魔女の宅急便
思春期にズバッときた。
なにがきっかけで映画館へ観に行こうと思ったのだろう。
しかも映画館で2回観た。
記憶が定かじゃないけど、多分一人で映画館へ行った。
普段のアニメ映画なら友人と一緒に行っていたはずなのに・・・。
きっと上映直後に観に行った。
主人公の魔女見習いのキキが自分とほぼ同じ年なのに、親元を離れ一人で生活をする。
とてもそれは切なく感じた。
キキの希望を持っての旅立ち。
軽快に「ルージュの伝言」が流れる中、夜の都会の光景、先輩魔女との会話。
わくわくと一抹の不安が入り混じる。
都会での生活、あたたかく優しいパン屋のオソノさん、トンボとの出会い。
周りの同い年の子とのギャップ、苦悩そして魔法が使えなくなるスランプ。
傷心の中、ウルスラに会いに小屋へお泊りなんかしていいなあと思ったもんだ。
お姉さんウルスラの「そういう時はジタバタするしかないよ・・・」というアドバイス胸にじんときた。
そして、キキは魔力を取り戻す。
トンボを救う場面でハラハラ。
爽快なフィナーレ。
いやあ、ドツボでしたわ。
その日は、家へ帰ると完全にキキに感化されて、いつもはしない親の手伝いなんてしましたもん・・・草むしりとか(笑)。
2度目は立ち見だったけど、観たもんね。
パンフを買い、関連本、それからこれがきっかけでアニメージュを買うようになったんだよなあ。
今思えば、めちゃくちゃ影響を受けた作品である。
この頃に観れて良かった。




