メガネ美人に一目惚れ(二百文字お題小説)
沢木先生のお題に基づくお話です。「メガネ美人」をお借りしました。
同じ課の真行寺真子さん。
彼女は大人しくて控え目で黒縁眼鏡が似合う美人だ。
初めて会った時に雷に打たれたかのような衝撃を受けた。
寝ても覚めても彼女の事が頭から離れないので、ある日告白した。
「好きです、付き合ってください」
ダメ元の破れかぶれ戦法だった。
「喜んで」
思ってもいないOKの返事。僕は有頂天になった。
そして初デートの日。
彼女は眼鏡を外してコンタクトにして現れた。
一瞬にして僕の恋心は冷めてしまった。
超お粗末でございました。