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カサカサ

作者: 木林

 ある日の夜、カサカサと部屋の中で音がするので、ゴキブリかなと思い殺虫剤とハエたたきを手に取りゴキブリの捜索を開始した。音をたどっていると、部屋の隅に積んであるいろいろな物の山から音がするようだ、いきなり飛び出して来ないように慎重に物をどかしていく。物の山が小さくなり大きな箱をどかせば、もうゴキブリに隠れるところがなくなるので、自分に向かって来ないようにゆっくりと動かした。

 次の瞬間、息が止まりそうになった。そこにいたのは、アシダカグモのような体に一つの目玉が付いたおぞましい生き物だった。あまりにも非現実的な出来事で、その生き物から目を離せないでいると恐ろしく速い速度でその生き物は部屋から出て行った。

 その日は、またあの生き物が戻ってくるのではないかと不安で、眠ることはできなかった。



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