第18話 戦士と魔法使い
《新しく魔力系スキル<火炎魔法Lv1>を習得しました》
《新しく魔力系スキル<暴風魔法Lv1>を習得しました》
《新しく魔力系スキル<雷電魔法Lv1>を習得しました》
《新しく魔力系スキル<大地魔法Lv1>を習得しました》
あれから私は今現在使える属性の魔法をすべて覚えた。因みに理由は完全に暇になったからだと言える。後戦況にも結構違いが出た。あれからこの場所の時間で3時間が経って、その間に範囲縮小があったのだ。それによってプレイヤー同士が合う確率がかなり高くなって、人数が思いっきり早い速度で減っているのだ。
因みに私もこの辺から活動し始めようかと思っていた。まぁ人数もある程度少なくなったのに加えて、ある程度活躍しないと私が目立てないからこの錆びた大剣でばっさばっさと敵を薙ぎ払っていく予定になっている。
その予定通りに私はプレイヤーの合戦が今も尚激しさを増している場所に来て、一先ず大剣で私の周囲にいたプレイヤーを3人くらい切り倒した。そうしたら周りのプレイヤーも気が付いて、私に向かって魔法や弓矢それからハンマーや剣やらで私に向かって攻撃しに来た。
それらの攻撃は私自身の周りに漂っている煙幕をここら一帯に広げて、相手の視界を奪う事で何とか攻撃を防ぎ、そうしてプレイヤーが混乱しているすきに大剣を振るいどんどんプレイヤーを片付けに行った。
《スキル<剣術Lv9>が<剣術Lv10>に上昇しました》
《スキル<剣術Lv10>を習得した事により新しく戦闘系スキル<魔剣術Lv1>に進化しました》
《スキル<魔剣術Lv1>から新しく戦闘系スキル<大剣術Lv1>を派生習得しました》
《スキル<斬撃強化Lv9>が<斬撃強化Lv10>に上昇しました》
《スキル<斬撃強化Lv10>を習得した事により新しく戦闘系スキル<斬撃大強化Lv1>に進化しました》
《新しくアビリティスキル<振り切りLv1>を習得しました》
《スキルアップボーナスによりSPを10取得しました》
「何だよこいつ」「ヤバいぞ」「ヤッバ死んだわ」「ふざけんなクソチートが」「だれかこいつを殺せよ」
そんな罵倒が聞こえる中で私はただ大剣を振るい血を染み込ませていた。そんな中でこの煙幕の混乱が解けたのか、暴風魔法で煙幕を飛ばされそうになって、私は咄嗟に煙幕を体表に収めて、その影響でプレイヤーの視界を覆っていた煙幕が晴れた。
「煙幕を解いた所で私に勝てるとでも思っているのか?」
機械音で煽るように言うとさっき暴風魔法を放ったプレイヤーは無言で今度は火炎魔法を放ちその魔法を私が魔力付与のされた大剣で真っ二つに切ると、その隙を狙って今度は暴風魔法の風が私の体表を覆う煙幕を晴らそうとしたから、咄嗟に影防御を使って何とか難を逃れて、影防御を張って暴風魔法に対処している隙を狙って今度は、火炎魔法の内の火炎槍の魔法が私の頭上から約10本降り注いでいた。それから逃げるのを妨害するかのように、私の周りを火炎魔法の檻で囲って来た。
「これ程の魔法の使い手が居ようとは我も驚きだ」
そう素直に言葉に表すとお生憎様と笑ったかと思うと次の魔法の準備を始めた。その魔法の効果を確かめようと魔法文字を読み解いてみたが、予想外に飛んでもない魔法だった。
私は火炎の檻とかは完全に無視して、無詠唱化魔法強化魔法二重化陽光結界の魔法を発動した。あの魔法文字自体は少ししか読み取れなかったけど、どうも日の力を込めた熱線の魔法らしく、恐らくと言うか絶対に私と相性の悪い魔法と思って、全力で魔法を使ったが、1枚目はあっけなく割られて2枚目で何とか持ち直した。
私は更に魔法を重ね掛けして、何とか魔力量の約3分の2を犠牲にすることで、何とかダメージを無効化して、今も私に向かって降り注がんと迫っている火炎槍を、取りあえず脚力強化のスキルで強化された脚力に物を言わしてジャンプして、取りあえず新しく習得した振り切りを使って、魔力付与のなされた大剣で魔法をかき消して、そのまま重力に従って落ちていった。
