第26話 ゾンビ騎士
それから晩御飯を食べた後にまたログインしてから、先ずは炉の方を見てみると一応形はしっかりしていて、取りあえず使ってみない事には始まらないなって思っていた。それから炉の中に鉄を入れてから火を入れて、送風の魔法で炉の内部の温度を鉄の溶ける温度まで高める。
それから幾らか時間が経って鉄が溶けたのか、あらかじめ作って置いた穴から鉄の液体が流れ出てきた。その先には炉の製作途中に、粘土で作って置いたインゴットの型に鉄の液体を流した。それから鉄を水に漬ける事で急速に冷やして、固体の鉄にまで変化させることが出来た。
因みに今からわt足が作るのは日本刀とかじゃ無くて、海外の直剣を作るつもりだったっりする。それと言うのも今の私は鍛冶のスキルレベルも鍛冶と言う作業自体にも慣れていないから確実に失敗する未来しか見えないからだ。まぁこのゲームでのスキル自体は、殆どのスキルは強化要素と銘打つだけあって、所有者のサポートはしてくれるけどそれを使いこなしたり発展させるには所有者が頑張るしかないって言う要素があったからだ。
まぁだからと言うべきか鍛冶に関しては完全に無知だから、その無知さに関してはリアルの情報で埋めるしかないのだ。そして私が使おうとしている方法は型に鉄を流し込んで作ると言う方法で、これならある程度簡単と思っていた。
型に関しては木とか粘土とかを使って簡単に作れて、それの中に予め溶かしておいた鉄を流し込んでみる。そうして流し込んだ鉄をそのまま水に入れてから急速に固める。そうしたらまだ未完成だけど見慣れた直剣が完成した。後の作業はこの型に流し込んで、完成した剣をちゃんとした武器として扱える用に、整備したり等の作業が有るけどそれも大した労力じゃ無かった。どっちかって言うとやっぱりこの炉を作る方がかなり難しかった。
初めての鍛冶の完成品にかなり嬉しくて舞い上がってしまった。それからこの剣をどう扱おうかと悩んでいた。それはゾンビに持たせることは確実だけど、それでも今のゾンビはスキルを一個も習得していない完全に置物状態だから、今この剣を装備させたからと言っても扱えるまでかなりの時間が掛かるんじゃないかって思っていた。
そうしてどうにかしてゾンビを強化できないものかと悩んでいると、まだ慣れていない錬金術で使う錬金板が目に入った。その瞬間に私はこれなら使えるって思い付いて、早速だけど実験をしてみる事にした。
具体的には片方に人型ゾンビを置いて、もう一方にさっき作った鉄剣を置いてから剣を持ったゾンビをイメージしながら魔力を流してみる。そうして淡い光が辺りを包み込みながら、その光が収まると鉄剣はゾンビの手に収められていた。
名前 無し
種族 ゾンビ兵士 0%
スキル
種族系スキル
腐体Lv5.瘴気Lv2
異能系スキル
再生Lv2.暗視Lv4.
戦闘系スキル
体術Lv5.剣術Lv4.気配感知Lv1
魔力系スキル
魔力感知Lv5.魔力操作Lv4
耐性系スキル
神聖脆弱Lv3.陽光脆弱Lv2
称号
<シリウスの眷属>
と言った感じで完全に意味不明なスキルの瘴気と言うスキルは、本来は陽光脆弱で日の下を歩けないのにこのスキルが有れば、ある程度活動できるようになるスキルだった。因みにこのスキルはゾンビが居たらいる程に強化されるスキルで、そして瘴気が満ちたら満ちた場所を疑似的暗黒世界と言う世界に変換すると言う力を持っていて、このスキルによって作られる世界ではゾンビが強化されるらしかった。
因みにゾンビはもう一体だけいてそっちの方はまた違った強化を施してみるつもりだったりする、先ずは手始めに人型を作る時よりも一体だけ多い3体を馬の死体にするイメージで錬金板を作動させた。そうして淡い光があたりを包んで光が収まったら馬の死体になっていて、それに対して何時もの手順でゾンビにする。
そして次はあらかじめ作って置いた槍の穂先の型に溶けた鉄を流し込んで、後はそれを綺麗にしてからあらかじめ作って置いた木の棒に指す事で、作ることが出来た槍と一緒に錬金板に乗せる。
「この錬金板は優勝賞品なのもあって馬の死体も余裕を持って入れられることに感謝しないとダメだな」
それから騎士のイメージのままに魔力を流し込んでいたら淡い光と共に馬に乗って槍を持ったゾンビが完成していた。その姿はさながら騎士の様で、こうしていてもかなりの強さを感じることが出来る。
名前 無し
種族 ゾンビ騎士 0%
スキル
種族系スキル
腐体Lv4.瘴気Lv3.瘴気付与Lv2.瘴気操作Lv1.
