蒼と緑の妖精
そのまま森を通って湖に差し掛かったところで、急に気温が下がった。
リエル「さ、寒っ!」
霊夢「あ〜〜、もうここか。結構早く着いたわね」
魔理沙「そうみたいだな。さて、見つからんうちに「あ〜〜〜!見つけた〜〜〜!!!」・・・見つかっちまったぜ(テヘッ☆)」
霊夢「何サラッとフラグ立ててんの!もう!時間無いし無視して「氷札『アイシクルフォールド』」・・・全員避ける!」
リエル「ア、『アイシクルフォールド』」
咄嗟にスペルを読み取り、相殺する。その隙に霊夢達は、突然現れた蒼い妖精との戦闘態勢を整える。
霊夢「・・・何のつもり?チルノ」
そう呼ばれた妖精は、
チルノ「だって、最近魔理沙が遊びに来てくれないから、退屈なんだもん。だから遊べー!」
霊夢「結局魔理沙のせい!」
魔理沙「関係無いだろ!」
・・・どうしよう、この子もすごい可愛いんでけど。
魔理沙「・・・おいリエル、顔がすごいふにゃけてるぞ」
リエル「ふぇ!?嘘!」
チルノ「?そういえばそいつ誰だ?」
そう言いつつ、私の方に視線を向ける。
リエル「え、えっとリエルです」
チルノ「あたいはチルノ!サイキョーの妖精だ!」
おお!すごい!
魔理沙「あれ嘘だからな」(小声)
リエル「あ、はい」(小声)
できれば夢を壊さないで欲しいな・・・
霊夢「てか、あんた大妖精は一緒じゃ無いの?」
霊夢のその言葉と同時に「チルノちゃん〜」という声が聞こえてきた。
チルノ「あ、大ちゃん!」
そう呼ばれた緑の妖精は、息を切らしながらこっちにやってきた。
霊夢「ちょうどいいところに。大妖精、チルノ引き取って」
大妖精「は、はい。行こ、チルノちゃん」
魔理沙「いや、まった」
大妖精がチルノの手を引いて立ち去ろうとしたとき、魔理沙が声をかけ止めた。
大妖精「な、何ですか?」
魔理沙「今から異変を解決しに行くんだ。お前らも来いよ」
霊夢「はぁぁ!!??」
リエル「えええぇぇぇ!!??」
大妖精「ええぇぇ!!??」
魔理沙「最強、何だろ?」
チルノ「・・・うん!行く!」
霊 大 リ「「「ええええええええ!!!!!!????」」」
・・・もうおかしいよね、これ