人生逆転したい人必見第三話
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続いて第三話です!!ついに渚来たー!!
このあと二人はどうなるのでしょうか・・・。
楽しみですねぇ。それでは第三話をお楽しみください。
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「何してんの?」
な、な、な、渚ぁー!!!!!おめっ、何でここにいるんだぁ?
「な、な、渚君!?何でここにいるの?もう帰ったはずじゃ・・・」
珍しくアンリが動揺している。
「部活の手伝い。ってかお前たちもこんなところで何してんの?下校時間過ぎてるぞ」
え、もうそんな時間?やば!早く帰んなきゃ!先生に怒られる。
「あんま俺の浬とその友達いじめないでくんない?腹立つから。ほら、二人とも行くぞ。」
「・・・」
「・・・」
き、気まずいぃ・・・。
「じゃあ、俺こっちだから。なんかあったらすぐ言えよ」
「うん・・・。」
あぁぁぁぁぁぁぁ!!!もう一生あいつと帰りたくなくなったぁ!!
「あぁぁ」
えっ、美里比ちゃん、わわわ、倒れちゃう!!
「大丈夫???」
「うん、ああああ、緊張したぁー」
あ、そっか。美里比ちゃんにとっては渚は好きな人なんだもんね。
「ごめんね、勢いよく助けに行けなくて。」
「ううん。ありがとう。うれしかったよ。浬ちゃんが来てくれて。」
ううう、なんて優しい子なんだ。。。
「ね、よかったら今から家来ない??」
「え、浬ちゃんの?」
「うん、お母さんいるし、渚が好きなしぐさとか教えちゃう・・・」
「行く!!!!!!!」
やった!美里比ちゃんがうちに、うちに、くるんだぁ!
「じゃあ行こ!」
「着いた!ここだよ!」
「大きいんだねぇ」
えへへ、ほめられちゃった。
「どうぞ入って!かーちゃーん!友達来たよー!」
「えー!本当!?ちょっと待ってねぇ。今行くから・・・」
ん?なんか聞こえる???
「どたどたどた、ガッシャーン!!!キャー!」
えええええ!?かぁちゃん大丈夫か???
「おまたせ!ごめん。急いできたから、ころんじゃった。」
「ふふふ。」
あ、美里比ちゃん笑ってくれた。よかった。
もう、何やってんだか。
「さぁ、上がって!浬いつの間にこんなきれいなお友達出来てたのね。」
「ふっふっふ~。」
もう!母ちゃんってば、余計なお世話よ!
「私の部屋はこっちよ~」
す、すごい、今私、学校一の美人と自分の家の中で一緒にいる!!なんちゅー奇跡だこれは!!
「さぁ、入って!」
「うわぁ~、すごいおしゃれ~」
もう、そんなこと言って~
「お父さんは?お仕事?」
・・・。
「ううん。私には、お父さんがいないんだ。小さいころ、母ちゃんと離婚して、この家を出たきり、
会ってない・・・。」
「ご、ごめん。そんなことも知らずに。悲しい思いさせた。本当にごめんなさい。」
「謝らないで!!いつか言おうって思ってたし。」
また謝らせちゃった。ごめんねぇ。
「そこ座ってて、下でなんかもらってくる!」
はぁ、なんて幸せなんだ・・・。
「持ってきたよ~。好きなだけ食べてぇ。」
「ありがとう。」
「んじゃ、さっそく始めますか!渚のハートを打ち抜くモテしぐさ講義!!」
「お願いします!!浬先生!」
うわぁ、先生って言われちゃったよ~。て、照れますねぇ。
「うむ、それではさっそく始めていこう。
まず渚のハートを打ち抜くには、それなりの努力が必要だよ!」
「はい!承知しております!!」
「はい、よろしい。じゃあ渚の好きなモテしぐさは知っているかね?」
「いえ・・。わかりません。」
「おけ、しっかりメモしておくようにな!
まず一つ目!!髪の毛を耳にかける!!
二つ目!告白の時は、もじもじせずに、はきはきと!
そして最後!フラれても、笑顔を大切に!
これが最も大切なんじゃ!わかるかの?」
「はい!では、さっそく明日から渚君の近くに行ったら、一つ目を実行しようと思います!!」
「うむ、よろしい!ちなみにおぬし、告白の時のことは考えておられるか」
「へい。私なりではござりまするが。」
「ほう、やってみよ。」
「へい!」
なんか、楽しい・・・。
「よーい、アクション!」
「渚君、あのちょっと言いたいことがあるんだけど、あのね、私、渚君のことが、好きです!!」
おおおおおお!!!!しっかり考えているではないか!
「いいじゃないか!おぬし!その勢いであるぞ!」
「ありがたき幸せにございます!!」
「それで、日にちは??決まっておるのか?」
「明日・・・。」
「よいではないか!頑張るのじゃぞ!!」
「へい!!!」
「んふ。ふふ。」
「ふふふふ。ありがとう!頑張る!」
「うん!」
よかった!元気出た!頑張れ美里比ちゃん!
「あの、よかったら、ついてきてくれない?一人じゃ不安で・・・。」
「いいよ!見守ってる!」
「本当!?ありがとう!絶対成功させるね!」
「うん!頑張って!!!」
明日がすごく楽しみになった!
皆さんも応援してね!!!
ブーッブーッブーッ
「あ、美里比ちゃん!スマホ」
「あ、ごめん!ん?パパからだ。迎えに来てくれるって」
「え、でもうちわかるのかな?」
「わかんない、さっき、友達の相模原浬ちゃんの家にいる。って言っただけ。」
「その時は、お父さんなんて?」
「わかった~って。」
ん?うーん?ご近所さん?
「まぁ、とりあえず待ってみる。」
「そうだね」
しばらくして、到着した。
「えっ、なんで・・・。」
私は、言葉を失った。
「浬、久しぶり。覚えてるか?」
「美里比ちゃん、パパなんだよね?」
「え、あ、うん。そうだけど・・・。知ってるの?」
「とうちゃん。」
「え・・。まさか、さっき言ってた、浬のお父さんって」
「うん。」
う、うそ、うそだ。
「とうちゃん・・・。私が、私がどれだけ会いたかったか・・・。」
「とうちゃんもだよ。ごめんな。」
「とうちゃーん!!」
うぇーん!!とうちゃんだ!とうちゃんがここにいる!!!
んんん???待って、てことは・・・。
「私たちって。」
「腹違いの、姉妹」
えーっ!!!!




