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Endless WAR  作者: 嵯峨時政(さが ときまさ)
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Phase1-Ep-A『結末の真相』

第一話 『解答』Ep-A 『結末の真相』ここからプロローグの回答に入ります。セイ視点からの、物語の表側。22/5/08 投稿

――――――――――†―――――――――――


「なるほど、そうやって君はダイアスレフを倒したわけか。

 確かにそれなら納得だ、彼を殺すのならそれが一番手っ取り早い」

 そうか、と得心のいった顔で何度も頷いて見せる。

「完全に心を許されているからこそ出来た芸当、そこに至るまで本心を隠し通したその精神性には恐れ入った」

「…………どうも」

 遠回しに嫌味を言われているようで思わず不満が顔に出てしまう。

 その表情を汲み取ってか、マクラウドは慌てたように付け加える。

「いや、実際言うのは簡単だけどそうそう実行できるものではない。

 君も人間だ、その行為で多少なりとも心を痛めただろうし、悩みもしただろう。本心を、打ち明けようとしたこともあったかもしれない。

 だが、きちんと最後まで貫き通した、それはとてもすごいことだ」

 マクラウドの言葉選びはどうも胡散臭さを感じてしまうのは何故だろうか。いや、問題はこれだけ胡散臭いのに大して警戒心を持っていない自分なのだが。

「さて、それじゃあセイくん。

 ひとつ、答え合わせをしようか」

 仕切りなおすように、マクラウドは人差し指をぴっと立てた。

「なんですか」

 ため息をつきながら訊き返すとマクラウドはやや楽し気に続ける。

「君はずっと本心を隠してきたわけだが……じゃあ、君はいったい、どれだけ早く彼の目的に気づき、いつから彼を騙していたんだい」

 ……驚いて思わず言葉を失う。

 軍の尋問から現場検証に至るまで一度たりとも聞かれなかったこと。ダイアスレフを倒した事実で、誰も気にも留めなかったことを、マクラウドは、問いかけた。

俺は数秒思案したのち、ため息をついて語りだした。

「あれは、おおよそ二か月前の事」 

 俺の初めての殺人と、その顛末を。

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