表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Muteki Gamer  作者: 天道 結羽
Story
9/20

8Game 2人の恋愛ゲーマー

「囲まれたな…」

ゴーストはたくさんいるがプレイヤーが見当たらなかった。

「プレイヤーはどこだ…」

「この中に紛れてるのかもしれない。」

そういってよーく探した。

だが違いはなくどれも同じだった。

「行けっ…」

そう声が聞こえるとゴーストたちはいっせいに襲いかかろうとした。

「その獲物は俺らのものだ!」

そう誰かが言うとゴーストたちは襲いかかるのをやめてあたりを見渡した。

「どうしたんだ?」

歩いて来た道からたくさんのゾンビたちがやって来た。

「お前は…」

「そいつらは俺が見つけた奴らだからな。」

ゾンビを引き連れたプレイヤーがそう言うとゴーストに化けていた

プレイヤーは元の姿に戻った。

「これは私の獲物よ。」

「獲物?俺らがか?」

「そうみたいだな…雄李。」

雄李は少し変な気分だった。

創汰は何かを思いついた。

「獲物…ってことはこの林に入ったやつは殺される。」

「そして誰が1番狩れたかで勝敗が決まるってことか?」

「空…まぁそうっぽいな。」

そう言って創汰たちはプレイヤーたちの喧嘩を見ていた。

「これは私が見つけたの!」

「ちげぇだろ…俺が見つけたんだ!」

「それはさっきでしょ?でも貴方は仕留められなかった。」

それを見ていた創汰たちは今なら抜け出せると思った。

「今のうちです…逃げ出しましょう!」

「そうだな…」

創汰たちはおそるおそるデンジャーフォレストから抜け出そうとした。

それに2人は気づかなかった。

無事にデンジャーフォレストを抜け出すとそこはまた知らないエリアだった。

「海エリアか…」

そう言うと奥の方で爆発音が聞こえた。

「ここでは戦艦と戦艦が戦ってるんだろうな…」

「ここ知ってるぞ…」

「家康…なんってとこだ?」

「ブルーオーシャンだ。」

「その名の通りだな。」

そう話しているとまた爆発音が聞こえた。

それに少し絵麗奈はビビっていた。

勇気は他に行くところがあるかを探したが行くところはデンジャーフォレストしかなかった。

「エリアの端の方と考えるのがいいかな…」

創汰がそう言うと仕方なく戦場に飛び込むことに勇気が決めた。

「本当に行くのか!?」

「あぁ…お前も行くんだぞ…雄李」

「でも海を使ってエリアを回るんでしょうね」

「なるほど…」

勇気は筏を作ることにした。

デンジャーフォレストの木を切り

筏を作り始めた。

雄李たちも手伝った。

しばらくして6人乗れる筏が完成した。

「よし…行こうか!」

創汰たち6人は筏に乗って海を渡って次のエリアに行くことにした。

船ではないので次のエリアに行くまでとても時間がかかった。

しばらくしてデンジャーフォレストの隣のエリアのラブリースクールにやってきた。

「ここ全体が学校か…となりにアクションシティーがあるな。」

「とりあえず学校の中入ってみようか…」

「そうだな…」

学校の中ではたくさんの女プレイヤーがいた。

「男がいないが…」

「ラブリーっていうだけあるから恋愛的な?」

「創汰…頭いいな。」

「じゃぁつまり…可愛さが武器ってこと?」

絵麗奈がそう言うと創汰たちはラブリースクールにいる

女プレイヤーの顔を見ないようにした。

すると創汰たちのところへたくさんのプレイヤーがやってきた。

「やばい…来た。」

「貴方…私とデートしない?」

「しねぇよ…」

焦りながら勇気はそう答えた。

「ねぇ…私としない?」

「や…やらないよぉ」

雄李も焦りながらなんとか答えた。

「お主…私と結婚でもしない?」

「あぁ!もう無理だ!」

そう言って手を顔から話して女の子の顔を見た。

するとそのプレイヤーはとてもブサイクな顔をしていた。

「嘘だ…」

家康は気絶してしまった。

「もうダメだ…逃げよう!」

創汰は家康をおぶって学校中を女プレイヤーから逃げまくった。

しばらくしてなんとか隠れることができた。

「屋上の鍵を閉めといたよ…」

「ありがとう…」

「ここはやばいな…」

そう言っていると屋上に1人…女のプレイヤーがいた。

「わっ…やばい。」

「私は大丈夫よ。」

そう言って振り返るとその女のプレイヤーはとても美人だった。

「可愛い…」

家康はいつの間にか目覚めていた。

「お前…起きたのか。」

「私は倉田(くらた) 桜花(おうか)。特殊能力を持ってる。」

そう言って武器を出した。

「恋愛ゲームなのになんでビームガン?」

「愛のビーム的な感じじゃないかしら…」

桜花がそう言うと男達は黙り始めた。

「なんとか言ってよぉ!」

「ごめん!」

「まぁいいわ…私も手伝うわ。ゲームを終わらせるために!」

「ありがとう…まだまだあるからな。」

「えぇ…」

勇気は桜花を仲間に加えて次のエリアに行こうとすると

また誰かが勇気達の元へ来た。

「あの!」

「次こそ…やばいぞ。」

雄李の心臓はバクバクしていた。

桜花が振り向くとそのプレイヤーは桜花の友達の可憐だった。

「可憐!?」

「桜花ちゃん…私も行く!」

「誰だ?」

「友達の宮山(みややま) 可憐(かれん)。」

「まぁいいだろう…付いて来い」

「ありがとうございます!」

可憐は嬉しそうに仲間に入った。

「じゃぁ次行くぞ!」

「あぁ…」

創汰たちは次のエリアに向かった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