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劣等のシュヴァルツ  作者: ファンタスティックペロペロ
1/18

プロローグ

初めまして!

今回

「劣等のシュバルツ」を書かせて頂きます。

なるべく多くの方に読んでもらい、気に入ってもらえるよう精進していきます。


次回から、本格的に内容を進めていきます。


ここはアントリエ騎士学校。

アントリエ王国にある由緒正しい

騎士学校だ。12歳から5年間

騎士としての戦闘訓練はもちろん

心構えなどをみっちり教わる学び舎だ。

その学び舎での生活も今日で

終わりを迎える。

今日は卒業式には持ってこいの

ポカポカとした春の日差しが

降り注ぐ日だった。


「リヒト・アントリエ。そなたを

我がアントリエ騎士学校全ての

教育課程を終えたことを

ここに称する」


「ありがとうございます」


眠気を催すような天気に負けないよう

あくびを押し殺す。

これで俺の五年間の騎士学校生活

も終わりか。長いようで短い気がする。

五年間の集大成が詰まった薄い紙切れを

さっそくだが、くしゃくしゃに丸めて

元来た道をたどる。

ありがたいであろう学院長や来賓の方たちの

どうでもいい話や残りのプログラム

が終わるまで自分の席で、俺は

思い出に浸っていた。

入学してから、五年。

入学当初は、夢があった。

騎士学校に通うぐらいなのだから、よく

親に聞かされたような物語に出てくるような

英雄になるという夢だ。まぁ、しかし

入学してそんな夢は早々に打ち砕かれた

んだけどね。色々な事があったよな。

実技試験で0点しか取れず

身体中にたくさんのアザを作りながら

追試を受けまくったりとか。

剣が重くて、本来片手持ちの剣を

両手で持っても

剣に振り回されたこととか。

その度に、同級生やしまいには

下級生の男子からはからかわれた。

「劣等騎士」となんとも不名誉な二つ名

がつけられたのも今ではいい思い出?

だったりする。思い出したら色んな

意味で泣けてきたぞ。はぁ、とため息を

つきながら未だに取れない

未練のように固まったままの

手にできたマメをなぞる。


まぁ、そんな戦えない騎士の卵だとしても

論外な俺であっても、

礼儀作法、兵法とかの筆記試験では

100点しか取らなくて

学年トップだった事とか。

割と華々しい思い出もあるもので...。

昔から、読書がすきだったりして

座学は得意だった。

一番記憶に懐かしいのは、先生に


「リヒト、お前実技出来てないから

筆記できても卒業できるか

分からないぞ。」


って真顔で言われたことかな。

あの時は本気で焦った。

人間、本気で焦る時はどんな時でも

寒くなるって言うけど、まさに

その通りだった。異議を申し立てるならば

この学校のテストの

得点率がおかしいんだって。

実技9割、筆記1割とかどんだけ

脳金システムなんだよ。

それじゃ筆記いらないよ!

つまり、実技でほぼ0点に近い俺が

いくら筆記を頑張って満点を取ったところで

十点ちょっとにしかならない計算だ。

逆のパターンは言うまでもない。

騎士学校では、戦えさえすれば

特に問題はないので、勉強が出来ても

そんなに得はなかったりする。

だから、俺みたいなタイプには

かなり酷なシステムだ。

まぁ、そんな学び舎ともお別れな訳だが。

退屈だ。その場で体を伸ばす。

睨まれた。座りっぱなしって辛くない?

なんとか卒業出来たのはいいけど

俺を兵として雇ってくれる王国

とかあるの?戦えないぜ?俺?

騎士学校を出る生徒はよっぽどじゃ

ない限りは最低でも、一般兵として

各国々が雇ってくれるため、勤め先は

割と困らない。俺の場合は、その

"よっぽど"に入る方なのだから

心配しかない。


まぁ、こんな俺は実はアントリエ王国の

王子だったりする。つまりは王様の息子。

次期継承者だ。しかし、

親父には、騎士として、人として

学んでからしか王位を継承しないとか

言ってるし。多分、ニート生活は

諦めるのが無難だな。

うーん、将来を考えるのがこんなに

憂鬱だとは思わなかったな。

他の奴に聞いたら、どこぞやの

大きな王国の近衞騎士として雇われるとか。

超VIP待遇じゃん。そいつ筆記は

下から数えたが早いぐらい

出来なかったのにな。

今でもはっきり覚えてるけど

チェスしてたら、頭が割れるとか

言ってた奴だった。そんな脳筋なのに。

神様、世の中ちょっと不条理すぎや

しませんかね?

