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Ground World Online ~世界に轟く吸血鬼の怨嗟~  作者: 半目真鱈
第ニ章 未熟な覇道

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第23話 勝利

あれから私はあの槍使いとの勝負に勝って、次の私の対戦相手の試合が終わるまでボーっとしている暇も無く、思考系スキルと視覚の半分を迷宮に放置してある半死鬼の方に合わせてからそこいらを探索していると、どうにも迷宮にバグが発生した様だった。まぁ元から大半のリソースが使えなくて、尚且つ封印を強引に破って術式も破壊したらこうもなるよなぁって色々見ていた。


どうにも迷宮の機能が完全に壊れて、今使える機能としてはあんまり無くて、出来る事と言えばただレッサーゾンビを作り出すことくらいしか出来なくて、今度のイベントで使える様な状態じゃ無かった。と言っても一度了承した手前そう簡単に無理でしたと言っても面白くないなと思っていた。


取りあえず差し迫った問題としては迷宮の構築とリソースの確保に簡単に召喚できる手駒と言うか捨て駒が必要になる。それならまぁ死霊魔法を習得すれば良い話だけど、それ以外にも大地魔法を使う必要もあるし必要に応じて手駒を増やして掘削のスキルとか採掘や土堀系列のスキルを習得させたりしないと行けないなぁ。


とか悩んでいると次の試合の時間ですと呼ばれたけど、必要に応じて切れば良いなと思って眷属とのリンクを繋げたままにしながら次の試合の為にコロッセオまで歩みを始めた。そうして歩んで会場に入ってみると、そこには既に人が入っていて、その人物の見た目は氷の様な髪色に氷の様に冷たい目をした無表情の少女だった。


如何にも氷雪魔法使いですよと言わんばかりの見た目に、もしも氷雪魔法使いならどう戦うかなって戦略を練りながら会場に入って、試合開始の合図である鐘の音が鳴り響いた途端に、さっきのチャラ男とは全く違って、無言で氷雪魔法を放ってきた。


一先ず背後にジャンプして観察に入ろうと思い、バックジャンプをしようとしたけれど、後ろは氷で塞がれていて、逃げ場が全くなかった。それに対してどんな魔法なんだよとか思いながらも感情には出さずに冷静に大剣で戦おうとしたら、相手の魔法使いも同じく、氷で出来た大剣を作り出し私の攻撃を防いだ。


どうにも相手は純粋な魔法使いじゃ無くて、私の様に近接も行ける魔法使いの様だった。まぁ相手は私と真逆で魔法の方に特化して、近接はさっきの槍使いに数段劣るレベルだったけど、これだけでもかなり戦闘しずらくなってきた。そして問題はそれだけじゃ無かった。それは迷宮の方に怒った問題で、あの迷宮には今封印が敷かれていないと言う事が問題で、それならイベントに参加していないプレイヤーが入っても可笑しくは無いと言う感じに、今現在あの迷宮は複数人のプレイヤーによって攻略されかけていた。


何せあそこは私が魔力消費緩和の為にと、だだっ広い1階層と最奥の部屋しか無くて、それと最後に迷宮核が収められている部屋しか無いと言う防衛力何てあったもんじゃないレベルの代物だった。そんな中こちらの戦力は殆ど役に立ちそうにない魔体術Lv1しか、目立ったところのない半死鬼と言う絶望的な戦力差の光景が視界の半分を覆っていた。


一先ずこっちの問題も深刻だけど、あっちの問題の方も結構シャレにならないから、取りあえず貯めに貯め込んだSPを消費してあの迷宮を守ろうと思い数多のスキルをあの個体に習得させた。取りあえず今は使えない棍棒しか持ってないからそれを放棄させて、スキルの<体術Lv6><腕力強化Lv5><脚力強化Lv5><拳闘Lv3><脚闘Lv3>をSPを22消費して習得させた。


それに加えて<回避Lv6><気配感知Lv4>を習得させて、身体共有・視覚共有・聴覚共有のスキルをそれぞれレベル6まで上昇させた。これでちょっとやそっとじゃ死なない程度には、この個体を強化できただろうなと思いながら、半死鬼の操作と自分自身の肉体の操作と言う二足の草鞋状態で戦っているけど、かなりの苦戦を強いられていた。


それはこうして戦いながら全く別の動きを別の体にさせると言うのが、慣れていないからこっちでの戦いにも影響だ出てきた。具体的には行動しようとしたら混じったりと言うののせいで、唯でさえ強敵の氷雪魔法使いに終始劣勢だった。けれどもまぁただで死ぬほど私はお優しくは無い。


「何でよ…何で動きが鈍らないのよぉ」


そして遂に魔法使いが口を開いたかと思えばなにやら私が動いていることが結構不満だったらしくそれに対する文句だった。それに対して不思議に思っていた時私でもすっかり忘却の彼方に行っていたスキルを思い出した。


《スキル<熱血Lv1>が<熱血Lv2>に上昇しました》


そのスキルは熱血と言うスキルで、確か血のスキルをレベル10にしたら習得したスキルで効果は血を熱して氷雪系統による行動阻害効果に抵抗力を得ると言うのだった。まぁ魔法を使えばいいんだろうけど、正直今のこの氷雪の嵐と魔法の中接近してくる魔法使いに抵抗しながら、半死鬼の方にも注意して肉体を操作しないといけないと言う今の状況では魔法の発動は困難だった。


そんな事情もあって魔法が使えなかったけど、熱血のスキルのお陰で氷雪魔法にある程度抵抗する事が出来ると言う事が分かって、私は自らの指に傷を与えて、血を取り出し血液操作で操りながら戦う事にした。そして思考能力に余裕を持たせるために私自身はあんまり動かずに血液操作だけである程度戦ってみようと思った。


けれどレベルが1や2程度で勝てるはずも無く、劣勢なのは変わらなかったけど、考え自体は結構いい線行ってるって思いながら、大剣に血を付着させて戦う事にした。その戦術を利用し始めてからはある程度魔法にも大剣で対抗できるようにもなってきて、相手の近接系スキルがあんまり育ってないって言うのも影響して近接で私が押し始めた。


それで何とかこの戦闘を制する事が出来たけど、こっちの戦いが終わったからと言ってもあっちの戦いがまだ終わってなくて、何とか半分の思考で戦士・魔法使い・暗殺者・弓使いプレイヤーの4人のパーティが攻め込んできたけど、何とか戦士をキルすることが出来て、その後の戦闘は暗殺者以外のプレイヤーは近接戦闘能力に欠ける連中ばっかりなお陰もあって、現状かなり弱いと言える半死鬼一体でも何とか勝てるようになった。



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