲い掛かってくる。油断してはならない。
「そうね」
シンシアは冷静に答え、先に進もうとした。だが、程なくして敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと岩男と炎の魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと岩男は氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。だが炎の魔法使いはびくともしない。
「水の力を!」
シンシアは魔法で巨大な水柱を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは雷を吐いた。それでも5人はびくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎のグリフィンは倒れた。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンは体がしびれた。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが岩男はびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、岩男は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、太一と豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。岩男は倒れた。
「癒しの力を!」
シンシアは魔法で豊を回復させた。
「それっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが赤いドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
赤いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。赤いドラゴンは体がしびれた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
ジーダは氷の息を吐いた。赤いドラゴンは倒れた。
しばらく歩いていると、出口が見えてきた。その先は赤く輝いている。溶岩が見えるんだろうか?
「出口が見える!」
シンシアは笑みを浮かべた。ようやく暗い洞窟を抜け出せる。
「本当だ!」
太一はほっとした。やっと洞窟を抜け出せる。それだけでも嬉しい。
「早く行こう!」
5人は出口に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。3匹の赤いドラゴンと岩男と炎の熊と炎の魔法使いだ。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。だが6匹はびくともしない。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。岩男は大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、2匹の赤いドラゴンと炎の魔法使いは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが炎の熊は氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。炎の熊は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「ガオー!」
炎の熊は炎を帯びた拳でダミアンを殴った。だが、ダミアンはびくともしない。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。炎の熊は倒れ、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受け、岩男は表情が苦しくなった。
「えいっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。岩男は倒れた。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。だが3匹の赤いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、太一と豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
シンシアは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンは倒れた。
「ギャオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、シンシアは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法でシンシアを回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の力を!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。2匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンは倒れた。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンはダミアンに噛みついた。ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。残った赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ! 天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。残った赤いドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けた先には橋がある。その下のは溶岩が流れていて、ゴボゴボと音を立てている。そして、暑い。
「こんなに高い橋を渡るのか」
「危ないわね」
シンシアは下を見た。こんな高い橋を渡るなんて初めてだ。
「崩れてこないように慎重に渡ろう」
「うん」
5人は慎重に橋を渡り始めた。高い所を歩いているためか、少し揺れる。今にも崩れそうな予感だ。
歩きだして数十秒後、敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンと炎の熊は氷漬けになった。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の魔法使いは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
炎のグリフィンは豊をわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。豊は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、豊は倒れた。
「命の奇跡を!」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受けた。炎のグリフィンは倒れ、炎の熊は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の熊は倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。だが2匹の赤いドラゴンの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは豊に噛みついた。だが、豊はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。それでも赤いドラゴンはびくともしない。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の力を!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の赤いドラゴンは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。残った赤いドラゴンは倒れた。
だが、戦いが終わった直後、橋が崩れ出した。5人は突然の出来事に驚いた。
「うわっ!」
「何だ!」
太一は出てきた洞窟の方を向いた。すると、橋が崩れていくのが見える。
「崩れていく!」
それに反応した4人は驚いた。早く対岸に行かないと。
「早く渡ろう!」
「うん!」
5人は対岸に向かって走り出した。その間にもどんどん橋は崩れていく。早く対岸に行かないと。
5人は何とか対岸にたどり着いた。その直後、橋が完全に崩れた。間一髪で逃げる事ができた。
「何とか間に合ったね」
対岸の先には再び洞窟の入口がある。その洞窟もまた真っ暗だ。今度はその先に何があるんだろう。
5人は洞窟に入ろうとした。だが、扉が閉まった。また敵が出てくるんだろうか?
「ん? 扉が閉まった!」
「敵が出てくるのかな?」
5人は辺りを見渡した。だが、敵はまだ出てこない。だが、直に出てくるだろう。その時まで待とう。そして、俺たちの力でぶっ倒してやる。
「きっとそうだ!」
と、ジーダは下から巨大な炎のドラゴンが迫ってくるのが見えた。ひょっとして、そのドラゴンが襲い掛かってくるんだろうか?
「あれが敵か?」
「きっとそうだ」
巨大な炎のドラゴンは5人に気付くと、そこに迫ってきた。やはりこいつと戦うようだ。
「来るぞ!」
巨大な炎のドラゴンは5人に襲い掛かってきた。5人は戦いの構えを取った。
「水の力を!」
ダミアンは魔法で巨大な水柱を落とした。だが、巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。それでも巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。体力が高いようだ。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な炎のドラゴンには全く効かない。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンの体はしびれない。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。巨大な炎のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
巨大な炎のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンには全く効いていないようだ。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「ギャオー!」
ジーダは雷を吐いた。巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「グルルル・・・」
巨大な炎のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、太一と豊は倒れた。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な炎のドラゴンは氷漬けにならない。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンは体がしびれない。
「星の力を!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。まだまだ体力があるようだ。
「えいっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。それでも巨大な炎のドラゴンは氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
巨大な炎のドラゴンは太一に噛みついた。太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「氷の力を!」
シンシアは魔法で巨大な炎のドラゴンを氷漬けにした。だが、巨大な炎のドラゴンは氷漬けにならない。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンの表情は変わらない。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。巨大な炎のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
巨大な炎のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、シンシアとダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
シンシアは魔法で自分を回復させた。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な炎のドラゴンは意識を失い、溶岩に落ちていった。何とか倒す事ができた。これで進めるんだろうか?
