レビューのスゝメ
最近、レビューを書きたいけど書けない、勇気が出ない、本当に書いていいの?
そんな話を耳にした。
だから書いてみました。
軽く読んでみてください。
エッセイを好んで読まれる皆様。お懐かしゅうございます。ハイファンタジー生まれのエッセイ育ち。皆様の暮伊豆が数ヶ月ぶりにふるさとのエッセイ界へと戻って参りました。
さて、いきなりですが本日の議題は『レビュー』
もらって嬉しいレビューいちもんじ!
そんなレビューですけど!
皆さんはレビューって書いたことありますか?
ふむふむ。
「書いたことない」
「書く気ない」
「書いてみたい」
「たまに書く」
「よく書く」
なるほど。では書いたことがある方へ。
なぜそのレビューを書いたのですか?
ほうほう。
「いい作品だからみんなにも読んで欲しいから」
「作者さんを応援したいと思ったから」
「感想欄が閉じてたから、代わりにレビューを書いた」
「作者さんからのお返しレビューを期待して」
「たくさんレビューを書いて知名度を上げたいから」
上記のような理由でレビューを書いた皆さん……
合格です!
今後とも己のレビュー道を邁進してください!
そうなんです!
レビューを書くのに理由はいりません。いかなる目的であろうとも!
『書きたいから書いた』
これでいいのです。
なお、許されないのはレビューの名を借りた誹謗中傷や無関係な駄文です。言うまでもありませんね。
それはレビューではありません。二度となろうに、いや創作界に顔を出さないでもらいたいですね。
私としては……レビューとはその作品への愛が溢れた結果書くものだと思っております。
作者のためであり、読者のために書くものですね。
ですから、文章の上手い下手はどうでもいいのです。推敲に推敲を重ねた名文よりも、勢いに任せた誤字だらけのレビューが人の心をうつことだってあるでしょう。
つまり! 皆さん書きたいように書きましょう!
さて、ここから本題に入ります。
『レビュー』とはフランス語で『給料あげて(by GLAY TAKURO氏)』の意味があるそうです。
が、それはともかく、古来より『レビューは人のためならず』とも言われております。
この意味は『レビューを書くと人のためにならない』ということではありません。
『レビューを書くと巡り巡って自分に良い報いが返ってくる』という意味だそうです!
ではレビューを550件以上(なろうのみだと520件)書いている私にはどんないい報いが返ってきたのでしょうか?
そもそもレビューを書いたきっかけは誰かの一言でした!
そのものズバリですが……「レビューを書くといいことがあるよ!」と教わったのです。
で、早速書いてみました。
初めてのレビューは2018年 12月13日『ゆうゆう@なろうデータ収集卿』さんこと夕月悠里先生の『小説家になろうを知ろう ~小説家になろうをグラフ化してみた~』
そして二つ目はその翌日『馬路まんじ』さんの『【悲報】:英雄を目指して無双してたら、なぜか『魔王』になっていた件』です。
ちなみに、このタイトルに『無双』と入っているのは私からのアドバイスの結果だという噂があります。タイトルに『無双』って入れたらPVが増えるよ、という。
それはそうと、何のいいことが起こったのか?
まずギャルのラインをゲットしたことですね。たまに行くジムで出会ったギャルのです。
でもお腹は引っ込みません。未だに。
そして! 次に起こったことは、初めてのレビューをいただいたことです。
2019年 01月07日、ドS博士こと『朝倉ぷらす』さんから『異世界金融 〜 働きたくないカス教師が異世界で金貸しを始めたら無双しそうな件』へ。
『じわじわ効く毒のような地方の蒸留酒みたいな』と評していただきました。めちゃくちゃ嬉しかったのです。
他には味噌汁のようだとも評されたこともあります。
この頃からでした。
200話書いても300話書いてもちっとも伸びる気配のなかった異世界金融に転機が訪れたのは。
まあ、それは今回どうでもいいので語りませんが。
要はレビューを書いたら立て続けにいいことが起こった。それだけです!
さて、私が今まで書いたレビュー総数550に対して、いただいたレビューは?
『150』
さて、これは多いのか少ないのか?
