紹介するレジ機能 その49:お客様の満足を考えてって言うお店ほど、スタッフの満足を考えてない。
スタッフの意識を変えるために、2つのグループに分けて接客し合うことにした。
そこで感じたストレスをみんなで共有して開演に向かいたい柳瀬だったが、いろいろと問題がたくさん起きる…。
お客様が神様と思っているスタッフの考えを変えることから始めた。
自分が買い物するときは『神様』で、自分がお客さんを接客する時は神様と意思せず接客する。
これなら接客するお客さんも神様扱いしないと都合が良すぎる。
この都合良すぎるスタッフの接客意識を変えてから、スイレジを導入することにした。
「まず少しずつでいいので、お客さんがこの店に来たら楽しんでもらう」
「このお店に何度も通いたいって思わせる意識をしましょう」
「お客さんから喜んでもらうのはすごく大変ですが、その喜んでもらうことに価値を見出して欲しいです」
「楽しんでもらうお店は素晴らしいスタッフの存在が必須です」
「そのスタッフが居てるからこそ、このお店が評価を受けるのです」
「けど、いきなり楽しんでもらうのは無理があります」
「なのでお客さんがこのお店でストレスを感じることを1つでも多く無くしていきましょう」
柳瀬がスタッフに意識して欲しかったのは『また行きたいお店』を作ること。
また行きたいお店と言っても簡単ではなかった。
接客がいいお店、品揃いがいいお店など何かに特化したサービスがないと得られない評価だ。
この評価を受けるのに、今のスタッフには到底叶わない…。
そこでスタッフ達に、このお店で買い物をしてもらった。
「スタッフを半分に分けてます」
「まずは『接客する側』と『接客をされる側』」で分かれてください」
「実際に買い物をしてもらい、どの部分に」『接客をされる側』がストレスを感じたかメモしてください」
「そして『接客する側』も対応中にストレスを感じたらメモをしてください」
「『接客する側』はお客さんに楽しんでもらうためにはどうしたらいいか?っを意識して接客してください」
『接客する側』もストレスを感じることはたくさんある。
それはお客さんに対してなのか?それともお店のオペレーションによるものなのか?
そのストレスを解消することに一番意識を持たせた。
働くスタッフがストレスを抱えて仕事をしていたら、お客さんを楽しませることが難しい。
まずはスタッフのストレスを把握し、そこから『接客をされる側』のストレスを把握することにした。
お店のスタッフが抱えるストレスとお客さんのストレスは大体比例する。
それ以外でお客さんのストレスとしては対応したスタッフの態度か商品の品質によるものだ。
こうしてスタッフが2つに分かれて接客が始まった。
接客が始まって直ぐにリンリンこのお店に到着した・
「リンリンさん、よかったらこのお店で買い物していきませんか?」
「新しい洋服が欲しいと言ってましたね」
「スタッフが素晴らしい接客をしてくれますので是非」
リンリンは何がなんだか分からなかったが、スタッフが接客を始めてくれたので、そのまま流されて買い物を始めた。
するとお店から大きな声が聞こえてきた。
「このお店のスタッフはどうなってんの〜!!」
「全く対応してくれないし、私の話を聞こうともしないなんて〜!!」
まさかのスタッフ同士で喧嘩が始まってしまった。
ここまで大事になると思ってなかったので、柳瀬はさっさとレジを置いて逃げてしまいたいと本気で考えた…。