異能系スキル
再生Lv4.暗視Lv5.乗馬Lv5.体幹強化Lv4.使役Lv3.把握Lv4.指示Lv7.思考加速Lv5.演算処理Lv5.瞬間思考Lv3.思考強化Lv2.計算Lv2
戦闘系スキル
体術Lv5.槍術Lv6.怪力Lv3.貫通Lv2.貫通強化Lv3.
魔力系スキル
魔力感知Lv7.魔力操作Lv6.魔力付与Lv5.
知識系スキル
下位軍事知識Lv2
耐性系スキル
神聖脆弱Lv4.陽光脆弱Lv3
称号
<シリウスの眷属>
まぁ元が元だからそれから比べたら、大分強くなったなって思っている。それよりも重要なのは使役のスキルと指令系のスキルを習得しているって言う事が、私にはこの眷属が救世主の様に思えた。それと言うのも私自身は指令系統のスキルを、指示レベル3しか習得していないし、その眷属とかの大体の位置や状況が察せられる把握のスキルは習得していないから、この個体が居てくれたらこれからの作戦にも余裕が出来そうで大助かりだった。
「いやぁ本当にこの個体が生まれてくれて感謝してるよ何せこいつが居なかったら、私がそっち系のスキルも習得して並列思考で処理を…って考えてたからこの眷属が居てくれたら、それが取り越し苦労になるから本当に大助かり」
因みにさっきからチラッチラ見えてる種族名の横にある%は、その種族でどれだけ修練を積んだかって言うのが出てて、これが100%になれば進化が出来るらしい。その上ここをタッチすると進化に必要な要素をある程度出してくれるらしい。まぁ本人が完全に預かり知らぬ物は表示されないけどね。
「この機能も結構な便利要素だよねぇ。何せこの前までって完全に何時進化するの?って話だったし」
それもあって私の場合は最後の最後まで必須スキルが分からないでその先の要素も満たして見たようだしそのお陰もあってこの先楽になるプレイヤーが増えるだろうなって思っていた。因みにこの機能の例を出すならエルフがハイエルフに進化するのに、例えば世界樹の葉を食べる必要が有りますよってあっても、本人がその世界樹の情報を知らなかったら表示されないと言った具合だったりする。
因みにここで必須になるのが知識系スキルの生物とか魔物とかの系列の知識で、これで情報を知るのも大切な事らしい。まぁ吸血鬼の進化方法なんて、分かる訳でも無いから今の所ポツポツとあるだけで、それ以外は真っ白だったりする。
それもあって掲示板では最近は図書館フィーバーだそうで、町の図書館はスタンプカードって言う既視感が有りまくりなカードにスタンプを100貯めたら特定機密資料って言うのを見せてくれるらしい。まぁこの資料って言うのがスラム眷属に聞きに行かせた結果では、例えば上位の生産アイテムのレシピだったりが、ここでしか知れないスキルの情報とかが有るらしい。
「多分この情報って書き込み制限とかもある口だよねぇ。それに加えて多分ここの本を見たって言う条件でしかアンロックされない特定スキルとかも有るかもだし、これは図書館フィーバーって言うのを分かるね」
それでこいつらを進化させるには、まだ情報が出そろってないからあんまり無いけど、兵士だったら剣のスキルを強化しろとか槍や弓とかの武器系スキルを強化して、アビリティスキルも習得しろって言われていた。まぁ騎士の方は指令系統スキルの強化と下位軍事知識のスキル強化が必要だった。




