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Ground World Online ~世界に轟く吸血鬼の怨嗟~  作者: 半目真鱈
第一部 虚構の始まり 第一章 始まりと生誕

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第9話 敗北

名前 シリウス・シャッテン・クロフィーナ

種族 シャドウゾンビ


スキル

種族系スキル

影体Lv2.

肉体系スキル

牙Lv1.血Lv10.熱血Lv1.冷血Lv1

異能系スキル

回復Lv1.鑑定Lv1.感覚補強Lv5.記憶強化Lv6.影知覚Lv10.影操作Lv10.影支配Lv1.影補強Lv7.影捕縛Lv4.影触手Lv2.影防御Lv2.解読Lv6.思考加速Lv6.並列思考Lv4.演算処理Lv3.知覚強化Lv1.血液操作Lv1.記憶Lv3

戦闘系スキル

魔体術Lv1.格闘Lv8.殴打Lv7.隠密Lv6.消音Lv4.拳闘Lv6.脚闘Lv5

魔力系スキル

魔力感知Lv6.魔力操作Lv4.魔力回復Lv3.魔力消費緩和Lv2.肉体保護Lv5.無道魔法Lv1

生産系スキル

加工Lv10.石材加工Lv1.解体Lv3

知識系スキル

基礎魔法文字Lv4.応用魔法文字Lv2.無道文字Lv1

耐性系スキル

神聖脆弱Lv10.聖銀脆弱Lv10.陽光脆弱Lv10.恐怖耐性Lv3.魂魄耐性Lv1.苦痛耐性Lv1

SP 71


称号

<始祖の血族><悪逆なる神の加護><蛮勇者>


取りあえず現在のスキル構成でどこまで行けるのか?私の魔法はあのエルダーリッチを穿つ事は出来るのか?試してみたい事はまだまだあって、私はその欲望のままに魔力の消費を極限まで抑えて、あのエルダーリッチを倒すために行動する。


その道中でそう言えば血液操作のスキルを試していなかったなと思いながら、暫く魔法研究で訛っていた肉体を温めると言う目的もあって、取りあえず格闘戦でゾンビを倒して、その後血液操作を試してみる事にした。


ゾンビから漏れ出た血液はゆっくりと私に向かって動き出した。そのままにゾンビの血液を私は口から摂取してみる。その瞬間に湧き上がる幸福感と、満腹感に私は酔いしれていた。まるでこれを摂取するのが、本来の有り方であるかのように思わされるそれは、ナニカが私を蝕んでいるのか?それとも本来の在り方から離れた私を本能が引き戻しているのではないか?と言う二択が私の中でせめぎ合っていた。


その時はそれだけで終わって、取りあえずはエルダーリッチを倒そうと思いながら、第5階層の入口まで行くとそのままゆっくりと扉を開けてみる。その瞬間エルダーリッチが何らかの魔法を発動して、それに私は冷静に<魔弾《ジ・ヴァ―ロ》>の魔法を発動して、相殺するとエルダーリッチはその骨の体を軋ませてニヤリと笑ったかの様に表情を作ると、次々と魔法を放ってきた。


その全てに<魔連弾《ジ・ロヴァ―ロ》>で相殺しながら、近づこうとしたが、魔法で作られた弾幕が凄まじく、私では近づけそうになかった。だが何時までもこうしていられない。その理由とは、あの時の鑑定は不十分だったという事実が大きく、その真実のステータスは私が勝てないかもしれないと思わせるには十分だった。


名前 ガラトス

種族 エルダーリッチ


種族系スキル

太古の知識.

肉体系スキル

鉄骨体Lv3.

異能系スキル

記憶強化Lv5.思考超加速Lv2.高速演算Lv4.並列思考Lv10.並列演算Lv2.並列発動Lv1.記憶強化Lv4.鑑定偽装Lv5

戦闘系スキル

棒術Lv10.魔棒術Lv2.杖術Lv10.魔杖術Lv2.体術Lv5.回避Lv3.

魔力系スキル

魔力精密感知Lv2.魔力精密操作Lv3.魔力回復Lv7.魔力消費緩和Lv9.肉体保護Lv10.魔力保護Lv3.無道魔法Lv3.火炎魔法Lv2.

