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未題の恋愛小説  作者: 山田の子
5/6

5

「で、俺らの事はすっかりきっぱりこってり忘れてたと」


「ごめんやん、謝ってるやんけ」


「許されへんな」


狛田の顔が真剣だ


「なにキレてんねん」


こういう態度を取られたらこっちだって反発する、こっちも人助けしてたんだ

そして狛田が吠えた


「あんな! 俺はな!! あの熱いなかずっとお前を探して神社の川まで潜ってめっちゃキレられたんやぞ!!」


「知るかボケ!! いや! 本当に知らねえよ!! え?何?お前そのレベルのバカなの??

なんでそんなとこまで探してんの??」


「・・・・途中から探すのが楽しくなってしまって・・・・川気持ち良かった」


「知るかバカ! 死に晒せ」


もう嫌だよーこいつバカだよー


「筒井コイツアホや。どう考えても世界遺産内の川なんか入らんよな」


「せ、せやねー」



「いや、こっち向けや。なんで頑なに違う方向いとんねん」


「いや、ほんまに狛はアホやんなー!! 」


「いや、ええてこっち向けや」


観念したのかばつの悪そうな顔でこっちを向く


「・・・・お前まさか」


「いや、待って! 私は狛とはちゃう!! ちょっと足をちゃぷちゃぷ・・・・」


「違いないよ!!」


「ちょっ、うっさい狛!!」


「いや、変わりねえよ」


「ううううう、生駒がイジメル」


僕の友人もういやや


「おーし、座れー」


「あっ! 芦屋さん来たで座らな」


「おいこら」


「はよ座れ生駒」


我がクラスの担任芦屋さんに叱られ仕方がなく追求を諦め席に座った



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