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神造世界の世界録(ワールドメモリー)(旧:創破神の異世界修行)  作者: 虎號赤椿姫
第一章 異世界への旅立ち編
3/14

1-2 神の子、異世界に降り立つ

いよいよ異世界へ!

 目を開けるとそこは森だった。


「異世界に来れたのか?」


 辺りを見回す。しかし、木々に囲まれているだけで人口物らしきものも見当たらない。


「・・・とりあえず歩くか」


 どこに行けばいいのか分からないので、とりあえず森を探索することにした。


 歩いて数分、近くで戦闘音が聞こえてきた。


「お、テンプレだな」


 そう、ここで戦闘に出くわすのはお約束なのだ。


「とりあえず行ってみるか」


 俺は戦闘音のした方に走る。

 すると、前方に見えてきたのは、16~18歳くらいのイケメンと美女が緑の人型の生きもの12匹と戦っているところだった。


(あの緑の生物はやっぱりゴブリンか?)


 そう、緑の人型の生きものといえば、ファンタジーの代表格であるゴブリンだ。


(助けるべきかな?)


 二人は苦戦しながらもゴブリンを倒している。


(このままじゃ押しきられそうだな)


 そんなことを考えていると、女性のほうが後ろから近づいていたゴブリンに短剣で切られる。


「きゃあ!」


「レイス!」


 男性が叫ぶ。

 女性の名前はレイスと言うらしい。


「仕方ない、助けよう。見て見ぬふりは流石に寝覚め悪いしな」


 女性は4匹のゴブリンに囲まれていた。

 俺は女性の前にいるゴブリンに向かって走り出すと同時に槍を≪瞬間装備≫で装備する。この槍は創造で創った槍に≪付与(エンチャント)≫で《土魔法》を付与したものだ。

 そして、ゴブリンより高くジャンプして自由落下の力をのせて突き刺す。


「ギッ!?」

「え?」


 ゴブリンの断末魔と女性の驚いた声があがる。

 それに構わず、俺はさらに、槍に魔力を流し、≪土魔法≫を発動させる。

 残りのゴブリンの足下から、槍と同じ形状の土が隆起してゴブリンを貫き、絶命させる。


「やっぱり使えるな、この槍」


 俺は槍をしまい、女性に近づく。


「大丈夫ですか?」


「あ、うん。助けてくれてありがとう」


 他のゴブリンと戦っていた男性も近づいてきた。


「レイスを助けてくれてありがとう。俺はヴァン、こいつはレイス、あんたは?」


 異世界では名字は貴族だけなのか?

 分からないから名前だけでいいか。


「俺は創輝と言います」


「ソーキ?変わった名前だな。あらためて、ソーキ、レイスを助けてくれてありがとう」


「ありがとう!命拾いしたわ。なにかお礼がしたいんだけど」


助けたものの急に襲われたらどうしようかと思ったが、杞憂だったようだ。


「別にいいですよ。たまたま通りかかっただけなので」


「それじゃあ私の気がおさまらないのよ」


「なら、最寄りの街に案内していただけませんか?」


「そんなことでいいの?」


「はい」


 今は何よりその情報が欲しい。このままだと最悪野宿になりかねなかったからな。


「じゃあ私達が拠点にしているマイエに行きましょう。その前にゴブリンの魔石を取ろう」


「魔石って?」


「魔物の心臓だ。知らなかったのか?」


「魔物があまりいないところから来たので」


嘘だ。異世界から来ました、とは言えない。言ったらバカにされるか哀れみの目で見られるだけだ。


「魔物が少ないのか?羨ましいかぎりだな」


「まあ積もる話はあとで、さぁ出発!ついてきて」


 レイスさんは元気な人だな。まあいいけど。


「お願いします」


「あと敬語は要らないよ。年齢もそんな変わらなそうだしね」


良かった。正直敬語は苦手だ。


「わかった。これでいい?」


「うん。よろしくね」


「じゃあ行くか」


 歩き出したヴァンの後をついていく。


「ソーキはどこから来たんだ?珍しい髪と目の色だな」


 やはり異世界には黒髪黒眼は珍しいようだ。ヴァンは金髪紅眼、レイスは青髪蒼眼だ。


「とても遠い辺境から。だから、いろいろ知らないこともあるから教えてくれるとありがたい」


「まかせとけ!いろいろ教えてやるぜ、レイスが」


「なんで私なの?」


「俺ってバカじゃん?」


「なるほど。了解したわ」


「あっさり納得すんなよ!」


「なあ、二人は恋人なのか?」


 さっきの会話からはただの仲間、というだけではないと思う。


「ああ、そうだよ」


 やっぱりか。このリア充共め。


「そんなことよりソーキ」


 そんなこととはなんだ。俺は恋愛経験無しなんだよ、悲しいんだよ。


「あの槍はなんなんだ?」


 そう言われて固まる俺。


「普通の槍」


「いやいや、あれは低くてもAランクの武器だぞ?」


 …マジかよ。異世界こんなんごろごろあると思ってた。


「すごかったよねー。一匹貫いたら地面から同じ槍が出てくるんだもん!あれはどうやったの?」


「魔法だけど?」


「…そんな魔法聞いたことないよ?」


 やっちゃったよ。やっぱり魔法なんかは決まった技みたいなのがあるのか?技名叫びながらなんて拷問やだよ?

