踊る異世界大冒険
まずは、俺が今いる世界について知っておかないとな。ちなみに、この世界の移動手段はというと、馬に乗って移動するそうだ。
そのくらい、俺は異世界について何も知らなかった。
なんたって、薬草というものが、どのようにして使うものなのかすら、ここに来るまでは知らなかったというくらいだから、
食べるの?とか思っていたくらいだから。
異世界ファンタジーオタクの同級生のあいつから聞かされていた話では、基本的に、異世界という世界は、剣と魔法のファンタジー世界で、勇者とか魔王とか、魔法とか魔物とか、そういうものが出てくる世界だという。いわゆる西洋中世風の城や町や村があり、不思議なアイテムや、空間や場所などが登場するという。
ダンジョンと呼ばれる、洞窟や塔に入り、そこには恐ろしい魔物がいて、冒険に必要なお宝があるという。
そんな中で、俺はある国の国王の剣術指南役だという、ある男と知り合った。
ムロ・シンジ。あれ?どこかで聞いたことのあるような、無いような・・・。
とある刑事ドラマの、幹部候補生の名前に、そんな名前があったような・・・。
さらに、パーティーの仲間として、以下の
3人が仲間になる。
フカイ・ウミ 女魔法使い
アラシロ・ユキノ 金持ちの令嬢、ムードメーカー
サンタマリア 金持ちの御曹司、剣士
あれ?ちなみに回復役は?まさか、俺がその回復役をやるのか?
ちなみにここは、ギガントレイク王国というらしい。その名の通り、この国の王都の近くには、巨大な湖がある、内陸にある国らしい。
そして、その国の国王が、この人だ。
アルス1世
そして、大臣たち。
宰相 ハルオミ
大蔵大臣 マサオミ
宮内大臣 カズオミ
とりあえず、人物紹介だ。
そして、この王都の近くには、発掘現場があって、そこで発掘されたものの中には、大昔に使用していたらしい、剣や盾や、その他いろんな発掘品が見つかるという。
さて、これからどうしようか。発掘調査で名を馳せるもよし、あるいは、このまま気ままに、農場で過ごすのもよし。
「まいった!発掘現場から発掘された、大昔の剣だと言われて、ただの兵士の剣を買ってしまった!」
こんなやつも、いるものだな。
後ろに気配がする。そして、振り返れば奴が・・・いた!