「何とか倒したな」
「ああ」
すると、閉まっていた扉が開いた。ここでも倒したら開く仕組みのようだ。
「あっ、開いた」
「やはりこういう仕掛けだったのか」
5人は崩れた橋の先を抜け、洞窟に向かおうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎のグリフィンは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受けた。1匹の赤いドラゴンと炎の熊は氷漬けになり、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受けた。炎のグリフィンは倒れ、炎の熊は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は倒れた。
「水の力を!」
シンシアは魔法で巨大な水柱を落とした。2匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受けたが、表情は変わらない。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンの表情は変わらない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。2匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、1匹が倒れた。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、太一と豊は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンはびくともしない。
「癒しの力を!」
シンシアは魔法で自分を回復させた。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
ジーダは氷の息を吐いた。赤いドラゴンは倒れた。
5人は再び暗い洞窟に入った。この洞窟も暗くて、静かだ。またここでも敵が襲い掛かってくるんだろうか?
「またもや暗い洞窟か」
「この先には何があるんだろう」
5人は洞窟を進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。3匹の炎のドラゴンと炎の熊と岩男と炎の魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、岩男と炎の魔法使いは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージを受け、体がしびれた。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。1匹の赤いドラゴンは体がしびれ、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが、赤いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
赤いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎の熊と岩男は表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。だが、赤いドラゴンはびくともしない。
「星の力を!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎の熊と岩男は倒れた。
「えいっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも赤いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、2匹の赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
「星の力を!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。もう1匹の赤いドラゴンは倒れ、残りの1匹も表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。残った赤いドラゴンは倒れた。
5人は慎重に進んだ。やがて、入口の光が見えなくなっていく。ここは下り坂のようだ。
「慎重に行こう」
「うん」
5人は周りに気を付けながら進んだ。だが、光が見えなくなった頃、敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと2匹の岩男と炎の熊と炎の魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で6匹を氷漬けにした。6匹は大きなダメージを受け、2人の岩男と炎の熊は氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の魔法使いは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「星の力を!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンはシンシアに噛みついた。だが、シンシアはびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、2人の岩男は表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は表情が苦しくなった。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、2人の岩男と炎の熊は倒れた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンはそれでもびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。2匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、それでもびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンも灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
「とどめだ! 天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。残った赤いドラゴンは倒れた。
ふと、シンシアは閃光神ルーネの事が気になった。お父様は元気にしているだろうか? 神龍教の奴らに変な事をされていないだろうか? しばらく会っていないので気になる。
「この先に炎竜神マグスがいるのね」
「ああ」
5人はその後も暗い下り坂を歩いていく。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。3匹の赤いドラゴンと2匹の炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受け、2匹の炎のグリフィンは氷漬けになった。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージを受け、体がしびれた。
「氷の力を!」
シンシアは魔法で7匹を氷漬けにした。7匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンと炎の魔法使いは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。7匹は大きなダメージ受けた。炎の魔法使いは倒れ、2匹の炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。
「ガオー!」
もう1匹の炎のドラゴンは雷を吐いた。それでも5人はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。2匹の炎のグリフィンは倒れ、炎の熊は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は倒れた。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。3匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、1匹が倒れた。
「ギャオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、シンシアは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法でシンシアを回復させた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。1匹の赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の赤いドラゴンは倒れ、残った1匹も表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った赤いドラゴンは倒れた。
その先にはまだまだ下り坂が続いている。その下り坂にまだ終わりは見えない。
「下り坂になってるな」
「そうね」
突然、変な音が聞こえてきた。5人は立ち止まった。何が起こっているんだろう。
「な、何だ?」
ジーダは偶然後ろを振り向いて驚いた。溶岩が流れてくる。あの音は溶岩が流れてくる音だったようだ。
「溶岩が流れてくる!」
このままでは飲み込まれてしまう。早く逃げないと。5人は急いだ。その間にも溶岩が迫ってくる。
「光が見える!」
その先に光が見える。この洞窟の出口のようだ。そこに出れば助かるかもしれない。早く行こう。
「早く出口に向かおう!」
「うん」
5人は全速力で走った。その間にも溶岩が迫ってくる。早く逃げないと。
「早く早く!」
5人は洞窟を出て、広い所に出た。間もなくして、洞窟の穴から溶岩が出てきた。すごい勢いだ。これに飲み込まれたら命を落としていただろうな。そう考えると、震えてくる。
「何とか逃げ切ったわね」
「ああ」
洞窟を出た先には、再び橋がある。今さっきの橋と比べて溶岩までの高さが低い。これだけ洞窟を下ってきた事よくわかる。
「ここまで下ったのね」
「ああ」
ジーダは上を見上げた。火口が見える。ここまで下ってきたのか。ジーダはため息をついた。
「どこまで下るんだろう」
豊も考えた。どこまで下れば炎竜神マグスの所までたどり着けるんだろう。
「さぁ、行こう」
「うん」
その時、大きな音を立てて橋が崩れてきた。ここでも崩れるとは。この洞窟も油断できない。
「ここでも崩れるのか!」
「くそっ、なんて仕掛けだ!」
5人は急いで橋の向こうに突っ走った。その間にも橋は崩れていく。早く行かないと。
「早く早く!」
5人は対岸に急いだ。崩れていく部分が徐々に迫っていく。5人は息を切らしながら対岸を目指した。溶岩に落ちて死にたくない。世界を救わなければならないのに。
橋が完全に崩れる直前、5人は何とか対岸に着いた。
「何とか間に合ったわね」
「ああ」
5人はみんな息を切らしている。またもや橋が崩れるとは。
「さぁ行こう!」
5人は再び洞窟に入ろうとした。だが、再び扉が閉まった。
「あれっ、また閉まった!」
太一は驚いた。またもや扉が閉まるとは。
「また強い敵が襲い掛かってるくのか?」
「きっとそうだ!」
ダミアンは上を見上げた。すると、入ってきた洞窟の上に、炎のまとったオオカミがいる。そのオオカミが襲い掛かってくるんだろうか?
