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紹介するレジ機能 その41:別の業態が使う機能を少し応用したら解決できるかも。いやいやそこは専用機能を作るべきか…。

亭主から頼まれた酒税の業務改善に向き合う柳瀬。

しかしその酒税専用のレジではないので苦戦を強いられる。

今ある機能に少しプラスして機能追加するか、酒税専用レジにしてしまうか悩むところ。

お酒の酒税法に対応するため、自分の居た世界から持ってきたレジを触りはじめる。

しかしそのレジは酒税対応ができる専用レジではないので、その要望に対応できる機能が見当たらない。

そのため、いろいろと試行錯誤していくつか答えを導き出した。

1つ目は酒税専用にスイレジを作ってしまう。

2つ目は今ある機能を応用して対応できないか考える。

柳瀬は可能であれば2つ目で進めたかった。

1つ目で進むと酒税用と一般用としてスイレジを2種類管理することになる。

できたらスイレジ1種類で管理する方が楽に決まっている。

1種をアップデートしたら、もう1種もアップデートするなど手間が2倍かかってしまう。

そのため、もう一度自分の居た世界から持ってきたレジを触りはじめる。

すると、このレジで商品登録する際に『品番』が存在していた。

他にも『グループコード』『カラー』『サイズ』も見つけた。

最初に商品登録機能を作った時は魔人達に必要がないと判断して外していた機能だ。

しかし人間界の人たちも今後はスイレジを使うので、もう少しレベルを上げても問題ないことに気づいた。


「魔人と人間で比べると知能が違うからもう少し商品登録の難易度を上げても問題ないかも」

「スイレジをアップデートしたら今設置しているスイレジもアップグレードされるけど、登録する項目が増えるだけで、必要なければ、その科目を触らなければ問題ない」

「魔人には必要な箇所以外は触らないでねって告知しておけば問題ない」


柳瀬は商品登録で『部門指定』『商品名』『価格』を必須科目にしていた。

この箇所を入れ忘れると登録できない仕様だ。

今はこのくらいしか登録できないが、今回のアップデートで『品番』『グループコード』『カラー』『サイズ』が追加される。

登録できる項目名を柳瀬で決めているが、この指定通りに入力する必要がないのが今回の目玉だ。

あくまでカラーと記載すれば用途がわかりやすいと思い表記しているだけで、登録する側がいくらでも自由に入力できる仕様にしてある。

さらに、自由に登録したデータを集約することができるので、販売後の売上分析を細かく振り分けたい人には助かる機能だ。


(例)分析をおこなう時の用途。

『品番』:登録した商品名以外で数字で商品を把握する場合。

『グループコード』:仕入れ先やブランドによって商品を把握する場合。

『カラー』:色によって商品を把握する場合。

『サイズ』:サイズによって商品を把握する場合。


この様に登録科目を増やせば、自分好みに商品を把握することが可能となる。

この機能はアパレルや小売の業種ではかなり必要になる。

これを応用して酒税に対応できないか柳瀬は考えた。


(例)酒税分析をおこなう時の用途。

『品番』:登録するお酒の量をml単位で登録する。

『グループコード』:登録するお酒の酒類の種類別で登録する。

『カラー』:登録するお酒の級別で登録する。

『サイズ』:登録するお酒のアルコール分別で登録する。


この様に応用することで酒税の報告に必要なデータが揃うと考えた。

今のスイレジは商品別売上データを出力することができるので、売れた商品数を個別で出すことが可能。

販売した数が細かく出力できれば、あとは今回アップデートする登録科目を応用するすればいい。

試しにウイスキーの鋭角を商品登録しよう。


商品名:ウイスキーの鋭角

価格:1500円

品番:900ml

グループコード:蒸留酒類

カラー:アルコール分40%

サイズ:ウイスキー・ブランデー・スピリッツ


柳瀬は亭主に売れたお酒の数『販売数』と、このデータ『アップデートする登録科目』も一緒に出力できれば今までの業務は改善するか確認した。

すると亭主は大いに喜んだ。


「ありがとう」

「商品名と一緒にここまでデータが出力できるだけで、今の業務がかなり改善される」

「しかもCSVで出力できるから、こちらで好きに加工もできるから助かります」


亭主は思った以上に喜んでくれたので、柳瀬はスイレジに入れるソースコードを作りはじめた。

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