喰らうど 序章
内容の前書きです。本編は書きたいときに書きます。
100年程、前の話です。寓話です。
この島は太平洋に浮かぶ小さな島です。移民の島です。でも、そこには原住民がいたのです。彼等は農業と狩りをして生きてきました。狩りは隣村の住人です。三つの村は二つになりました。山の下には移民たちが暮らしています。だんだんと町になっております。彼等はそれが人間なのかどうかもわからずにいます。似てはいるが、、、
ヤム村に隣村の長がやって来ました。
ヤム村は大きい方の村です。
「食糧のことで話がしたい。」
小さいスン村の長は切り出しました。
山の下からいつ攻められるか、我々を食料とされるのか。下の長と話はできるのか。
一つの村が消滅したとき、彼等は喰いあうのを止めて共存の(無暗に狩らない)道に進むことにした。自分たちもそう長くは生存できないかもしれない。いなくなればヤム村も困るだろう。下の住民は勢力を拡大している。いつ向かってくるかもしれない。一網打尽にされるかも。
ヤム村の日常
とてもとても平和です。肥沃な土地に作物もたくさん取れます。みんな楽しそうです。たまに狩りをしては人肉を食べます。人が狩れた日はお祭りの日です。生きたまま狩るのが彼等流。
穀物を神にささげ祭りの用意がされます。
夜になると神にささげる儀式。
女たちは裸で踊ります。獲物たちは酒供物が用意されて全員でたのしみます。
女たちは獲物に身を捧げます。
酔いつぶれ、抱き疲れた獲物たちは活〆されて。
祭りのあと、それぞれの家に人肉を持ち帰り、みんなで一緒に食すのがルールです。
男たちの家。女たちの家。子供と親となった女子の家。長と召使のようなちょっとした邸宅。
そんな感じで住んでいます。
この村のルールとして女の子は必ず長に抱かれなければなりません。
女として認めてもらえないからです。結婚制度はありません。すべての人が長の子供。でも、男子は誰でも抱いていいのです。長に抱かれてない少女を抱くと喰われます。
たまにちょっと変わった障害を持っていたりすると家畜として飼育します。長の判断です。年を取ると喰われます。彼らにとって喰われることは喜びなのです。ケガして動けなくなると喰われます。癌のような病気になると食べてもらえず、悲しんで死ぬことになります。遠くの洞くつで焼かれて黴菌が移らないように厳重に処理されます。その場所には誰も近づかずです。みんな仲良しです。
ある日、三人の移民が開拓のためにこの村を訪れました。
村人は興味津々です。
食えるのか否か。
三人のためにいつもより盛大な祭りが施されます。
まず、酒も供物もまずいが(口に合わない)女は女多少の違和感はあれ誘惑には抗えず。
それから三人を探すためなのか上に探しに来る者たちを次々と狩っていった。
来なくなった獲物。
この頃は、スン村も協力して過ごしていた。
スン村の長は祭りに感激し、スン村でも取り入れることにした。
でも、来なくなった下の住人に怯える。
いつか集団で村全体を襲われるかもしれない。
ヤム村とスン村は協力はするが一緒になることはなかった。
それから数年間はヤム村とスン村は互いに食べあい飢えをしのいでいた。
そしてついにスン村は消滅してしまう。
特にありません。