「な、何だ?」
炎のオオカミはものすごいジャンプ力で5人のいる対岸に飛び掛かってきた。
「突然だな!」
「かかってこいや!」
5人は戦いの構えを取った。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。だが炎をまとったオオカミは氷漬けにならない。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎をまとったオオカミはびくともしない。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。炎をまとったオオカミは体がしびれない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも炎をまとったオオカミは氷漬けにならない。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。炎をまとったオオカミの表情は変わらない。
「ガオー!」
炎をまとったオオカミは炎の牙で豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を!」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「氷の力を!」
シンシアは魔法で炎をまとったオオカミを氷漬けにした。だが、炎をまとったオオカミは氷漬けにならない。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎をまとったオオカミは少し苦しそうな表情を見せたが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。炎をまとったオオカミは少し表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
炎をまとったオオカミは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。炎をまとったオオカミは表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎をまとったオオカミは倒れ、溶岩に落ちていった。
5人は再び洞窟に入った。これで何度目だろう。どこまで行けば炎竜神マグスの所まで行けるんだろうか?
「再び洞窟か」
「突然敵が出てくるから気を付けましょ」
5人は進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと炎の魔法使いは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ギャオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「星の怒りを!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは倒れた。
「それっ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、炎の熊は倒れた。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが赤いドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。2匹の赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分と4人を回復させた。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
「とどめだ! 天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。残った赤いドラゴンは倒れた。
ジーダは息を切らしていた。あまりにも暑いし、とても長い。どこまで続くんだろう。
「またしても敵が!」
「頑張って進みましょ」
5人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。赤いドラゴンと炎のグリフィンと2人の岩男と炎の魔法使いだ。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、2人の岩男と炎の魔法使いは氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。だが炎のグリフィンは氷漬けにならない。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ギャオー!」
炎のグリフィンはシンシアをわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。だが、シンシアはびくともしない。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「星の怒りを!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと2人の岩男は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。岩男は大きなダメージを受け、倒れた。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。3匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと岩男は倒れた。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが赤いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。
「とどめだ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
しばらく歩いてると、出口が見えてきた。どうやら外のようだ。いったん外に出るようだ。
「光が見える!」
ジーダは驚いた。こんな所からも入れるとは。
「本当だ!」
「早く行こう!」
5人は更に先に進もうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと2人の岩男と炎の熊と炎の魔法使いだ。
「雪の怒りを!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンと炎の熊は氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。岩男は大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。炎の魔法使いは体がしびれ、表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。岩男は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは倒れた。
「食らえ!」
岩男はダミアンをわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。だが、ダミアンはびくともしない。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、2人の岩男と炎の熊は表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。だが、赤いドラゴンはびくともしない。
「雪の力を!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、2人の岩男と炎の熊は倒れた。
「えいっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
ジーダは雷を吐いた。1匹の赤いドラゴンは倒れた。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、ダミアンは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ! 天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。赤いドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けると、そこは火山の外だ。久々に地上に出た。だが、まだ終わりではない。この先の炎竜神マグスと会うまでが勝負だ。
「外に出たのか」
「ああ」
突然ン、ジーダは遠くを見た。そこには村らしきものが見える。
「見て! あそこにナツメビレッジが見える!」
4人は崖の先をよく見た。そこには昨夜から今朝にかけてやって来たナツメビレッジが見える。
「本当だ!」
「こんな所から見えるとは」
5人は感動した。こんな所からナツメビレッジの絶景を見るなんて感激だ。
だが突然、空から巨大な炎の龍が襲い掛かってきた。突然の事に、5人は驚いた。こんな所からも襲い掛かってくるとは。
「な、何だ?」
「敵だ!」
ジーダは拳を握り締めた。自分の行く手を阻む奴はみんな俺の手でぶっ飛ばしてやる!