その後はこれまた脚力に物を言わせて、魔法使いに接近して切りかかろうとした所で謎の戦士チックなプレイヤーが割って入ってきた。大方今現在大暴れしている私を一番追い詰めたプレイヤーを守って取りあえず私だけでも先に討伐させようと考えているんだろうかと思いながら距離を取った。
「ほう今の攻撃を防ぐか…それに何のつもりだ?今回のイベントは協力は無意味だろう?」
そう私が疑問を投げかけると、戦士プレイヤーは声高々に言い放った。
「確かに協力は無意味だが、貴様の様な強すぎるプレイヤーを放置しておくことなぞ出来ん」
そう言い放って戦士は自分の獲物で、私と違って直剣を持って私に襲い掛かってきた。どうにも金属の全身鎧の筈なのにそれにしては素早く動けるんだなと思いながら、大剣で攻撃を防いでいたが、リーチの差で私の右胸に戦士の攻撃がクリーンヒットした。
それから私は大剣を影の中に収納して、咄嗟に脚力に物を言わせたジャンプと念動力の合わせ技で何とかその場から離脱して、今はその近くの大木の上で休息を取っていた。
「はぁ…はぁ…ほんっとうにキツイ」
そんな感じで疲労困憊と言った感じだった。まぁ無理も無い何せなれない大剣担いであの人数大立ち回りして、尚且つあの謎の魔法使いに加えて戦士からの攻撃とマジでこれまでにない位に疲れた。それからやられっぱなしは気が休まらないなと思って、新しく結界魔法<足跡結界>と言うこれまでの結界と違って、ちゃんと物理的に存在して、足場として活用できる魔法を作り上げた。
まぁ大地魔法で大岩作って、それを念動力で動かしてってのも良いけど魔力消費がバカにならなさそうなのと念動力のスキルレベルが低かったから止めた。それから新しく作った魔法も活用して戦地の真上に到達したかと思えば、影の中から本を出して、それを念動力で敵地に投下して、どんどん魔弾《ジ・ヴァ―ロ》の魔法でプレイヤーを蹂躙していく。
まぁ敵地のそれもプレイヤーの頭上に本が有ってそこから魔法が放たれるとか普通は思わないよなと思いながら観察していると、まぁまぁの数のプレイヤーは潰せて、後は数人となったが、2人のプレイヤーに目が行った。それはさっきの魔法使いと戦士だった。まぁこの程度で死にはせんかな?とは思っていたけど、実際に見るとマジで死んでほしかったなと思っている。
それから私は降りてあの2人のプレイヤーの名前を問いただすべく声を掛けた。
「貴様らの名は何だ?この我が覚えておいてやろう」
「はっだったら先に貴様が名乗れよ」「えぇそうよそうね貴方が名乗るべき」
「そうだなであれば名乗るほかあるまい我の名はシリウス・シャッテン・クロフィーナだ貴様らの名を聞こう」
「俺は戦士にゃんにゃんだ」「私は魔法使いモル☆ガンよ。それでどうするの…とは聞く必要ないわよね」
そう言いながら戦士にゃんにゃんと少しだけ笑いが零れそうになるのを我慢しながら、大剣を影から召喚して、先ずは戦士に振り切りを発動したが、何とか耐えられた。だが先ほどとは違って真面に入り若干よろけて、その隙を見逃さずに振り下ろしを発動させようとしたけど、モル☆ガンが火炎魔法で私とにゃんにゃんを区切った。
《スキル<大剣術Lv1>が<大剣術Lv2>に上昇しました》
正直に言おうこの2人を相手にするのが面倒くさい。近接のにゃんにゃんと遠距離のモル☆ガンと言う組み合わせで、かなりの面倒くささとやりにくさを感じていた。取りあえず油断を誘ってから考えようと思い立って、取りあえず死ぬ寸前までちょっと反撃はしつつボコられることにした。
それから死ぬ寸前までボコられたら流石に2人も油断したのか一息ついて、その最大のチャンスたる瞬間をモノにするべく、先ずはにゃんにゃんを影拘束で拘束してから、最初にモル☆ガンを振り下ろして殺して、次ににゃんにゃんの首を斬る事で何とか倒した。
《スキル<魔体術Lv2>が<魔体術Lv3>に上昇しました》
《スキル<魔剣術Lv1>が<魔剣術Lv2>に上昇しました》
《スキル<大剣術Lv2>が<大剣術Lv3>に上昇しました》
《アビリティスキルスキル<振り下ろしLv1>が<振り下ろしLv2>に上昇しました》
《アビリティスキルスキル<振り切りLv1>が<振り切りLv2>に上昇しました》




