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Muteki Gamer  作者: 天道 結羽
Story
13/20

12Game 人生はパズル

創汰たちはアクションシティーに来た。

「行くぞ!」

「あぁ!」

創汰たちは武器を出して他のプレイヤーたちを次々に倒していった。

透も創汰たちと同じようにロボットアームをつけて戦った。

絵麗奈と可憐は見ていた。

「何見てんだ!」

「わっ!」

「そこのあなた…」

その美しい声を聞いたプレイヤーは声の聞こえた方を向くと

そこには美女がいた。

「か…可愛い!」

「カッコいいわね…じんわりと眠りなさい。」

そう言ってビームガンで撃った。

それを見ていた2人は少し桜花のことが怖くなった。


「バンッ!楽しいな〜」

雄李はビルの上の方から下にいるプレイヤーたちを狙い撃ちしていた。

下の方には勇気もいた。

「おい…雄李!危ないだろ…」

「ごめんごめん…まぁ許してよ。」

そう言って次々に撃っていった。

創汰と家康も勇気と一緒に戦っていた。

「はぁっ!」

「出直してこい!」

あっという間にプレイヤーたちは全員ゲームオーバーになって消えていった。

「はぁ…やりたくないんだがなぁ」

「まぁ仕方ない…これがゲームってわけだ。」

「こんなのゲームじゃないですよ。」

絵麗奈がそう言うと全員がそう思った。


ブラッドはハードプレイヤーによってプレイヤーたちがどんどん

ゲームオーバーにされて行くところをモニターで見ていた。

「あいつら…戦う覚悟を決めたか。だがシナリオは…もうすぐ始まる。」

ブラッドはとても余裕そうな顔をして笑った。

「ブラッド…シナリオってのは?」

「ゲームには物語がある。それだよ。Muteki Gamerの物語。」

「なるほど…」

そう頷きながらグリスが言った。


「次…行くか。」

「そうだな…」

「ちょっと待った〜」

誰かがそう言うと創汰たちは後ろを振り返った。

そこには見る感じ強そうなプレイヤーが立っていた。

「誰だ!」

「俺は…瀬尾留(せおとめ) ユオ。」

ユオが自己紹介をすると創汰は思い出した。

「ユオってあの時の!」

「そう!お前らがハードプレイヤーだっけ?」

「それがどうしたの?」

「お前らをぶっ潰す…」

そう言ってユオは姿を消した。

「なんだ…?」

「逃げたのか?」

そう辺りを見渡しているとユオは雄李の後ろに来ていた。

雄李は気づくのが遅かったせいで吹き飛ばされてしまった。

ビルの壁に体をぶつけた。

「うはっ…強い。」

「雄李!」

「弱いな…こんなもんか?」

そう言って何かをやり始めた。

「それは…パズル。」

「そう…高速。」

ユオは目に見えないほど速く走った。

創汰以外のハードプレイヤー全員を吹き飛ばした。

「うわっ!」

「皆んな!お前!」

「どうだ?」

「なんで俺だけ…」

そう創汰が聞くとユオは笑った。

「なんだ?何がおかしい!」

「さぁて…行こっか?」

また目に見えないほど速く走った。

いつのまにかその場から創汰は消えていた。

「創汰はどこだ…」

勇気は辺りを見渡すがどこにも創汰の姿は見当たらなかった。

「まさか…あいつ。」

「連れ去ったんだろうね…」

「大丈夫かな…」

絵麗奈は創汰のことが心配で仕方がなかった。


その頃…創汰は勇気たちがいるアクションシティーの反対側に来ていた。

「路地…ここは。」

「俺が連れて来たんだよ…」

創汰は自分がテレポートしたことに驚いた。

「テレポートしてる…」

「ちげぇよ…俺が連れて来たんだよ。」

「なんで俺だけ!」

「その力…どこで手に入れたか教えろ。」

ユオがそう聞くと創汰は去ろうとした。

「ちょっと待て…どうした?」

「知るかよ…ここに来た最初からこの能力があったんだよ。」

「なるほど…完全なバグか。」

そう言ってユオはがっかりした。

「お前は一体何者なんだ…」

「ブラッドの仲間って言ったら?」

「そうなのか?」

「ちょい待てよ…まぁそうだけど。」

創汰はため息をついた。

「人生って…パズルみたいだよな。」

「どう言うことだよ…」

「1ピース(1日)1ピース(1日)が合わさって1つのパズル…つまり人生が完成する。」

「なるほどな…」

ユオはパネルを床に表示させて能力マークを揃えた。

「強力…そのパズルはここで終わる。」

「お前は元々…俺が狙いだったのか。」

「そう言うこと…はっ!」

ユオは創汰の方へ走った。

「仕方がない…戦えばいいんだろ!」

創汰は武器の剣を出してユオと戦った。

ユオは能力アップで力がとても強くなっていた。

「やっぱりパズルを揃えることで能力アップできるのか。」

「そういうことだよ…」

創汰は手が出せず攻撃ばかり受けて苦戦していた。

「お前の負けだ…」

ユオは創汰にとどめを刺そうとした。




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