「こんな所から襲い掛かってくるとは」
「かかってこいや!」
他の4人も戦いの構えを取った。すると、巨大な炎の龍が襲い掛かってきた。
「水の力を!」
ダミアンは魔法で巨大な水柱を落とした。だが、巨大な炎の龍はびくともしない。
「グルルル・・・」
巨大な炎の龍は灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。それでも巨大な炎の龍はびくともしない。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な炎の龍の体はしびれない。
「これでも食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。それでも巨大な炎の龍の体はしびれない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。巨大な炎の龍の表情は変わらない。
「覚悟しろ!」
ダミアンは持っていた三叉槍で巨大な炎の龍を突いた。だが、巨大な炎の龍には全く効いていないようだ。
「ギャオー!」
巨大な炎の龍は嵐を巻き起こした。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は苦しみながらも氷を帯びた剣で斬りつけた。だが巨大な炎の龍の表情は変わらない。
「癒しの力を!」
シンシアは魔法で自分と他の4人を回復させた。
「えいっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な炎の龍は氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。巨大な炎の龍は表情が少し苦しくなった。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な炎の龍は表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
巨大な炎の龍は灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「覚悟!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な炎の龍はますます表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
シンシアは魔法で自分と他の4人を回復させた。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。巨大な炎の龍は倒れ、崖に落ちていった。
5人は何とか炎の龍を倒す事ができた。炎の龍は地上に落ちて行き、雑木林の中に消えていった。
「すごいね」
ジーダは前を向いた。その先にはまた洞窟がある。神殿はまだまだ続くようだ。
「この先にもまた洞窟がある」
「今度は何があるんだろう」
5人は洞窟に入ろうとした。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「雪の怒りを!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと炎の魔法使いは氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「星の力を!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「えいっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は表情が苦しくなった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと炎の熊は倒れた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが赤いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
ジーダは雷を吐いた。2匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、1匹は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。それでも5人はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは豊に噛みついた。豊は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で豊を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「とどめだ! 星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の赤いドラゴンは倒れた。
5人はその先の洞窟に向かった。この先には何が待ち構えているんだろう。どんな困難があっても、この5人で乗り越えていこう。僕らは仲間だ。仲間がいれば、どんな困難でも乗り越えらえる。
5人は再び洞窟に入った。ここも暗い。どうかこの先に炎竜神マグスのいる部屋がありますように。
「また洞窟ね」
「どこまで行けば炎竜神マグスの所まで行けるんだろう」
5人は先に進もうとした。だが、入ってすぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと炎のグリフィンと2人の岩男と炎の魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で6匹を氷漬けにした。6匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンと2人の岩男は氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の魔法使いは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「雪の怒りを!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「これでも食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダには全く効いていないようだ。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎のグリフィンは倒れた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。岩男は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受けた。1人の岩男が倒れ、もう1人は表情が苦しくなった。
「えいっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った岩男は倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。だが2匹の赤いドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
赤いドラゴンは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、太一は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で太一を回復させた。
「食らえ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の赤いドラゴンは倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
何とか倒したが、まだまだ神殿は続く。一体どこまで行けば炎竜神マグスの所にたどり着けるんだろうか?
「ここも暗いな」
豊は息を切らしていた。どこまで下に行くんだろう。炎竜神マグスはまだだろうか?
「気をつけて行こう」
「うん」
5人は先に進もうとした。だが、程なくして敵が襲い掛かってきた。3匹の赤いドラゴンと2匹の炎のグリフィンと炎の熊と炎の魔法使いだ。
「雪の怒りを!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受け、1匹の赤いドラゴンと1匹の炎のグリフィンと炎の熊は氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎のグリフィンは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「これでも食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、2匹の炎のグリフィンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは雷を吐いた。だが、5人の体はしびれない。
「天の怒りを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージ受け、2匹の炎のグリフィンは倒れた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は大きなダメージ受け、表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎の熊は倒れた。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。だが赤いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
ジーダは雷を吐いた。3匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、1匹の体がしびれた。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。
「覚悟しろ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。それでも赤いドラゴンはびくともしない。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。2匹の赤いドラゴンの表情が苦しくなった。
「それっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンの表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
ジーダは氷の息を吐いた。3匹の赤いドラゴンは倒れた。
早く炎竜神マグスの所に行かなければ。あと5日だ。早く行かないと。
「ここにも敵が!」
「しつこいな!」
5人は再び進み出した。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の赤いドラゴンと2匹の炎のグリフィンと炎の熊と岩男と炎の魔法使いだ。
「氷の力を!」
ダミアンは魔法で7匹を氷漬けにした。7匹は大きなダメージを受け、炎の熊と岩男は氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。炎の魔法使いは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。7匹は大きなダメージを受けた。2匹の炎のグリフィンは体がしびれ、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「これでも食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、2匹の炎のグリフィンは表情がkるしくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンはジーダに噛みついた。だが、ジーダはびくともしない。
「星の怒りを!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。2匹の炎のグリフィンは倒れ、炎の熊と岩男は表情が苦しくなった。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。炎の熊は倒れた。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、岩男は倒れた。
「食らえ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。だが、赤いドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
ジーダは雷を吐いた。2匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、1匹の体がしびれた。
「ガオー!」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「雪の力を!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の赤いドラゴンは大きなダメージを受け、1匹は氷漬けになった。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の赤いドラゴンは倒れ、残った1匹は表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った赤いドラゴンは倒れた。
しばらく進んでいくと、出口が見えてきた。その先は赤く輝いている。その先にも溶岩があるんだろうか?