そんな事を考えても、現実が

変わる訳でもなくただ時間が

過ぎるだけだった。


「これにて、卒業式を終了する。

各々諸君らは道を進むと思うが

ここで学んだことを最大限

いかしてほしい。」


やっと終わったか。卒業生は、一本の

長い列を作って

ゾロゾロと会場から出て行く。

俺もその流れに続いた。会場から出ると

なんだか吹っ切れた気がして

体が軽く感じた。足枷が取れたようだった。

あぁ、俺は自由なんだ!と感じた。

だからこそなのか、自立という言葉が

前より重くのしかかってきている

気がした。せっかくとれた足枷だが、

また新しい足枷がつけられた。


教室に戻り、最後のHRが

行われた。どこに行っても

ここでの事は忘れないで欲しい。

とか、皆はいつまでも友達だ。

なんて事を言っていたと思う。

しかし、雇い先候補が一つもない

俺には将来の方が大事だ!

余裕のない俺は、余裕があるようみせる

ために窓の外から見える空を

眺めるという意味不明な行動に出た。

もういっそ、まだ卒業じゃないよ!

ドッキリでした~とかみたいな

展開の方が今の俺にはありがたい。

むしろ、その展開来いよ!


「じゃあ、元気でいるんだぞ!」


その願い虚しく届かずといったところか。

いかん、恩師の最後の言葉しか

聞けなかった。いたずらに時間が過ぎる。

もう終わってしまうのか、五年間。

そして始まるのか。プー太郎生活!

親父を説得しようか、とも考えては

みたものの、あの頑固者の親父を説得

するのは無理と判断した。

卒業だからか、他の皆が

ワイワイガヤガヤして将来の事や、

思い出に浸っていた。出来ることなら、

共に思い出話に一花咲かせたい。しかし、

俺は一人頭を抱えていた。

あぁ、終わった。机に体を突っ伏す。

途方にくれていたら、ついさっきまで

担任だった先生から呼び出された。

もう二度とは来ることがない職員室に入る。

何回実技の事で文句を言われたか

分からない。この今では、自分の部屋と

同じぐらい馴染み深い場所も見れないと

思うと、改めて卒業したんだなと

強く実感した。


「リヒト君、卒業おめでとう。」

「はぁ、どうも。」

「呼び出したのは他ではない。

君はまだ雇い先は決まって

なかったよね?」

「当たり前じゃないですか。

ちょうど今現実っていう嫌な壁を

どう乗り越えようか悩んでた

真っ最中ですよ。ていうか、そんなこと

先生が一番理解してるでしょ。

嫌味ですか?泣きますよ。」


天然なのか、わざとなのか分からない。

おそらく、この担任教師の傾向から見るに

後者と推測する。だとすると、なおさら

たち悪いけどな!


「それもそうじゃな。まぁ、よい。

進路に不安で仕方が無い君に朗報じゃ。

アーデルハイト王国という国は

知っているかね?」


老師は、伸びたヒゲをいじりながら尋ねる。


「まぁ、情報があまり公にされてない

謎の王国で、幼馴染が

住んでいるぐらいしか」


結構、という返答が帰ってくる。

ふぅ、と老師は息をついた。


「その王国からな、君を是非雇い

たいという書面をもらっている。

それも騎士団の一員としてだ。」

「はぁ........はぁ!?」


え?何だって!?俺を雇いたい?

落ち着け、これこそドッキリ

なんじゃないのか?なんとも堪えようが

ない気持ちを抑えるためにとりあえず

深呼吸をした。....それにしても、だ。

マジか!俺の成績を知っていて

雇うつもりなのかね!?

アーデルハイト王国さん。

自分で言うのは何だとは思うが、

マジで見る目ないと思うぞ。

自分の耳が正しいかの確認のため、

もう一度聞き直す。


「え?騎士団ですか?」


微笑みながら、先生は頷いた。

騎士団とか、近衞騎士と同等か

それ以上の地位じゃないか!

一般的に騎士団の立場は、国によっては

選りすぐりの兵士しかなれなかったり

する国もある。そうでなくても、

エリート集団であることには間違いない。

アーデルハイト王国がどんな国かは

幼馴染からもあまりよく聞いた事が

ないのだが、さほど問題はなかろう。

これで俺はプー太郎でなくなった!

親父にも文句を言われずに済むしな。

俺は思わず、ガッツポーズを取った。


「まぁ、そういうわけじゃ。君は

頭こそキレるけど、実技が

からっきしじゃったからの。

心配しておったがこれで

ワシも安心できる。ワシの評価も

上が...ゴホンゴホン。それより、

達者でな、リヒト・アントリエ」


先生、本音がダダ漏れですよ。

しかし、今の俺は寛大だ。

めでたいことだし、流そう。


「はい!ありがとうございました!」


最後に学校の門を出る前に、一応

礼をする。仮にもお世話になったしな。


「騎士団、ね〜」


思わず、鼻歌を口ずさんでしまう。

それも仕方ない。暗いままの俺の将来が

明るいものに変わりつつあるんだからな!