多いに決まってる。
どれだけもの方が私の作品を読み、書いてくださったことか。
この数字は私がレビューを書いたことによるお返し……ではない。もしもお返しならば500近い数字があってもいいはずだから。
が、もしレビューを書いてなかったらここまでレビューをいただけなかったことも真実だろう。
なろうに限らず作品というものは見られなければ、読まれなければそれまでだ。私は、レビューを書いたことによって誰かに見られる確率をわずかに上げたにすぎない。
だが、そのわずかが大きいと睨んでいる。
例えば、なろう界二大巨頭の一人こと『天野優志』さんの『時給12億円のニート参上! 使っても無くならない財布を拾ったけど、お金の使い方が分かりません』にレビューを書いた時には、前書きで私からレビューをもらったことを紹介してくれた。私の作品も含めてだ。
これはかなり嬉しいことだ。彼のような大物がこのようなことをしてくれるのは稀ではないだろうか。
それどころか、うちの主人公『トイチの金貸しカース』と「何かコラボできたらいいね」とまで言ってくださった。嬉しからざるや!
その結果、ブックマークは増えた。数にしてみれば五もないかも知れない。でも『紹介したくれた』その事実は私を喜ばせた。
かなりだ。
当然ながら、はじめからそれ目当てでレビューを書いたわけでもなし。しかし、書いてよかったと思う瞬間の一つではないだろうか。
レビューを書き続けていると、このような幸運に巡り会う確率は格段に上がる。逆の例もあるが……
他にも、私がレビューを書いたことを喜んでくださり活動報告にまで書いてくださる方がいる。やはり、かなり嬉しい。
私もレビューを書いたことを活動報告に書いている。そうすることによってレビューの効果は何倍にも高まると信じているからだ。
つまり、レビューを書いて損することなどほとんどないのだ。書きたくなったら書けばいい。
そしてあなたがもし、小説を書く側ならば、レビューを書くことは文章力アップにも効果的だろう。
お気に入りの作品のいいところを『抜粋』し、端的に『PR』する。
しかも字数制限内に『まとめる』必要まである。どう考えてもいいトレーニングになるのではないか?
しかも!
『家紋 武範』氏が提唱する『ブクマダイエット法』や『評価健康法』が存在するように『レビュー健康法』だって存在する。
その詳細とは?
レビューを書きたくなるような作品に巡り会うために必要な行動とは……
好き嫌いせずあれこれ作品を読むことだろう。そう、好き嫌いしないことは心身ともに健康の第一条件だろう。
あ、本文を一文でも読んだ上ならば『やっぱつまらんわ』と切り捨てるのはOKである。
だが、タイトルやあらすじだけで判断するのはNGとさせていただく。(当社規定)
ただしあなたが作者ならば『どこがどう面白くなかった』『面白くするためにはどうすればよいか』ぐらいは考えるべきだろう。実力アップにつながるのだから。(私は面倒だからしないけど)
では結論といこう。
レビュー健康法は存在する。
レビューを書きたくなるほどの作品に出会うべく行動していき、レビューを書くための観察眼を身につけ、レビューを書いて要約力、宣伝力を養っていけば!
あなたの心と頭はきっと健康になる。
そしてレビューを書くために指を動かせば!
体だって健康になる!
さあみんなでレビュー健康法を試してみよう!
手始めに、下記の作品に目を通すといい。
そして軽い気持ちで練習がてらレビューを書いてみるのもいいだろう。
そう、軽い気持ちで。
『小説家になろうを知ろう ~小説家になろうをグラフ化してみた~』
https://ncode.syosetu.com/n3630fb/
『馬路まんじ』さんの『【悲報】:英雄を目指して無双してたら、なぜか『魔王』になっていた件』
https://ncode.syosetu.com/n0055fd/
『時給12億円のニート参上! 使っても無くならない財布を拾ったけど、お金の使い方が分かりません』
https://ncode.syosetu.com/n5813fm/
『ブクマダイエット法』
https://ncode.syosetu.com/n9111fp/
『評価健康法をあなたに薦める理由』
https://ncode.syosetu.com/n2946fw/