「出口だ!」
ジーダはほっとした。まだ炎竜神マグスの所かどうかはわからないのに、出口が見えるとホッとするのはどうしてだろう。
「この先には何があるんだろう」
「行ってみよう」
5人は出口に向かって進み出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。3匹の赤いドラゴンと2匹の炎の熊と岩男と炎の魔法使いだ。
「雪の怒りを!」
ダミアンは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受け、2匹の炎の熊は氷漬けになった。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。岩男は大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「雪の怒りを!」
シンシアは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受けた。1匹の赤いドラゴンは氷漬けになり、炎の魔法使いは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。炎の魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。6匹は大きなダメージを受け、岩男は表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「ギャオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは太一に噛みついた。だが、太一はびくともしない。
「星の怒りを!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受け、岩男は倒れた。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。1匹の炎の熊は表情が苦しくなった。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けた。1匹の炎の熊は倒れ、もう1匹は表情が苦しくなった。
「えいっ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。残った炎の熊は倒れた。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。だが、3匹の赤いドラゴンはびくともしない。
「ギャオー!」
赤いドラゴンはダミアンに噛みついた。だが、ダミアンはびくともしない。
「ガオー!」
もう1匹の赤いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
ダミアンは魔法で自分と他の4人を回復させた。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。1匹の赤いドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。1匹の赤いドラゴンは倒れ、残った2匹は表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。赤いドラゴンは倒れた。
「とどめだ!」
ジーダは雷を吐いた。赤いドラゴンは倒れた。
その先には細い道がある。ジーダは上を見上げた。どうやら火山の最深部のようで、火口がとても小さく見える。ここまで下ったのか。
「細い道だね」
「うん」
シンシアは前を向いた。細い道はとても長く、その先には明るい部屋のようなのがある。そこに炎竜神マグスがいるんだろうか?
「慎重に行こう」
「うん」
5人は進み出した。左右では溶岩がゴボゴボと音を立てている。入った時と比べて近いので、音が大きい。そして、より一層暑い。
5人は慎重に歩いた。またどこかで崩れてくるかもしれない。周りに気をつけて行こう。この火山の橋を2回渡ってきたけど、どっちも崩れてきた。
5人が半分まで進んだところで、大きな音がした。また崩れてきたんだろうか?
「ん? 何の音だ?」
ダミアンは後ろを振り向いた。やはり崩れてきた。早く対岸に向かおう。
「ここも崩れていく!」
「どこもかしこもそうだ!」
ジーダはイライラしていた。どこもかしこも俺たちの邪魔をする。全部神龍教の仕業に違いない。ジーダは神龍教が許せないと改めて感じた。
「ぐずぐず言わずに早く行こう!」
「うん!」
5人は全速力で走り出した。早く対岸に行こう。疲れているけど、このままでは命が危ない。俺たちが死んでは世界が作り直されて、人間がいなくなってしまう。
5人は何とか逃げ切る事ができた。その先にはおそらく炎竜神マグスがいるだろう。あと一息だ。早く会わなければ。
「何とか逃げ切ったな」
「うん」
5人は息を切らしていた。ずっとこんな感じだ。だが、世界の運命が自分たちにかかっている。だから歩みを止められない。これは私たちの使命だ。
「この先に炎竜神マグスがいるんだろうか?」
ジーダは首をかしげた。今までの洞窟の入口と違って、明かりがよく見える。やはりこの先にいるようだ。
「わからないけど、行こう!」
「うん」
5人は次の部屋に向かって進み出した。その先に炎竜神マグスがいると信じながら。
その先には明るい部屋がある。辺りには美しい装飾が施されている。明らかにここだけ雰囲気が違う。ここに炎竜神マグスがいるんだろうか?
5人は辺りを見渡した。だが炎竜神マグスと思われるドラゴンは石化している。ひょっとして、神龍教の幹部が石化したんだろうか?
その時、金髪の男がやって来た。その男は神龍教のペンダントを付けている。まさかその男が封印したんだろうか? ジーダは拳を握り締めた。
「よくぞ来たな。俺は神龍教8大竜王の1人、炎のジョン。炎竜神マグスは私が封印した。他の創造神もすでに封印してあるだろう」
「まさか、お父様・・・」
突然、シンシアは閃光神ルーネが気になった。閃光神ルーネも封印されたと思われる。一刻も早く封印を解かないと。
「ああ、閃光神ルーネも封印しただろう」
「こんな事するなんて、許せない!」
シンシアは拳を握り締めた。封印するなんて、許せない。絶対に倒して、封印を解いてやる!
