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07 セクシー路線に変更します  08 ドア越しの声

【セクシー路線に変更します】……2017年6月9日執筆

【ドア越しの声】……2017年6月10日執筆


【セクシー路線に変更します】

「私、セクシー路線に変更します」

和服姿で売り出していた芸能人が、突如として宣言した。なんのことはない、写真集を出すのだ。

鎖骨、腕や腰回り、太ももなど瑞々しく健康的に焼けた肢体が眼福だ。

しかも下着はなんとふんどし。

いまどきの日本男児にしては珍しい、 素晴らしい好漢である。




【ドア越しの声】

ここはトイレ。

用を済ませ、出入口に向かおうとした。

しかし突然、個室のひとつから「ううう……」と声がした。

ドア越しの声があまりにも悲痛に聞こえる。

「大丈夫ですか?」

一瞬沈黙が挟まった。

「うるせえ、終電を逃して寝てるんだ! 駅員に文句を言え!」

俺は恐くなって逃げ出した。




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