耐性系スキル

神聖脆弱Lv10.聖銀脆弱Lv10.陽光脆弱Lv10

SP 45


称号

<迷宮の主>


《スキル<鑑定Lv1>が<鑑定Lv2>に上昇しました》


新しく鑑定が成功した事で発見したスキル<鑑定偽装>このスキルのせいでどれが正しい情報なのかも分からないが、このスキル群が正しいのだとしたら、私に勝ち目はそうそうないと言う事だった。それからも魔法の打ち合いによる戦闘は続いたが、そもそも素の魔力量自体が化物レベルで多く、その上<魔力回復>のスキルと<魔力消費緩和>のスキルが魔力の消費を妨害する。


此奴に勝つには今の私が放てる魔法の中で最高の威力を誇る魔法でないと意味がない。そう思いながら<大魔弾《ジ・ダヴァ―ロ》>の魔法構築の準備に取り掛かる。その間も魔力の消耗は続いていき、大魔弾の魔法構築が終わるのが先か、魔力が尽きて私が死ぬのが先かのチキンレースになってきた。


そうしてタップリと時間を稼ぐことに成功して、約10秒と言う長い魔法構築を終了して、大魔弾《ジ・ダヴァ―ロ》の魔法が放たれる。


「敵を撃ち殺せ大魔弾《ジ・ダヴァ―ロ》」


その詠唱と共に全ての妨害を打ち抜きながら相手に直撃した。と思っていたが、相手のエルダーリッチはしぶとく魔法の相殺を成功させて、一気に私が不利になった。


元々この魔法は燃費が良いとは言えない、何せ取りあえず威力を高めた魔法をこう仮称しているからだ。その分燃費は悪く構築も遅いが、それだけ威力は有った。だがその妨害を全て無意味と言いながら相殺するエルダーリッチに対して、若干の絶望と嬉しさに酔いしれながら私は死んだ。


「ふふっあははっあぁ私は嬉しい…うんこの感情を抑えきれないあぁやっぱりアイツよ戦ってよかった私の魔法への理解が浅いと分からされる」


そんな事を言いながらも思考は止めずに、直ぐに記憶のスキルから先ほどの戦いの事を例え仕草の一つも見逃すまいと思いながら思い出していた。


さっきの戦い本当の所、私が勝てるとは微塵も思っていなかった。それ程にあのエルダーリッチとの戦力差は開いていたのだ。相手はエルダーと名の付く通り太古から生きて、魔法の鍛錬をしていたスケルトンで、それに比べて私はスケルトンメイジらの使う魔法を観察して、何とか形にしただけの未熟魔法使い、どっちが勝つかは明白だった。


それからあのエルダーリッチの使った魔法を一つ残らず確認して解読して自らの力となした。


まぁそれには多大な時間を要した。幾ら思考加速や並列思考に演算処理が使えるからと言って、私の実力では全てを解明する事は叶わず、そして解読してそれを魔法にするのに、現実世界で約1カ月はかかった。その間に初心者交流会とか言う公式イベントがあったようだが、そもそも私は封印されているから出る事は叶わずにただその様子を眺めているだけだった。


《スキル<解読Lv9>が<解読Lv10>に上昇しました》

《スキル<思考加速Lv9>が<思考加速Lv10>に上昇しました》

《スキル<演算処理Lv9>が<演算処理Lv10>に上昇しました》

《スキル<並列思考Lv9>が<並列思考Lv10>に上昇しました》

《スキル<思考加速Lv10>を習得した事によりスキル<思考超過速Lv1>に進化しました》

《スキル<演算処理Lv10>を習得した事によりスキル<高速演算Lv1>に進化しました》

《スキル<並列思考Lv10>を習得した事により新しく異能系スキル<並列演算Lv1>を派生習得しました》

《スキルアップボーナスによりSPを20取得しました》


これらのスキルが一気にレベルアップしたと同時に、魔法関係でも幾つか進展があった。それは新たに外道魔法と言う魔法を発見したのだ。まぁ発見したと言ってもエルダーリッチが使っていた魔法の開発に成功したと言う感じだが、そして外道魔法と言うのは魔法に干渉する魔法で、現在私が保有しているたった一つの魔法は、魔法の無詠唱化の魔法で、これを発見したのがかなり嬉しかった。


まぁ正直に言うとこの魔法威力がガッツリ削がれるし、消費魔力バカにならんし、発動まで死ぬほど時間が掛かるでマジで良いとこ無しの産廃魔法と言ったイメージしかない。多分だがこの無詠唱化の魔法に威力アップや発動短縮の魔法を付ける事でダメな所を修正するんだろうが、正直に言ってあまり惹かれない魔法だった。


因みに今習得している魔法は全て無道魔法だ。まぁ正直に言うとあんまり色々な属性の魔法を覚えようとしても現状使いこなせる気が全くしないのだ。


「さてともう一回ボスに挑んでみようかね」



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