「私には許せない人々が山のようにいる。そいつらに36ものあだ名を付けられて苦しんだ。身障、猿、電車、バカタレ、脳足りん、・・・。多くて思い出せないぐらいだが、36種類だった事は覚えている。あまりにも辛い思い出。だからこそ、その苦しみを今晴らしているのさ」
「そんなことして、人を殺さないで!」
シンシアは呆然となった。こんなにもあだ名があるなんて。辛かっただろうな。だが、それで人を殺すなんて、許せない。反省させればいいのに。どうしてこんな事をするんだろう。
「愚かな人間は滅びればいい! そして、偉大なる創造神王神龍様の元で作られる新しい世界の中で生きればいい」
ジョンは拳を握り締めた。王神龍が作る世界こそ理想の世界だと思っている。それによって、自分が神格化され、誰からも尊敬されるだろう。
「そんなの、めちゃくちゃだ!」
「めちゃくちゃではない! 愚かな人間がいなくなるのだぞ!」
ジョンは笑みを浮かべた。俺は間もなく王神龍の元で世界を手に入れる。
「そんなの、許せない!」
「私はこの世に生きる全ての人間が許せない! もちろんお前も!」
ジョンは炎をまとったドラゴンに変身して襲い掛かってきた。
「水の力を!」
ダミアンは魔法で巨大な水柱を落とした。だが、ジョンには全く効かない。
「食らえ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。ジョンの表情は変わらない。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。ジョンの体はしびれない。
「覚悟しろ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。ジョンは氷漬けにならない。
「グルルル・・・」
ジーダは氷の息を吐いた。それでもジョンは氷漬けにならない。
「これで勝てると思ってるのか?」
ジョンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。
「星の怒りを!」
ダミアンは魔法で大量の隕石を落とした。それでもジョンはびくともしない。
「それっ!」
豊は雷を帯びた剣で斬りつけた。ジョンには全く効かない。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。その攻撃もジョンには全く効いていないようだ。
「えいっ!」
太一は雷を帯びた鎌で斬りつけた。ジョンの体はしびれない。
「ギャオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。ジョンは不敵な笑みを浮かべている。
「お前は俺に勝てない!」
ジョンは豊に噛みついた。豊は一撃で倒れた。
「命の奇跡を!」
ダミアンは魔法で豊を復帰させた。
「天の怒りを!」
シンシアは魔法で強烈な雷を落とした。ジョンには痛くもかゆくもないようだ。
「これでも食らえ!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。ジョンは自信に満ちた表情をしている。
「ガオー!」
ジーダは氷の息を吐いた。ジョンはなかなか氷漬けにならない。
「ここで死ね!」
ジョンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。
「天の裁きを!」
ダミアンは魔法で強烈な雷を落とした。ジョンには痛くもかゆくもないようだ。
「覚悟しろ!」
豊は氷を帯びた剣で斬りつけた。ジョンは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「星の怒りを!」
シンシアは魔法で大量の隕石を落とした。ジョンは不敵な笑みを浮かべている。
「この野郎!」
太一は氷を帯びた鎌で斬りつけた。ジョンはびくともしない。
「ガオー!」
ジーダは雷を吐いた。ジョンの体はしびれない。
「ここで死ぬがよい!」
ジョンは灼熱の炎を吐いた。5人はとてもつもなく大きなダメージを受け、ジーダ以外は倒れた。
「次はお前だ!」
ジーダは拳を握り締めた。すると、ジーダの体が黒い光に包まれる。
「な、何だ?」
ジョンはジーダの様子を見て、茫然としている。こんな力を持つドラゴンなんて、見た事がない。これが英雄の力だろうか?
光が収まると、そこには巨大なドラゴンゾンビがいる。これが、ジーダの秘められた力のようだ。
「殺す・・・、お前を・・・、殺す・・・」
ジーダは血まみれになりながらもジョンを倒そうとしている。
「くそっ・・・、これでも食らえ!」
ジョンは灼熱の炎を吐いた。だが、ジーダには全く効いていない。
「これで・・・、これで勝てると・・・、思うのか?」
ジーダは黒い炎を吐いた。ジョンはあまりにも大きなダメージを食らい、息が切れぎれだ。
「くそっ・・・」
ジョンはジーダに噛みついた。だが、ジーダには全く効かない上に、毒に侵された。
「これで・・・、終わりだ・・・」
ジーダはジョンに噛みついた。ジョンは毒に侵され、今にも命を落としそうな表情だ。
ジョンは前かがみになった。これが世界を救う英雄の強さだろうか? 王神龍の世界を作るために英雄を殺さなければならないのに。英雄に倒されてしまうなんて。
「くそっ、こいつ強すぎる・・・。やはりこいつが世界を救う英雄なのか・・・」
ジョンは息を引き取った。それと共に、倒れていた4人が再び立ち上がった。
「やったな!」
ジーダは前を向いた。そこには石化した炎竜神マグスがある。どうやって石化を解くんだろうか?
「あれが、炎竜神マグス・・・」
「私に任せて!」
その時、4つの精霊のオーブが光り出した。その光は石化した炎竜神マグスにまとわりつく。これがオーブの力なのか。
光が収まると、そこには炎でできたドラゴンがいる。炎竜神マグスだ。
「石化が直った!」
「解放してくれてありがとう。私は炎竜神マグス。炎の最高神だ。世界はあと5日で作り変えられようとしている。それを止めるのはジーダ・デルガド、藪原太一、シンシア・アイソープ、那須野豊、ダミアン・クレイマー、君達5人だ。今から200年前、王神龍が現れ、神龍教の信者とともに世界を作り直そうとした。人々はおびえ、空襲に遭い、世界は破滅に向かおうとしていた。だが、サラと4人の魔族がみんなの願いを集めて世界を救った。そして、今こそ世界を救う使命を果たす時だ。その伝説を受け継ぎ、世界に希望をつなぐ時だ」
「みんなの願いを集める・・・、か。どういう事だろう」
ジーダは首をかしげた。みんなの願いをどうやって集めるんだろう。そして、それが世界を救う力になるんだろうか?
