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古本屋
古本屋。
この頃、よく行っていたのが近所の古本屋だった。
限りある小遣いの中で、定価で新刊ばかり買う余裕はなかったので、足しげく古本屋に足を運んでお目当ての漫画を探したものだった。
めぞん一刻の15巻中の数巻は中古本だったし、タッチは全巻中古本(これはデパートの催し場で)で購入した。
正直、めぞんは、ずらっと並んだ中に色褪せた古本が数巻だけ目立ち、これでいいのかという葛藤はあったが、とりあえず読みたい揃えたいという思いが当時は勝っていた。
乾いた古本の匂いのする店の中を進み、漫画コーナーの一角の本棚でじっと眺めどんな漫画あるかと吟味するのだ。
で、気になる漫画があったら手軽に買えるのでつい購入してしまうのだった。
ちょい古い作品なんかは特に安いからね。
人類ネコ化や優&魅衣なんて良作も見つけて手に出来たしね。
この2作品はちょっと前の作品だったがなかなか面白かった。
久留米に遊びに行った帰りとかにも、よく古本屋さんにも行っていたなあ。
それは宝箱ってか。




