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Muteki Gamer  作者: 天道 結羽
Story
6/20

5Game 綺麗事

「やっべ…」

修斗と春の2人は大ピンチに追い込まれていた。

その時…創汰が助けに来た。

「あぁ!」

拳を強く握りしめカイザーたちを次々に跳ね飛ばしていった。

「お前…」

「無茶するからこうなるんですよ!」

「すまねぇ…」

創汰は残りを倒そうとカイザーに立ち向かった。

「春…行けるか?」

「はい!」

修斗と春も創汰を手伝いに行った。

絵麗奈は何もできず見ていた。

「そこだ!」

3人はカイザーをあっさりと倒してしまった。

「よし…」

「やったな!」

そう言って喜んでいると悲鳴が聞こえた。

「なんだ!」

驚いた3人は辺りを見渡した。

すると絵麗奈がカイザーに捕まっているのが見えた。

「ウゴクナ!」

「卑怯な真似を…」

「おい…創汰。」

「なんだ?」

創汰はそう聞くが修斗は何も言わなかった。

「こいつらが目的だろ?俺らは関係ねぇよな?」

「は?お前…裏切るのか!」

「裏切ってねぇよ。こいつらの目的はお前らだ。」

それを聞いた創汰は修斗たちのことを憎んだ。

だがカイザーたちは創汰だけでなく修斗たちも捉えた。

「何すんだよ!」

「話してください!」

すると前から3人カイザーがやって来た。

「まさか俺を殴る気か!」

「ソノトオリダ…」

そう言って創汰と修斗と春の腹を死ぬまで殴った。

それを絵麗奈は遠くから見ていた。

「話して!」

「オマエハミテロ!」

絵麗奈の目からは涙がこぼれおちた。

創汰が絵麗奈の泣き顔を見るのは久しぶりだった。

「あの時みたいだ…」

そう言って創汰は5歳の頃を思い出した。

「そういりゃ…泣かせたな。俺がいじめて…」

創汰は自分を憎く思った。

「女泣かせて…何を守れるんだ。何を守れるんだよ!」

そう叫んで創汰はカイザーを蹴って殴って修斗と春を助けた。

「絵麗奈…」

「なに…?」

創汰は決意を固めた。

「俺は戦う…もう綺麗事じゃ済まされない。」

「えっ?」

「戦って生き残るんだよ…俺たち2人で!」

そう言って創汰は拳にすべての力を注ご混んで願いを込めた。

「俺の望みは…ここから出ることだ!神さま味方してくれるよな!」

そう言ってカイザーのリーダーを拳で殴って絵麗奈を助けた。

そして創汰は修斗たちの方を振り向いた。

「なんだよ…」

「お前らも…倒す。」


その様子をまたブラッドは見ていた。

「心が変わったようだな…」

「そうですね…」

「お前のおかげだよ…グリス。」

「ありがとうございます…」

そう言ってブラッドは笑った。


「おいおい…俺ら仲間だろ?」

「本当の仲間っていうのは…相手のことを思える奴らのことだ!」

そう言って創汰は本気を出して2人と戦った。

修斗と春の2人も仕方なく創汰と戦ったが強さが全く違った。

「怒りが強さに変えてんのか…」

創汰は自分の頭で武器を想像した。

「俺の強さを引き立ててくれるもの…」

そう想像していると創汰の手からは武器が出て来た。

「これは…剣。」

とても変わった武器が出てきた。

「やってやる…」

創汰は武器に力を全て注ぎ込んだ。

「行くぞ…くらえ!」

2人はその攻撃を受けてゲームオーバーになってしまった。

「はぁ…はぁ…」

「創汰くん…?」

絵麗奈は創汰のことが少し心配になってきた。


創汰と絵麗奈は都会のアクションシティーから抜け出した。

次に来た場所はシューティングビレッジだった。

「シューティングビレッジか…」

そこは砂漠が広がっていて村はなかった。

2人は暗い中で村が見えるまで砂漠を歩き続けた。

10分ある生き続けたやっとシューティングビレッジを発見した。

「ここか…行こう。」

「うん…」

2人はおそるおどるシューティングビレッジに入っていった。

そこは誰もいなくとても暗かった。あかりもなく前が見えにくかった。

「気おつけろ…誰かが狙ってる可能性が…」

そう言うと気配を感じて絵麗奈を抱いて地面へとしゃがんだ。

「当たりだ…すげぇな。お前。」

「お前は…」

(だん) 亮介(りょうすけ)…シューティングゲームの能力を持ってる。」

そう言ってまた創汰たちを狙った。

「危ない!」

そしてまた避けた。

「素早いな…」

「死ぬわけにはいかないからな…」

そう言って創汰は走り出した。

亮介は創汰を狙ってたくさん撃った。

だが素早すぎて中々当たらなかった。

「小賢しい…」

「お前…初心者か?」

「黙れ!」

そう言って本気になり亮介はまた撃った。

するとその弾丸は創汰に当たった。

「うわっ!」

「創汰くん!」

絵麗奈が創汰のところへ来ると

無事に少し吸っただけだった。

「よかった…」

だが容赦なくまた狙っていた。

「2人まとめてゲームオーバーになれ…」

「やばいな…」

そう焦っていると何者かが亮介の手を撃って銃を落とした。

「誰だ!」

「俺だよ…」

その男は見たことのない銃を持っていた。

「それはなんだ!」

「これは…脳で作ったやつ?とでも言っとこうかな。」

「まじかよ…あいつも脳で…」

その男はニヤッと笑った。


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