紹介するレジ機能 その42:1つ解決したら、もう一つってよくあるよね。
酒税専用レジを考えていたが、アップデートする機能を応用することで解決できた。
その機能自体は物販店がたくさん使用することが見込めるので、酒税専用レジで作ることは回避できた。
しかしもう一つお酒を販売する独自の運用ルールにぶつかることになる。
亭主の確認も取れたので商品登録する科目を追加することにした。
そしてスイレジに入れるソースコードを作り上げた。
"makai_name":"Product",
"rows":[
{
"categoryId":"〇〇〇",→(カテゴリーのID)
"categoryName":"〇〇〇",→(カテゴリーの名前)
"productId":"〇〇〇",→(商品のID)
"productName":"〇〇〇",→(商品の名前)
"price":"〇〇〇",→(販売価格)
"taxDivision""〇",→(消費税設定 0:内税、1:外税、2:非課税)
"supplierProductNo":"〇〇〇",→(品番:登録した商品名以外で数字で商品を把握する場合記入)
"groupCode":"〇〇〇",→(グループコード:仕入れ先やブランドによって商品を把握する場合記入)
"color":"〇〇〇",→(カラー:色によって商品を把握する場合記入)
"size":"〇〇〇",→(サイズ:サイズによって商品を把握する場合記入)
}
]
このソースコードをスイレジに入れてもらうため、リンリンに依頼した。
リンリンはスイレジに手を向けて光を放った。
するとスイレジのアップデートが完了した。
「スイレジのアップデートが完了しました」
「この追加機能を使って商品登録をおこないましょう」
柳瀬は亭主と一緒に商品登録をおこなった。
今までの商品登録と違い、入力する項目が増えたので時間がかかった。
しかし、最初の商品登録に時間をかけておけば後の業務処理が楽になる。
毎月手作業でおこなっていた酒税報告をスイレジからCSVで出力し、そのシートを加工すれば簡単に業務が終わる。
長い目で見た時に、今おこなっている商品登録に時間をかけた方が絶対的に時間効率が上がるのを柳瀬は知っていたので亭主と頑張って登録を終わらせた。
「なんとか終わりましたね」
「これで数日間スイレジを稼働させて状況を見ましょう」
こうしてアップグレードされたスイレジを元に1週間稼働させた…
「それでは売上情報を見てみましょう」
「元々お城の経理から依頼されていた『売上』と『消費税』の科目を見ていきます」
「それが問題なければ『お金の科目も分かれているか』確認していきましょう」
柳瀬はスイレジから出力したデータを見て、売上』と『消費税』がちゃんと仕分けされているのを確認した。
更に、出勤・入金や釣銭準備金などのデータも全て分かれて表示されていた。
これで経理から依頼された要望を無事に叶えた。
そして亭主から依頼されたデータを確認した。
「どうですか?」
「依頼された内容でアップグレードしましたが作業効率は上がりそうですか?」
亭主は大変喜んでいた。
「いや〜とっても助かりました」
「出力したCSVデータに多少の加工は必要ですが、今まで1から作っていた作業に比べたら圧倒的に楽になりました」
「この売上情報はお城の方々にも見られているなら酒税と消費税を誤魔化すことはできませんね」
「けど私も売上データを細かく見ることができるので経営にとっても助かります」
そこまで言ってもらえると思ってもいなかったので柳瀬は喜んだ。
これで酒場に対応できるレジと確信を持てたのも束の間…
亭主がもじもじしながら話しかけてきた。
「あの〜我々の業態ならではの要望になるかもしれませんが…いいですか?」
柳瀬はまた来た〜っと思いながら対応した。
「い、いいですよ…」
「聞くだけ聞きましょう」
亭主はお酒を入れる樽を持ってきた。
「我々はお酒を卸したお店にお酒以外に、お酒を入れる容器の『樽代』を頂いております」
「お酒の中身を販売し終わったら樽を返して頂きますが、その際に樽代を卸したお店にお返しします」
「お返しした樽代の処理をスイレジでできたら、業務処理はもっと楽になります」
「この要望は可能でしょうか?」
お酒を扱う独自のルール『樽代』であった。
確かに他の業種ではなかなか無い運用スタイルだ。
はたしてこの独自の『樽代』の処理をスイレジでできるものなのか…。




