表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

隣で寝てる君

作者: 平野 箏

夏の日。夜中の2時。

真っ暗な部屋の中、私は眠れない身体をもぞもぞと動かして隣で眠っている君を探す。

少し探るとお腹辺りを発見。少し温かい体温と呼吸して上下する様子が愛しい。

少し移動して手を握ってみる。

柔らかい手のひらはいくら触っても飽きない。

君は熟睡しているのか、全く起きる気配がないのでもう少し堪能する事にする。

暫くして頭を触る。耳に触れてしまい、ピクっと動いて頭が上がる。

起こしてしまった…。

そっぽを向かれちゃうかな、と思ったが君は続きをどうぞ、と言わんばかりに頭をすり寄せてくれた。




しばらく撫でていると君はごろごろと喉を鳴らし始め、また眠る姿勢を取り出した。

君のこの音は水に潜った時の泡沫のようだ。

冴え渡った私の瞳が、徐々に落ちていく様な気がする。

私はいつもありがとう、と横にいる愛猫に感謝を思いながら眠る事にした。

猫のごろごろって昼夜問わず眠くなりますよね…。


読んでいただいてありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