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第18話 聖法術師は……見た!

「………もぅ、もぅ無理だよ、シドォ」


私……見てしまいましたわ……。シドとミオの関係を……。


私は昨日の冒険者ギルドの試験の後、勧められるままにミオのお家にお泊りさせていただきましたの。


私は身分のせいか、これまで親密なお友達がいなくて、ミオの家にお泊りして夜は色々とおしゃべりして、楽しく過ごせてとても楽しかったですわ。


でも、夜も明けきらない早朝、暗い中をミオがゴソゴソと起き出して、着替えている物音で目が覚めてしまいましたの。


暗くてよく見えませんでしたが、ミオは何やら運動着のような服を着て、部屋を抜け出して、シドのいる隣の部屋へ入っていく音が聞こえましたわ。


そして、隣の部屋でミオの苦悶する声が聞こえてきましたわ。


私はいけないことと思いつつ、衝動に駆られ、静かにベッドを抜け出し、シドの部屋の前に来て鍵穴を覗き込みましたの。


するとロウソクの淡い光に照らされて、ミオが苦悶する顔が見えてしまいましたの。


いけないことと知りつつ、鍵穴から目が離せず、じっと見てしまう……。


ミオとシドさんとはただならぬ仲とは思っていましたけど、まさか、わたしが宿泊している隣の部屋で始めてしまうとは思いませんでしたわ。


しばらくすると、ミオの声がさらに大きくなり、何やら上下に揺れ出すのが見えましたわ。


ミオの苦悶する声と、鍵穴からかすかに見える上下する上半身……。


なんて激しい上下運動でしょうか……。


しばらくすると、ミオの上下運動がさらに激しくなってきましたの。


そして、ミオがひときわ大きな声で「ダメェ!」と叫んだと思いきや、シドは「抜くぞ!」と言い、その後ミオは倒れてしまいましたわ。


ミオが肩で息をしていますわ。


シドさんは何やら「仕方ないなぁ、今、注いでやるから待ってろ」って言っていますわ。


あ! ミオが急に起き上がって「シドの、シドの熱いのが入ってくるよぉ」と叫んでますわ。


私もなにか体が熱く、火照ってきましたわ。


そう思っていると中から足音が近づいてきて、ドアが開けられてしまいましたわ!


「キャサリン、ここで何してるんだ?」


「え?! あ! え! ええっと、よ、用を足しに行こうかと思ったのですが、少々我慢しすぎましてぇ……、ちょっと……」


な! なんて苦しい言い訳ですの! こんな苦しい言い訳を信じてくれるわけ……。


「そうなんだ。そりゃ大変だね。トイレまで抱きかかえて行こうか?」


し、信じてくれましたわ!!


「い、いえ! 大丈夫ですわ。き、急に動けるようになりましたわ。では私はこれで!」


私は急いでトイレに飛び込みましたわ。 き、危機一髪でしたわ。


ああ、なんて朝なんでしょうか。


「いったいどんな顔でこの後、シドとミオに会えば良いのでしょうか? 」


私はトイレの中でしばらく悩み続けましたが、答えが出るはずもなく、その後、私はもう一度ベッドに潜り込み、薄い壁の向こうから聞こえてくる声に耳をすましつつ、悶々としながら、夜明けを待ちましたわ。


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「キャサリン、ずいぶん長いトイレだったけど、大丈夫だったのかな?」


「はぁはぁ、女の子には、はぁはぁ、そう言うことも、はぁはぁ、あるんだから、はぁはぁ、あまり干渉しちゃ、はぁはぁ、だめだよシド、はぁはぁ……」


「そうか、そうだな。まあ、男でも固い日はあるからな。特に食物繊維が足りない時はなりやすいな。昨日は俺もキャサリンも干し肉を食べすぎたかもしれないな。俺も気を付けよう……」




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