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いち
唐突に思いつきました。
何時も見る夢がある
「愛してるわ。例え、あなたが忘れてしまっても。愛してる」
優しい声で、でも何処か悲しげで今にも泣き出しそうなのをこらえてる様な声。
俺に話しかける彼女の顔がわからない。
分かるのは黒髪だということ。
黒い棒状のネックレスをしていること。
それと、左手の薬指に指輪をしていること。
そんな細部は思い出せるのに何故か顔がわからない。
もっとよく思い出そうと夢の事を考えると消えていく。
覚えてる内容までぼやけて曖昧になっていく夢にそれ以上深く考えると頭痛が走り考えるのが難しくなっていく。
俺は何を忘れたのだろうか。
夢の中に出てきた彼女は今どうしてるのだろうか。
何故、俺は今一人なのだろうか。
朝、目が覚めると自分が泣いてることに気がつく。
勝手に流れる涙を拭いながら、胸の中に感じる喪失感を感じながら一日を過ごす。
思いつきを書いてるだけなので
短かったり、ぐちゃぐちゃなのは許してください。