青天の霹靂ってこのことを言うんだな。

学校から、五年間通い続けた道を

歩く。見慣れた風景なのに、今日ばかりは

輝いて見えた。俺の姿に気付いた民の皆が

声をかけてきた。


「リヒト様~、卒業おめでとう

ございます!リンゴどうぞ!」

「ありがとう~、テレサ。

いつも悪いね。」

「リヒト様!この私の作ったパン

もどうぞ!」

「悪いな、ミラ~。いつも美味い

パンありがとうな。」

「い、いえ。

お口に合うなら嬉しいです。」


本当に、ここのパンっていうか

ミラが作るパンが美味い。

めでたい上に、このパンは

最高の組み合わせと思う。

上機嫌でパンを食べていると、がたいのよい

強面の男かわ声を掛けた。


「リヒト坊ちゃん!

卒業おめでとう!雇い先は

決まったかい?決まらなかったら

うちで働くといい、ハハハ!」

「おっちゃん、心遣い感謝するよ!

でも、雇い先決まったよ!

安心してくれよ」

「おや、そうなのかい?

そりゃめでたいね〜!」


ここの国の皆は、俺が国王の息子

で成績が振るわなくても

優しく接してくれる。

いい国に生まれたな。

本当は俺がしっかりして国民の皆を

安心させなきゃだめなんだろうけど。

いや、不甲斐なくて申し訳ない。


アントリエ王国は海と山に

囲まれている王国だ。

人工も結構多く、貿易が盛んだ。

特に個人的に気に入ってるのは海産物だ。

新鮮な魚や貝類が毎日市場に

出回っていて、我が家でも食べることは

結構多い。俺がこんな性格だから

という訳じゃないけれど、全体的に

国の雰囲気は穏やかで暮らしやすいものだ。

しばらく、歩くといかにもといった城の

前にたどり着く。仮にも王族なので、

住んでいる家は城だ。

家に着き、ウキウキしながらドアを開ける。


「ただいま~」

「お兄ちゃん!おかえり!

卒業おめでとう!大好き!」

「お、おう。ありがとな、スール。」


この俺が帰ってくるなり飛びついて

きたのは妹のスールだ。

15歳で、とても元気な子だ。

頭を撫でると気持ち良さそうに

目を細めた。我が妹ながら

子猫みたいだな。ふと、あることに

俺は気付いた。あれ?今日平日だよな?


「っておい!学校は?

行ってないのか?」

「お兄ちゃんの卒業の日なのに

学校行くなんて考えられない!」


物凄い剣幕で怒鳴られた。


「俺にはその飛躍した思考の方が

考えられないからね?」

「そんな事はどうでもいいの!

本当に卒業おめでとう!」


我が妹にも兄の功績を教えなければな!


「あぁ、それより聞いてくれよ!

お兄ちゃん、雇い先決まったぞ!

