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第2話 始まり?まだかも

次の日の放課後、俺は自分の部屋でスマホと向かいあっていた

もう何度目にもなるバイト雇用の申し込み、電話番号に関しては昨日見たポスターで確認してあるため心配はない

やべえ、、緊張する、、、落ち着け俺。ただ電話を掛けるだけだ。

意を決してスマホを持ち、恐る恐る番号を入力していく。そして鳴り響く呼び出し音トゥルル____ッピ「はい、喫茶ステラです。どういったご要件でしょうか?」

何度目かのコールのあと電話の先からは女性店員らしき人の声が聞こえた

「お忙しいところ失礼します。白星学園2年の千石一輝と申します。アルバイト募集のポスターを見てお電話いたしました。そちらではまだアルバイトを募集していますか?」

「はい、募集していますよ〜」

「よかったです。近い内に面接に伺いたいのですが、都合がいい日はありますか?」

「それだったら、明日の学校終わりにでも来てくれるかしら?」

「わかりしました。それでは明日の5時頃にそちらへ伺います」

「よろしく頼むわね、来たらスタッフに声をかけてくれたらいいから、お待ちしております」

「はい、お時間頂きありがとうございました。失礼します」

そう伝えて相手が電話を切るのを確認してからゆっくりとスマホを置く

よし上手くいった。流石この10日間多くの雇用先に電話をかけてきただけあるな。

そうやって自画自賛したところで採用が決まったわけでは全く無いんだが、取り敢えずは良しとしよう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

次の日の放課後、俺は例の喫茶店に向かっていた

特に迷うことなく着いたけどこれって正面から普通に入ればいいのか?面接受けにきましたって電話の時に聞いておけばよかったな

時間は午後17時30分、時間も丁度良い頃あいだし迷ってる暇はないなと意を決して戸をあける

「こんにちは~」

外からでは確認できずにいた内装は思いの外広く、ブラウンカラーの木造ベースでカウンター席とテーブル席に別れた造りになっており天井から吊り下がった円盤型のライトはアンティーク感のある雰囲気を醸し出していた。普通の喫茶店というよりは隠れ家といった言葉が似合うかもしれない。

客もカフェとして繁盛する時間を過ぎているからか俺以外に見当たらない

その場で俺は何処に向かったら良いのか分からずキョロキョロとしていると、

「どうかなされましたかお客様?」

と流石に俺の行動を不審に思ったかカウンター席の方から声をかけられる。

振り返るとそこには、幾つかのコーヒー豆の容器らしきものをバックに肩下まで伸びた髪を一つに纏め、口元に髭を生やし、カフェユニフォームをぴしりと着こなした マスターらしきおじさんが立っていた。

「すみません。今日バイトの面接を受けにきた千石と申します。その何処に向かえば良いのか分からず戸惑ってしまいました。」

マスターらしき人は俺のその言葉を聞くと表情を変え

「ああ。君が彼女の言っていた子か。彼女は今裏手にいるから着いてきてくれるかな?」

彼女というのは昨日電話をかけた時に話した人だろうか。

「ありがとうございます。お願いします」

そう了承の言葉をかけ俺は彼の後ろにつき緊張半分興味半分店の裏手へと進んで行く

カウンター席の裏に周って調理場を抜けた先にあるドアまでたどり着いたところで

彼がノックをかける。

「芽衣さん面接の子をお連れした。今よろしいでしょうか?」

すると中から物音が増したかと思うとドアがゆっくりと開かれた。

「どうぞーっと、」

そうして現れたのは緑のエプロンを纏ったとても小柄な女性だった。

「君が面接に来てくれた千石くんね。私はここで働いてる星崎芽衣といいます。よろしくね」

「こちらこそよろしくお願いします。」

  芽衣さんの物腰柔らかな様子に吊られるようにこちらも挨拶を交わす

「仁さんもここまでありがとう。あとは私に任せてくれたらいいから戻ってもらってかまわないわよ」

「それではあとは任せました」

そう言うと仁さんは優雅に一礼して去って行ってしまう。

電話の描写って難しすぎません!?どうしてもセリフばっかになると言うか単調と言うか、、、どう書けば良いんでしょうかね?勉強あるのみです

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