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息ができない。

作者: 里々

頭がクラクラする。


心臓がヒリヒリする。


どこかに行きたい。


どこにも行きたくない。


誰かに話したい。


誰とも話したくない。


自分の、弱く、醜い所なんて

見せたくない、見て欲しい。


君もいずれは離れて行くだろう。

それなら、最初から一緒になんて、

居てほしくない。


優しく伸ばされた手も、

君の心の内側を、僕はひどく怖がる。


面倒くさいなんて、思われたくない。


独りは嫌だよ。でも、独りでいなきゃ。

君に迷惑をかけられないんだから。


そう言って、僕は自分が傷つくのを恐れる。

わがまま。

責任転嫁して、人嫌いに振舞って、


自分の首をひたすら絞める。


息ができない。


息ができない。


助けてなんて、言えないよ。


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― 新着の感想 ―
[一言] すごく共感できる詩です。私自身こうだった時期があってとても印象に残ったのでコメント書かせていただきました。
2013/01/22 21:10 退会済み
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