紹介するレジ機能 その43:たまにレジと関係ない要望受ける時あるけど頑張って応えたい…
酒屋独自の樽代に苦戦する。
レジとは関係ないけど、お金の管理ができるモノ(レジ)として考えたら何でもかんでも言われるので困ったもんだ…。
亭主に樽代の要望を受けたが、どの様に処理したらいいか悩んだが。
スイレジを導入する前はどの様におこなっていたのか亭主に確認した。
「今までのフローを教えてもらってもいいですか?」
「スイレジを使う前のフローを確認してスイレジに落とし込めるか判断します」
「できたら樽代を渡した後の経理処理も確認したいです」
その要望に亭主が答えた。
「まず卸したお店の方から樽やビール瓶を回収したらお代を渡します」
「ここでお代なんですけど、同じ樽を卸す場合は樽を交換するのでお代を頂きません」
「お代をお支払いする場合は現金を渡すので、小口財布の中から渡して領収書を交わします」
「さらにもう一つは、支払う代金に差し引くパターンです」
「この管理がちょっと厄介なんです」
「樽や瓶を回収した数を紙でメモする必要があり、それを会社に帰ってパソコンに入力しますが、この入力作業が面倒が後回しになります」
「後回しにするので入力作業を忘れることも多々あります」
「その入力したデータを元に請求する金額から樽代を引いた分で請求書を作り直さないといけません」
「これが樽に関してのフローになります」
ここで柳瀬は気づいた…。
レジ関係あるかな??っと。
元々レジに関しては商品の売買をおこなう時に記録を残すためにある。
そのレジが派生して、売上分析や商品分析に進化してきた。
しかし樽代に関しては卸す業者が納品先のお店に行くことになる。
そこでの売買は発生するが、その場にレジを持って処理するイメージが考え難い…。
確かに全てのお金の管理をレジでおこなえば科目が分けられるので便利になる。
先ほど亭主が言っていた『請求する代金から差し引くパターン』の処理が厄介だと…。
この処理をレジで残すことができれば『いつ』『どの商品が(瓶/樽)』『いくらで』と管理ができる。
15話で作った取置きの『メモ機能』を活用すればスイレジでも使える。
普段のレジ会計処理をする時にメモを残せる仕様にアップデートすれば問題ないと考えた。
その会計に対してメモ=卸したお店の名前もしくは社名を記入すれば管理が楽になる。
紙のメモで管理していたものを、スイレジで全て入力する必要があるが、会社に帰ってパソコンに入力するならスイレジで1度だけ入力したらよい。
スイレジは小さく、持ち運びに便利なので卸したお店で処理をするのはやりやすかった。
スイレジを通して樽代をデータ化すればヒューマンエラーが解決できる。
柳瀬はこの仕様で問題ないか亭主に確認した。
「解決できる方法を見つけました」
「会計処理する時にメモ機能を搭載します」
「このメモしたデータは売上別でデータを出力した際にCSVで一覧を出すことが可能です」
「そのCSVよりフィルタリングして社名や商品を分けて管理すれば解決できると思います」
それを聞いて亭主は喜んでくれた。
「その仕様でお願いいたします」
「樽代に関係する商品を返品処理する形なんですね」
「その返品処理した時にメモを追加で記入できれば、解決できるかもしれません」
しかし柳瀬はあることに気づいた…
「しまった!!」
「返品処理だと一度商品を売上ないと返品処理ができない仕様にしている」
「20話で作った魔人が不正できない仕様で作ったものの、この樽代に対応するには無理がある」
「売上を上げないで返品できる様に変更しないとだめだ〜」
魔人のセキュリティーを考慮して作成したのが仇となった…
このセキュリティーを残しつつ、樽代に対応したスイレジを果たして作れるのか。




