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誓いと心境

まったくもって意味わからんのだか…てか、安佐って大人しそうなイメージあったんだがこんなガツガツした性格だったのかよ…


「とりあえず私に協力して」


「それに協力して僕になんの利益があるんだよ」


「そうね…私も貴方の恋に協力するってのはどうかな?」


はっ…はぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎

なんてこったい自分の好きな人に俺の恋を協力してもらう⁉︎そんなのあっていいのか?

いや、駄目に決まってるではないか


「えっとーごめんな。その条件ではのめないわ…」


「なんで?いい条件だと思ったのに…もしかして好きな女の子いないの?まさかの男好き?」


「んな訳あるかぁぁぁぁぁ!馬鹿かお前は!俺にだって好きな女子ぐらいいるし。女の子好きだわ!…あっ」


やべぇやっちまったよ言っちまった…


「なーんだいるんじゃない。ならいいじゃないの。何が不満なの?」


くっそこのままだとばれてしまいそうだ。ここは協力するしかないのか…しかし自分の好きな女の子と親友が付き合えるようつったって…複雑すぎるわ…けど仕方がない


「…わかった…協力するよ」


「本当!ありがとう!それじゃ手始めに今度の土曜日四人で遊びにいきましょ!」


「あぁ…わかったよ…」


…ん?四人?僕と安佐と光彦と誰?

まさか…


「私とあんたと光彦君とあんたの好きな人でね♪」


…やっぱりかぁ〜。どうしよう言えない好きな人が君だなんて言えない

そして女子の友達なんて全然いない…

どうしよう俺⁉︎


「とりあえずあんたの好きな人教えなさいよ」


…どうしようこの場をどう切り抜けよう…


「えぇと…教えない」


「はぁ⁉︎なんで!…まぁいいや。じゃあ今度遊ぶ時の女子は私が適当に誘うからあんたも光彦君誘ってよ?」


「分かったよ…」


とりあえずこの場をしのげたけどこれから先どうしてけばいいのだろう


「んじゃよろしくね〜」


といいながら部屋を出て行く安佐


「仕方ねぇ誘うだけ誘うか…」


どうしよう心境が心境だわ…

こんな複雑な気持ちになったのは初めてだ

もういっそどうにでもなれ

そんな気持ちで部屋を出て行く

そして自分の教室へと向かった


「なぁ光彦…」


教室へ着き光彦へ話しかける


「おっ、どうだった?」


「う、うん。ちょっとしたたわいもない話だったよ…」


「そっか〜つまんねぇなぁー」


「そんでさ光彦…今度の土曜日空いてる?」


「ん?空いてるけどどうした?」


不思議そうに俺を見る光彦


「あぁその日四人で遊びにいかねぇか?」


「いいけど。四人?あと誰くんの?」


「女子二人だよ」


「へぇーまぁいいけど」


「サンキュ」


そう告げ僕はこう心の中で呟いた

リア充滅べ…

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