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優しい神さま ―a living god ―  作者: 桐生 拓人
5/5

a living god.

死にネタ注意です。








  








 一瞬何が起きたのか分からなかった。

















 次の瞬間には世界が傾いていて、息が詰まった。









 視界がぼやけ














  世界が歪み















 何がなんだか分からないうちに、少しだけ理解した。










 逆転したのはボクを抱かかえていたシロが倒れたからで











 視界がぼやけていたのはボクの涙

 


























 何故?













 目の前ではシロと同じように黒い服を着た人たちが何かを読み上げている。

 シロは、僕を抱えたまま胸から血を流していた。
























 如何して?

























「し…ろ?」

 呼びかけても返事をしなかった。

「シロってば」

 ようやくボクを見て笑ってくれた。

「シロは…どこへ行くの?」

 血は止まらない。僕が尋ねると、口をかすかに動かした。

『い・つ・も・エ・マ・の・そ・ば・に』

 シロもいつの間にか泣いていた。

 動かした口からも血が滲む。



















 それきり動かなくなったシロに、またきいた。

「何で、シロは泣くの?」

 シロは動かないまま返事をしない。それどころか怒ることも笑う事もしなかった。

「ねぇ…シロ?」

 涙の伝う頬を舐めても、まだ暖かいまぶたをつついても、やはりシロは動かない。

 いつもはくすぐったがって笑うのに。

「ねぇ…シロ、シロ?」






シロは生神なんでしょう










 シロはいきてるんでしょう









 お願い












 お願い










 目を覚まして

















 そうしたらもう一回あそぼうよ











 お仕事もお話もたくさん














 たくさんしよう


































 何故

















 こんなにも優しい

  



















    他人のために涙を流す神が


  





















 何も悪いことしてないのに。
























「だのに何で?」

 エマは誰に問うでもなく聞く。

「如何して?」

 だがもういつもの様に答えてくれる人はいない。

 
















 今も



















 これからも ―――  





  
















         a living god.

尻切れトンボですが、一応コレで完結です。何が書きたかったんだ自分……

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