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とある企業の説明会(実話)

私が経験した実話である。


大学卒業後の就職活動の時の話。

数々の有名なお笑い芸人が所属している芸能プロダクションの会社説明会に行った。


説明会の会場は満員で、部署が違う現役社員の3人が登壇し会社説明を丁寧にし、最後に就活生から社員への質疑応答の時間になった。


「この仕事のやりがいはなんですか?」

「残業などは多いですか?」

「(3人は)どうしてこの会社に入ったんですか?」


などなど、多くの人が現役社員の3人に質問をした。


時間の都合であと一人のみとなった時、勢いよく手を上げていた男性が指された。


そして、その男性はいきなりこう言った



「スガシカオさんに質問があります!!!!!!!」



説明会に来ていた就活生、社員、あの会場にいた全員がその発言にぽかんとなった。

その男性は続けてこう言った。


「あ、すべってすみません。☆☆さん(※登壇した社員3人のうちの1人)がスガシカオさんに似ていたので!」


そう言われよく見ると、確かに外見がスガシカオさんに似ている社員さんがいた。



「僕は芸人になるか、裏方でお笑い芸人を支える仕事をするか迷っています。僕みたいな人は今までいたでしょうか?」



ブッ込んできた男性はそう質問した。


「びっくりしました笑 質問の答えですが……」


現役社員3人の中でスガシカオさん似の社員が代表して続けて答えた。



「迷っている時点であなたは芸人に向いてないと思います。


『私にはお笑いしかない!』『お笑い芸人になりたい!』と決心した人達が死ぬ気で努力する世界です。それでも成功している人はわずか一握りで、あとはアルバイトや副業などで生計をたてている人がほとんどな本当に厳しい世界です。


これも縁だと思い、現実的な厳しいことを言わせてもらいますが


迷っているくらいの中途半端な覚悟なら芸人は辞めて、違う道に進んだ方がいいと私は思います。」




会場から自然と拍手が起きた。



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