アーデルハイト王国で騎士団だ」


俺の一言に、目を輝かせた。

喜んでもらえて、安心する。


「え?騎士団!すごい~流石

お兄ちゃん、戦えなくても

お兄ちゃんの良さを分かってくれる

人はいるんだね~。」


う、うん。その言葉お兄ちゃんには

ちょっと辛いかな~。

戦えないのは事実だけどさ。


スールと別れてから、俺は家の

本棚からアーデルハイトについての

情報を仕入れようと試みた。

一応王国の城というだけあって

内蔵されている書物の数は

結構なものになる。一つの本を

探すなんてかなり億劫な作業になる。

まぁ、これでも王家の人間だからな、

だいたい本の場所は分かるんだよね。

暇さえあればここによく篭ることも

少ないからさ。

慣れた足取りで適当に見つけた本を

読み進めた。数時間が過ぎた。


「ダメだ、全くわかんねぇ」


唯一分かったことと言えば

俺のはるか昔の先祖が仕えてた

ぐらいしか分からなかった。

それ以外の情報は一切なかった。

まるで何か隠してるかのように。


「不自然なんだよな〜、俺の先祖

が仕えてたのに情報がないとかさ」


それ以外の過去の歴史のことなら、

先祖様の好物なんかも書いてある。

それなのに、昔仕えていた国の情報が

分からないなんて明らかにおかしい。

それに、アーデルハイト王国は

国全体が壁で囲まれて

城下の様子ですら分からないもんな。

情報がなに一つ入ってこない事に

不安を覚える。

唸りながら歩いてると、後ろから

声をかけられた。振り向くと

老人ながら、かなり引き締まった

体をしている我が家の執事だった。


「リヒト様、旦那様より手紙を

預かっております」

「ありがとう」


親父から、か。あまりいい予感は

しなかったが開封してみることにした。

あの親父が手紙なんて珍しい。

そこに書いてあったものは。


☆手紙


学校とアーデルハイトからは

話をきいている。なんとか雇い先

が見つかって王である私も安心した。

お前のことだから、すでに書物

でも漁って調べることだろう。

残念だが情報はないぞ。

実は私も詳しい事は知らなくてな。

アーデルハイトの王に直接

聞いてくれ。書面を書いたから

これを見せれば国内にも問題なく

入国できるだろう。

なるべく早目に出発するのだ。

騎士として、人として、王としての

器を学んでくるのだぞ。」


おいおい、俺も知らない

とか親父適当すぎんだろ。

それで王が務まるのか?

俺が言えたことではないが。

親が親なら、子供も子供ってことか。

変な納得をする。この手紙から察するに...

ふむ、どうやら早めに

アーデルハイトに行ってこいと

言うことらしい。


「リヒト様、あと旦那様より

リヒト様の荷物もまとめるように

伝えられまして、恐縮ながら

準備させて頂きました。

馬車の準備も整っております。

いつでも、御出立のご指示を。」

「.........あ、あぁ。助かるよ」


前言撤回。今すぐ行けということ

らしい。俺、今日卒業式だったよな。

帰ってきてまだ2時間も経ってないのに

どんだけ急かすんだよ!紅茶も飲んでない!


「なぁ、アーデルハイトまでは

だいたいどのくらいかかるんだ?」


なんとなく遠い事は分かっているが

どれほどなのか気になる。


「今から馬車を出して、3日は

かかるかと思われます。」

「へぇ〜3日」

「はい、3日でございます。」

「............................」


馬車で3日かかるとなると、2個隣の

国に余裕で行ける程度の時間だ。

つまり、かなり遠いか変な場所に

あるということになる。


「それはあくまで順調に行って

三日でございます。普通に

見積もると5日ぐらいが妥当です」


「そ、そうか。ならもう出ようか」

「了解しました」


頭痛くなってきた。馬で5日って

かなり遠いぞ?地図だとそこまで

遠いとは感じないんだけどね。

あれか、山に囲まれてる分

道が良くないのかな。道が悪いと

例え近くとも時間が予想以上に食われる。

さて、さっさと行くか。

はぁ、移動だけで心折れそうだよ。

おっと、馬車に乗る前にスールに

一言いっておかないと。


「スール!お兄ちゃんもう行くからな

なんかあったら

手紙でも送ってくれ〜。

じゃあな〜」


返事がない、ただの屍のようだ。

じゃなくて聞こえてないのか?

うーん、せめて最後に顔見たかった

んだがな〜。仕方ないか。

さぁ行こう!アーデルハイトへ!

ん?体が動かない?スールが俺に

しがみついていた。


「お兄ちゃん?もう行くの?

さっき帰ってきたじゃん!

明日でいいじゃん!

まだ行かないで」


うぅ、なんていい妹を持ったんだ!

15歳なのに一向に成長が見られない

体なのに心は立派に成長してんだな〜

俺はスーラの頭を撫でた。


「ごめんな、スーラ。なんか

アーデルハイトってかなり遠い

らしくて時間かかるから

早目に出ないとダメなんだって。

分かってくれ、な?」

「..........じゃあ」

「うん?なんだ?」

「浮気しちゃだめだよ?」

「浮気?お兄ちゃん、悲しいけど

生まれてこの方恋人なんて

いたことないぞ?分かってて

言ってるよな?傷付いたぞ?」

「ひどい!私がいるでしょ!

だから!そっちの国で

女の子とイチャイチャしちゃ

やだからね!私!」

「うーん、お兄ちゃん妹を恋人に

する奴なんて聞いたことないな〜」

「とにかく、ダメ!だからね。

セレーネとミスラ姉さんは許す。」

「幼馴染はいいのか...二人に向こうで

あったらよろしく伝えとくよ。」

「うん........」

「じゃあ、行ってくるな。

病気とかにならないようにな〜」

「お兄ちゃんも騎士として

他の人に迷惑かけたりしちゃ

ダメなんだからね!」

「はいはい、心掛けます」


町の皆とスーラに別れを告げて

馬車に揺られる。


俺の騎士としての新しい人生が

始まるんだ。

アントリエの自然達が

まるでリヒトの旅立ちを鼓舞する

かのように生き生きとしている。


「楽しみだな〜アーデルハイト

どんな国なんだろう?」


運命の歯車は動き出す。

ついに、次回アーデルハイト王国の全貌が

明らかに!

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