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わたし、

目をあけて進もう



ふと、そう思った



もっとちゃんと目をあけて進もう

なんだか最近、目が閉じかけている気がする


ぼーっとして

曖昧で

不確かで


ちゃんと目をあけていないと

いつの間にか目が閉じて

現実から逃げる自分がいる



目をあけよう



現実を見ないで、いろんな事に流されて

真剣に考えもしないで動いて



凄く短い間に

凄くたくさんの、本当にたくさんの

凄く大きな、本当に大きな


間違いを犯した



家族を悲しませ


自分を苦しめ


友達に心配をかけて



そこには良いことなんか何にもなくて

ただただ


悲しみと

後悔と

虚しさと

絶望が


心につもって

残った





私は怖い


現実を見ることが

立ち向かうことが


だけどそこから逃げたら

生まれるのは


更なる失敗と

後悔と

恐怖と

絶望と


そんなものばかり



いつか

自分だけじゃなく家族までも

失ってしまうかもしれない

そんなのは



嫌だ



つらい   かなしい   くるしい   さみしい   こわい





目をあけて進もう


逃げることは辛いし苦しい


当然隠すことも



なら逃げなければいいよ

隠さなければいいよ


そうしなくちゃいけないモノを作らなければいいんだ

たったそれだけ



私にはとても難しい


だけどとても大事なこと









目をあけて生きよう


私は私なりの幸せを知ってる

私のやるべきことを知ってる


私には私を支えてくれる人がいる

私に教えてくれる人がいる


私の未来を考えてくれる人がいる

私に未来を与えてくれる人がいる



私が明日も明後日も


来年も再来年もここにいることを


疑うこともなく


そんなこと匂わせることもなく


当然のように私には未来があるのだと

私は生きているのだと

私は生きていくのだと


まだやり直せるのだと








嗚呼


目をあけて生きよう



今度こそ



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