こたつに入ると湿る(意味深)
今回は前回と比べれば多いです。(意味深)
ある学校の一室。
皆からは『変態部』などと呼ばれている部活、正式名『青春部』に所属している生徒の集まる部室。
所属生徒は5人。
この物語はそこに集まる変態たちの会話をただだらだらとお届けするものです。
また、精神的に性的に犯される場合があります。ご注意ください。
「まーちゃんはさ~暑いときなにしてる~?」
「うん。そうだね。私なら……」
そうして井上の方を見ながらまーちゃんは言った。
「とりあえずこたつから出るかな」
そう、井上は春の息吹き吹き荒れるこの時期に冬の誘惑の箱であるこたつに入っているのである。というか潜り込んでいる。
「ってことでおーい。出てこいよ井上ー」
「いやだー!わたしは出ないのだっ!絶対に!」
「なんでだよ!」
「だってー?わたしー?濡れちゃったしー?」
「おい!そのしゃべり方気に入ったのかおい!つーか濡れたのか!?おまえ絶対汗まみれだろ!」
「うぅ……。だってー……」
「言い訳するなよ!?おまえこれまで何時間こたつに籠ってると思ってるんだ!」
「うーん?2時間ぐらい?」
「そうだ。2時間だ。まーちゃんとのオセロを10回やってやっと時間を潰せるような時間だ。それほどの間こたつにはいるとどうなるかわかるか?」
「うーんと?確か股間がびしょびしょになるんだっけ?」
「なってるのか!?おまえの股間はいまびしょびしょになってるのか!?」
「えっ?そ、そんなこと聞いちゃうの?」
「三咲悠太。その発言は男として女の子には聞くべきではないと思うよ。そもそも女の子の股間から出てくる液体はエロマンガやエロゲームなどでは愛液とか記されているが、本当の名称は○分泌液といって○内の表面を保護し、性行為時に男の性器ができるだけ痛みなく入れるようにするための素晴らしいものなんだよ。まぁ、それでも痛いことには変わりないけどね」
「お、おう?」
「ゆーちゃん聞いてないなー!ひどいっ!わたし泣いちゃうよ!陵○されたあとに取り残された女の子みたいに!陵○されたあとに取り残された女の子みたいに!」
「ふむ。大事なことなので2回言いましたというやつだね」
「そそ。やっぱり大事なのは陵○だよね!あれは結構犯罪気味な気がするけどそれが逆に盛り上がるよね!」
「ほほう。つまり井上彩乃は陵○志望なのかい?」
「いやー違うよー!わたしはやっぱり好きな人に優しくしてほしいかなー」
「ほほう。ではここで男の立場からの意見を聞いてみるとしましょうか」
「お!そうだねー!ねぇ、ゆーちゃんは優しくしたい?それとも鬼畜責め?」
「ふざけんなよ!まったくうるせーよ!僕にそんな答えにくい質問するな!」
その時ガラリとドアが開いた。
「ちすちーす。珍しく連続で来てみましたよ──って何やってるんですか悠太!?こたつからあやちんを引っ張り出そうとしちゃダメですよ!あやちんが死んじゃう!羞恥心という病にかかって死んじゃいますよ!」
そして、ビッチちゃんこと愛崎恋宵は僕の後ろに回り、ガシッと固める。そして、その行動は豊満な胸を僕の背中に当てる結果を生み出した。
「おい!やめろ!」
「むむ?なんですか悠太!やめるのは悠太のほうですよ!はやくあやちんから手を離すのです!そして、さっさと賢者タイムに突入しちゃってください!」
「おいそれ意味わかって言ってんのか!?つーかわかった!わかったからそれ以上はだめ!む、胸がぁぁぁ!」
「お?どうしたんだい三咲悠太。まさかそのビッチのいやらしい胸が背中に当たってしまってノーハンド○精してしまったんじゃないだろうね?だとしたら私のような貧乳たちが、君が夢○してズボンやその他もろもろを白濁液でどろどろにさせるために君の部屋に忍び込むことになるけどいいかい?」
「いや、べつに○精してねーよ!てか巨乳への怨みやばすぎるだろ!すこしおちつけまーちゃん!」
「あー!あやちんがピンチですよ悠太!はやく助けてあげてください!なんか顔青くなってきてます!あれですよ!あれ!あーーー。熱中症?みたいなやつですよ!はやくなにか飲み物をー!」
そう言うとビッチは財布片手に部室から飛び出た。
解放された~。
「飲み物だったらそこに都合よく○精した三咲悠太がいるじゃないか。ほら、幼馴染の命の危機だぞ。はやくパンツを脱いでくわえさせてやるんだ」
「それを勧めるまーちゃんはほんとに井上の友達なのか!?」
と言いつつ僕は井上をこたつから引っ張り出す。
「友達だからこそ、だろ?」
まーちゃんはウィンクして言った。
「もう、訳わかんねーよ」
閑話休題しちゃおうぜ!
井上はとりあえずその辺にあった長机の上にこれまたその辺にあったシートみたいなやつを敷いた簡易ベッドに寝かせた。
ビッチは飲み物を3本買ってきた。すべて1階にある自動販売機かららしい。
「買ってきましたー!」
「うむ。では──ん?どうすればいいんだ?」
「あ、ほんとですね……。ど、どうすればいいんでしょう?悠太知ってますか?」
「いや、僕も知らない」
「そうか。それは残念だ。『セッ○スのことならお任せ!』で有名な三咲悠太でもわからないのか。いや、まてよ。君ならこの井上彩乃のために井上彩乃を犯して目覚めさせるといったこともできるのではないか?」
「お、おかす??」
「ん?ビッチのくせに知らないのか?犯すとは犯罪を犯すの漢字を書くんだ。私も詳しくは知らないが、通常のセッ○スとは異なって相手の同意なく襲うことを指すんだと思うよ。つまりは凌辱やレ○プと同じような意味合いなんだと思うよ」
「あー。なるほどー?」
「おい。お前は理解するな。というかまーちゃんの話を聞くな。お前までそっち系の知識ついたらさすがに僕だけでは歯止めが効かなくなる」
「たしかにそうだね。3Pまではできても4Pまで行くとさすがに精力が尽きるだろうね。しかし、三咲悠太に精力剤を飲ませれば問題ない。そう言いたいわけだね?」
「一体どうやったらそんな解釈になるんだよ!」
「あ、あのー。それよりあやちんは。。。」
「そうだったー!!」
井上の体調はきちんと治りました。