「その時になればわかる。迷うことなく進みなさい。必ずや女神竜サラ様が良い方向に導いてくれるぞ。あっ、そうそう。ジーダとダミアン、そなたらに私の力を与えよう」
すると、ジーダとバズは赤い光に包まれた。ジーダは巨炎竜という技を覚えた。空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりする業だ。だが、1日に使える限度があるが、かなり強い技だ。
同じう赤い光に包まれたダミアンは、火柱と溶岩を同時に起こす事ができる「ダブルフレイム」を覚えた。通常の魔法よりも威力が高く、体に火を点けることが多い。
そして5人は光に包まれた。入口に戻るんだろうか? 5人は首をかしげた。
光が収まると、崩壊した入口の前だ。やはり入口に戻ってくるようだ。もう夕方だ。今日はもう遅い。ナツメビレッジに泊まり、明日の早朝にアインガーデビレッジに向かおう。そこに水の最高神である聖水神レトウがいるはずだ。
4人はジーダの背中に乗り、ナツメ火山を後にした。世界が作り直されるまであと5日。早くあと6つ巡らないと。
夕方、5人はナツメビレッジに帰ってきた。だが、空はまだ赤く染まっていない。夏の日没は遅い。ここは高地なので、少し肌寒い。だが、これが普通らしい。
ナツメビレッジは昨日同様賑わっていた。だが、そのほとんどが観光客で、地元の人は少ない。
「戻ってきたな」
ジーダは辺りを見渡した。いつも通りの光景だ。だが、それも5日後にはどうなっているだろう。だが、今はそれを考える時期ではない。僕らが彼らの未来をつなぐんだ。
「あと5日で世界が作り変えられてしまうかもしれないのか」
「ああ」
ダミアンは少し寂しくなった。彼らの5日後はどうなっているだろう。とても気になる。
「でも俺たちがみんなの未来を救うんだ! 作り変えさせないために頑張るんだ!」
だが、ダミアンは拳を握り締めた。僕が彼らの未来を救うんだ。それが聖魔導の使命だ。
そこに、老人がやって来た。その老人は嬉しそうな表情で、彼らに期待しているようだ。
「期待しているぞ!」
老人はジーダの肩を叩いた。ジーダは嬉しくなった。英雄になると、もっと多くの人が祝福してくれるだろう。必ず世界を救ってもっと多くの人々に褒められたい。
「ありがとうございます!」
太一は振り向いた。そこには若者がいる。ここに住んでいる人のようだ。若者は笑みを浮かべている。
「どうか、どうかこの世界を救ってください。お願いします」
その隣には老人もいる。老人も笑顔を見せている。
「この世界を王神龍の物にしてはならぬ。そうなれば人間が滅亡してしまうだろう。どうかそれを阻止してください!」
すると、少年もやって来た。こんなにも多くの人がやって来るなんて。豊は驚いた。
「お兄ちゃん、英雄なの?」
「うん」
ジーダは自信気な表情だ。自分が世界を救って、英雄となってやる。そして、歴史に名を刻むんだ。
「絶対みんなを救ってね!」
その隣にいる少女はジーダを手を握った。いつもより暖かく感じる。どうしてだろう。
「まかしとけ!」
ジーダは少女の頭を撫でた。少女は嬉しそうだ。その笑顔をいつまでも守りたいな。
「みんな期待してるね」
シンシアは笑みを浮かべた。英雄になるって、こういう事なのか。嬉しい半面、大きな使命を果たさねばという責任感を感じる。
「期待に応えないと」
「ああ」
と、そこに長老がやって来た。長老は笑みを浮かべている。
「よくぞ戻って来てくれた! そしてようやく5人がそろったな! 世界の運命はお前達5人の手にかかっているのだぞ!」
「承知しております。必ず世界を救ってまいります」
ジーダはお辞儀をした。礼儀の正しい子だ。必ず世界を救ってここに戻ってくるだろう。
「わかった。期待しておるぞ」
老人は家に入っていった。5人はそれについて行った。今日はここで泊めてもらえるようだ。英雄となる5人とはいえ、こんな事をしてもらえるとは。
その夜、家の庭でジーダは空を見上げていた。出発した時の空と同じだ。今頃クラウドはどうしているんだろう。救い出した人々は元気でいるだろうか? とても心配だ。
誰かの気配を感じ、ジーダは後ろを向いた。そこにはシンシアがいる。なかなか眠れないようだ。
「シンシア・・・」
まさかシンシアが来るとは。ジーダは驚いた。
「こんな事になると思っていた?」
「いや」
ジーダは世界を救う事になると思っていなかった。冒険をするうちに、世界を救わねばと決意するようになった。
「私は知ってた。私がお父様と言っている閃光神ルーネ様は口々に、『いつか世界を救う旅に出る時が来る。運命を受け止めなさい』と言っていたわ」
シンシアは幼い頃から自分は世界を救う英雄の1人だと言われてきた。だから、様々な魔法を幼い頃から習ってきた。どれもこれも近い将来その時は来ると思い、頑張ってきた。今こそ特訓してきた力を使う時だ。
「運命か・・・」
ジーダは考えた。運命なんて、考えた事がなかった。ただ運命の事を考えずに、ただ現実を見るだけでいいと思っていた。
「どうしたの?」
「僕はペオンビレッジに生まれたんだ。だけど、神龍教に焼き討ちに遭って、それからサイカシティの教会で過ごす事になったんだ」
ジーダはいつの間にか涙を流していた。故郷を追われたことを考えると、今でも涙が出てしまう。シンシアはその様子を見ていた。よほど辛かったんだろうな。