 それはそれとして、どうしよう…。なんて説明すればいいか…。そうだ


「この槍は父さんから貰ったからよくわからないんだ。魔法も魔力流せば発動するだけだから詳しくはわからない」


 なんか不都合があればこの言い訳で通そう。100%嘘じゃないし、父さんの能力で創ったから。


「そうか。あと、戦闘後にあの槍を消したのは?」


「あれは俺のスキル。消したんじゃなくてしまったんだ、別の次元に」


「…あの槍もそうだがその能力もあまり見せないほうがいいぞ?ソーキの力が欲しくて狙ってくる輩がいるかもしれない。王族なんかに知られたら厄介なんてもんじゃないぞ。槍は間違いなく狙われる」


「忠告ありがとう。気を付けるよ」


 これで狙われるって……俺の能力(ちから)のほんの少しなんだけど?


「ところでさ。なんか仕事ない?俺、稼ぎが今ないからさ、持っているので最後なんだよね」


 出発前にいくつか銀貨と銅貨を数枚創っておいた。


「それなら俺らと同じように冒険者になればいい」


 おっと、テンプレー。やっぱあるんだな。


「ソーキならすぐに私達と同じランクになれるよ!」


「レイス達は何ランクなの?」


「私達はBランクだよ」


「聞いといてあれだけど、ランクいくつあるの?」


 ヴァンとレイスが呆れた表情をしている。

 知らないんだもん、しょうがないだろ?


「聞く順番を逆にしてほしいよ」


「ソーキは天然なのか?」


 そっちね。


「ランクは下からG、F、E、D、C、B、A、Sってあるよ。もう1つ上にXランクってのがあるんだよ」


「Xランク?」


そこはEXだろ!?なんでX?と、俺は説明中くだらないことをかんがえていた。


「その街や国の危機を救った冒険者に与えられる特別なランクだ」


 ヴァンがすごく嫌そうな顔をしながら説明してくれる。

 どうした?なんでそんな顔してるんだ?


「今から行く街にいるのか?」


「ああ、いる」


 ヴァンがさらに嫌そうな顔をする。


「もしかして知り合い?」


「うん、そうだよー。その人はヴァンの師匠なんだよ!」


 まさかの師弟関係ですか?じゃあヴァンも結構強いのかな?

 そう思い、俺は≪鑑定≫を使う。

 そうして見えたステータスはこんなだった。


 /-/


 >名前<

 ヴァン


 >年齢<

 18


 >種族<

 人族


 >経験(レベル)<

 41


 >職業<

 魔法剣士


 >魔力<

 257/4000


 >技能(スキル)<

 剣術{LV6}

 体術{LV4}


 >魔法<

 火属性魔法{LV3}

 風属性魔法{LV2}


 >加護<

 慈愛神の加護《対象・レイス》

 /-/


 慈愛神の加護の効果は、加護の保有者と相思相愛になったとき、互いに魔力回復速度1.5倍にするというものだ。


 ちなみに俺のは


/―/


 >名前<

 ソーキ・ハヤミ


 >年齢<

 16


 >種族<

 人族

[神族]


 >経験(レベル)<

 20


 >職業<

 槍術師

[神]


 >魔力<{質9999}

 99999/99999


[>神力<]

 10000/10000


 >技能(スキル)<

 槍術{LV5}

[剣術{LV10}]

 瞬間装備

 無限収納次元(インベントリ)

 鑑定


 >魔法<

 土魔法{LV.4}

[想像魔法イマジネーションマジック{LV∞}]


 >加護<

 創造神の加護

 破壊神の加護


[>権能<]

[創造の理]

[破壊の調]

 /-/


 てな感じだ。[ ]の中は俺しか見られないようにした本当のステータスだ。

 創造神の加護は物を生産したときに壊れにくくなるというもので、破壊神の加護は物を壊す能力のあるスキル、魔法の威力を1.5倍にするというものだ。母さん達・・・やり過ぎ。他の人に見られたらどうするんだよ。

 でもまあ、チートですね。てか・・・神って職業なのか?

  それと、なぜ剣術がこんなにLVが高いかというと日本にいたときにじいちゃんから教わったからだ。

  ちなみにLVは1で初心者、5以上で熟練者、10以上で達人、最高の15で到達者と呼ばれている。


「そんなすごい人が師匠なのになんでヴァンはゴブリンに苦戦してたの?」


「痛いとこついてきたな。言い訳させてもらうと、その前に別の依頼をこなしていたからだ。そこで魔力を使いすぎた」


「なるほど。ちなみにどんな依頼?」


「ドラゴンだ」


 マジですか?いるのかドラゴン?できれば相手したくないな。


「そりゃ魔力なくなるわ。てか想像以上に二人は強いんだな」


「そーでしょ」


 どや顔&ピースでレイスが言ってくる。

 でも、そのあとゴブリンにやられてましたけどね。言ったら泣きそうだから言わないが。


「ソーキ、ついたぜ」


 しゃべっているうちに街についていた。

 以外に森と近いんだな。

 父さん達が言った通り、街の近くに転移していたようだ。


「ここがマイエの街か。でかいな」


 俺達は検問の順番に並ぶ。


「そう言えば、街に入るには銅貨3枚必要だから。あるか?」


「そのくらいあるよ」


 なめてもらっちゃ困る!まあ稼いだやつじゃないけど。

 そしてすぐに俺達の順番がきた。


「住民証か冒険者カードを」


 衛兵の人が言う。


「はいよ」


「はい」


 二人は冒険者カードを出す。

 二人の冒険者カードって銀色なんだな。じゃあAは金か。Sはなんだ?ミスリルとか?


「お前は?」


 衛兵が俺を見て言う。

 俺の番か


「どちらも持っていないんだ」


「では銅貨3枚だ」


「了解。確認して」


「あるな、入っていいぞ」


 俺は列を抜けてマイエに入る。

 すると、ヴァンとレイスが俺の前に出てきた。


「「ようこそ!マイエの街に」」


 ありがたい。けどおしいな普通なら街の人かさっきの衛兵が言う言葉だ。




どうでしょうか?

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