第12話 配下取得
「漸く出ることが出来るなぁ…いやぁ本当に楽しみだ」
そんな事を呟きながら私は封印から脱出すると、そのすぐ後に途轍もないダメージが私の体を襲って、その後すぐに私がそのダメージの原因を知る間もなく死んでしまった。それから直ぐに迷宮で目が覚めて、どういう事かと思っていると皮膚が焼け焦げている事に気が付いた。
「もしや陽光?と言うかこれ程のダメージを負うのか」
私自身も驚きに満ちていた。確かに陽光脆弱と言うスキルは有るが、これ程までにダメージを負うとは思っていなかったからだ。
「兎に角陽光を何とかしないとダメだよなぁ」
そんな事を愚痴りながらエルダーリッチがその身に纏っていた服とローブを着る事で、初期装備のボロ布の服から脱却して、若干テンションを上げながら、新たな魔法を習得するために置いてある本を読んでいた。
《新たに知識系スキル<結界文字Lv1>を習得しました》
それからも結界魔法に関する本を読み解いて何とか結界魔法を習得してから初めて作った魔法は陽光を防ぐ結界<陽光結界>の魔法を使う事で、何とか陽光の元を歩けるかもしれない結界の魔法が作れた。
それから新しく作ったばかりの陽光結界を使って封印から出てみたが、それでも若干ダメージを負っていたが、再生のスキルと回復のスキルを使う事で何とかダメージを負うのを軽減する事が出来たが、それでも普通にダメージを負うし、直ぐに死にそうだから一応2つのスキルのレベルが上がるまで迷宮と外を行ったり来たりする生活が幕を開けた。
それから回復のスキルがレベル6に上がって、再生のスキルもレベル2に上がったあたりでこの感じで上げるのは無理だなと思いながら、迷宮の外に足を向ける。だがまぁ今の私は陽光脆弱のスキルを克服したわけじゃない。何せこのスキル自体がトンデモナイデバフスキルなのか何度陽光の下に行ってもスキルレベルが下がる事が無かったのだ。
それから迷宮の外に出る事に成功して、その上で陽光結界と再生のスキルと回復のスキルを習得していたお陰で、陽光によって負うダメージは実質0に抑える事に成功した事に喜びながら、周辺の森を探索するべく歩き出した。
そのまま森を探索していたが、こうしてみるだけでもかなり広大な森だと言う事が分かって、それ以上に空気がとても澄んでいて気持ちよかった。そんな気持ち良さを感じながら、森の探索をしていると、森が開けていて、顔を出して確認してみると、よく異世界物とかであるゴブリンが居た。
言葉を話す知能も無く半ば本能のままに戦いそして、独自の社会性を築くその魔物はとあるスキルを試すのに丁度良いかと思った。
取りあえず孤立していたゴブリンの首元に噛みついて感染のスキルを使ってみる事にする。これまではゾンビって言う事で、使えるのか不安で使っていなかったけど、こいつだったら使えるだろうと思いながら使ってみたら脳内に情報が入ってきた。
脳内に入ってきた情報を反芻してみるとどうやら今は私が弱いからグールと生物の狭間である半死鬼と言う種族にしか進化させる事しか出来ないらしい。まぁしょうがないゆなぁとか思いながら、半死鬼に進化させると魂の奥底で目の前の半死鬼と繋がった感覚が有った。
《新しく特異系スキル<眷属支配>を習得しました》
うん?知らない情報だぞとか思いながら、特異系スキルと言う文言を鑑定してみると、どうやら通常の手段では習得が不可能で、特定の条件を達成する事で習得する事が出来るスキルと言う事や、スキル統合と言う技術で一定レベル以上のスキルになったら特異系スキルに変化するらしいが、現状そうなんだ~程度に考えてれば良いなと思っていた。
そして眷属支配の方は、まぁ読んで字の如く眷属を支配すると言うスキルで、このスキルの効果が及ぶ存在は私を傷つける事が不可能になって、命令にも基本的に絶対服従と言う結構強力なスキルだ。
名前 無し
種族 半死鬼
スキル
種族系スキル
吸血Lv0
異能系スキル
腕力強化Lv4.繁殖強化Lv2.
戦闘系スキル
棍棒術Lv2.体術Lv1.捕縛Lv1.
称号
<アイシスの眷属>
ハッキリ言おう弱いと正直こんな強さだったら、まだ私がスキルとか使わずにぶん殴った方がまだ戦力になる。そんな程度の強さしか無かった。まぁこいつ事態は実験体だが、こいつらゴブリンをもう何体も半死鬼にして眷属にしたら以外に使えそうだし、適当にゴブリンの村を滅ぼすか。
そんな事を思いながら半死鬼にした事で、こっちの言葉が通じるようになった半死鬼名前を取りあえずA-001として、こいつにゴブリンの集落まで案内させて、その村を先ずは影防御のスキルの応用で村全体を覆って、その後影捕縛を発動させて一体一体吸血と共に感染のスキルを発動させて、全部を半死鬼にするという作業をもう何回か繰り返して、今では総勢100名の大所帯になった。
そいつらは現状迷宮に連れていく事が不可能だから、私が作った影防御の中で生活さて置くことにする。半分と言えどグール故にこいつらの生存に栄養の類は不必要だから取りあえず10名づつを近接と魔法に区分して、鍛えさせることにした。
因みに他の個体はそこらでボーっとさせてたり適当に鍛えろとか命令していた。まぁ正直に言ってこいつらを十全に扱う能力何て無いし、それだったら他は処分すれば良いんだけど、まぁ何時か使えるかもしれないからと言う奴だ。
そんな部屋をかたずけ出来ないテンプレの様な事を思いながら、あの半死鬼共をどうするか悩んでいた。それは現状あの迷宮は、私以外が出入り不可能な封印が敷かれているのだ。それ故に半死鬼は入れないし、それだったらどうするかなと悩んでいたのだ。
「いや~適当に増やし過ぎたな、まぁ今後こんなことをしないようにすれば良いか、とは言うけどあいつらどうするかなぁ」
そんな事を悩みながら半死鬼共の特訓をボケーッと眺めていたら、<監視>と言うスキルを習得して、私はストーカーかってツッコミたい気持ちを抑えながらもいい案を思い付いて立ち上がった。
「そうだ新しい迷宮を支配すれば良いじゃん」
そんな事を思いながらも現実の方の時間が12時を超えたからお昼ご飯の為に、一旦ログアウトして、お兄に何か知ってるかついでに聞こうと思った。