「ジーダも過酷な運命を背負ってきたんだね」
シンシアは下を向いた。この年齢で焼き討ちに遭うなんて。もし自分だったら耐えられないだろう。
「ああ。でも、そこで拾った神父さんが僕に秘められた力を見抜いていたんだ。不死鳥の炎で死んだ人を生き返らせるとか」
「そんな事できるんだ」
シンシアは驚いた。ジーダにこんな力があるとは。だけど、これから最高神に出会い、もっと多くの力を手にして、さらに成長していく。これからどうなるんだろう。
「ああ。だから、この子は世界を救う英雄のリーダーだと、そして世界の危機はやってくると。でも、女神竜サラの声を聞くまで知らなかったんだ」
「ふーん」
そこに、太一がやって来た。太一も眠れないようだ。
「僕は全く知らなかった。僕はゴルドの国のとあるそば屋の跡取り息子で、世界を救う英雄だなんて知らなかった。ある日、村が焼き討ちに遭って、そいつらに復讐しようとやって来たのに」
太一は祖母のスエとその家族と過ごした日々を思い出した。両親を失ったと思えないほど楽しい生活で、何1つ不自由な事はなかった。スエからはそばを教わり、あっという間にそばが作れるようになった。将来は翔と共に家を継ぐ覚悟でいた。だけど、焼き討ちに遭って、家族をほとんど失った。
「そんな過去があったんだ」
「ああ」
だが、太一は下を向かない。自分には使命がある。スエやその先祖が守ってきたそば屋を再建し、村を再び復興させる事、そして何よりこの世界の平和を取り戻す事。
「世界を救ったら太一君のそば屋さん行きたいな」
シンシアは笑顔を見た。シンシアはゴルドの国に行った事がない。世界を救ってそば屋が再建したら、他の仲間と一緒にそのそば屋を訪ねたいな。
「ああ。焼き討ちに遭ったけど、これから再建していくと思うよ」
「期待してるよ!」
シンシアは太一の肩を叩いた。太一はとても嬉しくなった。みんな再建を応援してくれている。彼らのためにも、再建しなければ。
「でも、そのためには自分が世界を救わないと」
「そうだね。頑張ろうよ!」
「うん」
ジーダは太一の手を握った。太一は笑みを浮かべた。僕は1人じゃない。5人で世界を救うんだ。
「僕は世界を救う英雄だなんて考えた事ないよ。ただ、友達を救いたかっただけなのに、まさか世界を救う英雄だとダミアンに言われて。でも、言われたからには世界を救わないとね」
後ろを振り向くと、ダミアンもいた。ダミアンもその話を聞いていたようだ。
「ダミアンは知ってるの?」
「僕は再び聖魔導として覚醒するまで知らなかった。僕の両親は聖魔導で、僕も聖魔導だったんだ。でも、任命された翌日に両親が殺されて、それから僕は命を狙われると思い、聖魔導を捨ててぐれてしまったんだ」
ダミアンはベリーの事を思い出した。ベリーは無事にインガーシティに戻れただろうか? ダミアンが聖魔導だったと知った時はどんな気持ちだったんだろう。そして、これからも友達でいてくれるだろうか?
「そんな壮絶な人生を送ってたんだね」
「だけど、ある日友人を救うために再び聖魔導として覚醒した時に、自分は世界を救う英雄の1人だと知ったんだ」
ダミアンは拳を握り締めた。ダミアンは決意に燃えている。自分が頑張らなければ、世界は再び作り直されるだろう。そうなれば、人間は絶滅するだろう。それを防ぐのが聖魔導の使命。
「そうなんだ」
「俺、いつも思うんだ。どうして世界を救うという聖魔導を捨ててしまったんだろうって。自分が狙われているのは、世界を救う英雄だからだったのに、どうして自分はそれから逃げていたんだろうって」
ダミアンは泣きそうになった。だが、その使命を果たすまで泣いてはいけない。両親を殺したのは神龍教の幹部だから。きっと自分を狙ったんだろう。平和を脅かす神龍教に狙われているのなら、自分がそれに立ち向かい、平和を取り戻そう。
「僕と同じだね。僕も両親を殺されたんだ。ひょっとしたら、同じ人なのかな?」
「それはわからないけど、その可能性はあるな」
ダミアンはジーダの過去を初めて聞いた。ひょっとしたら、あの男が両親を殺したんだろうか? 神龍教の幹部だとしたら、その可能性がある。
次の日、あと4日。いつものように朝を迎えた。本当にあと4日で世界が作り直されてしまうかもしれないと信じられない様子だ。
ジーダは目覚め、高台から雲海諸島を見た。何度見ても幻想的な光景だ。この光景をいつまでも人間に見てほしいな。
「あと4日なのか」
ジーダは振り向いた。そこには4人がいる。彼らも雲海諸島を見に来たようだ。
「信じられないけど、事実だわ」
ダミアンは歯をかみしめている。僕らが世界を救うんだ。
「世界を救わねば」
「みんなの笑顔を守るには、それしかないんだ」
ジーダは翼を大きく広げた。次の目的地、アイン・ガーデビレッジに向かって飛び立つようだ。
「行こう!」
「うん!」
4人はジーダの背中に乗った。早く向かおう! あと4日しかない。それと共に、村人がやって来た。旅立つ事を知って、駆け付けたようだ。
「気ぃつけてぇな」
老人はジーダの鋭い手を握った。ジーダは嬉しそうだ。この老人のためにも頑張らねば。
「世界を救ってまた帰ってきてね!」
子どもはジーダの首に抱きついた。世界を救ったらこの子を抱きたいな。
ジーダは翼をはためかせ、ナツメビレッジを後にした。集まってきた村人は彼らをじっと見ている。彼らの目はきらめいている。この子達が必ず世界を救ってくれるだろう。