紹介するレジ機能 その37:サーバーの種類が2つ…。更にサーバーの種類が3つ…。なんか眠くなってきた。
サーバーの種類を把握しレンタルサーバーのどの種類を使うか悩む柳瀬。
サーバーって言ってもいろんなサーバーがあるので眠くなってきた作者です。
この世界にサーバーが存在することを知った柳瀬。
サーバーが2種類あったが、どちらを使うか悩んでいた。
本当はクラウドサーバーを使いたかったが、情報セキュリティー面がまだまだ弱いことが分かった。
それは、この世界がクラウドサーバーの歴史が浅いのが1番の原因だった。
クラウドサーバーではハードウェアの管理・運用が必要だが、その作業をできる人材がこの世界で少ない。
「ん〜今すぐにクラウドサーバーを使うのは無理があるな〜」
「1から構築してセキュリティー面を構築するだけの知識と技術は自分にないし…」
「レンタルサーバーから使い始めるしかないのかな」
「魔界のレベルに合わせてクラウドにしたいけど魔力がないから我慢して気持ちを切り替えよう」
「リアルタイムでデータを見たり、どの場所からでも売上情報を確認する、もっと手前の機能で考えよう」
「そもそも、この世界のレベルだったら1日1回データを引っ張り出して見れれば問題ないのでは?」
「経理がリアルタイムで見る必要性がない」
「経営者はリアルタイムを好むが、経理は1日の集計データで十分だ」
「今は経理を優先に考えた方がいいのかも」
「1日1日の集計データで問題なければ1ヶ月のデータを貯めたり、1年のデータを貯めて見れれないい」
「ってことは今のところ、レンタルサーバーを使いこなせれば問題ない!!」
柳瀬は今の環境で最善の状況を見つけ出した。
クラウドにこだわっていたが、それは柳瀬の理想であった。
本来依頼されていたのは脱税を解決することだ。
そのため1日1回の売上データを各お店から引っ張り出し、お城で蓄積すれば問題ない。
その蓄積したデータを指定のパソコンより見ることができれば税金の金額がわかる。
お城の経理が税金を把握し、納税者に伝えれば完成する。
柳瀬のいた世界でも、税計算は国がおこない、その税金額を各納税者に通知するスタイルだ。
そのスタイルをこの世界にも当てはめれば良い。
「今まで自分が生活していた環境をこの世界でも当てはめれば良かったんだ」
「それならサーバーに関してはレンタルサーバーを使っていこう」
「レンタルサーバーと決まれば、どのレンタルサーバーを使うか判断すればいい」
まずここでサーバーの種類をお伝えしよう。
サーバーは複数存在する。
Webサイト(ホームページ)運営には必須のサーバー『Webサーバー』
メールを送る時に使用する送信サーバー『SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバー』
メールを受ける時に使用する受信サーバー『POP(Post Office Protocol)サーバー』
有機的に整理・蓄積されたデータを情報を検索し、処理結果を返す『データベースサーバー』
インターネットの住所とも言える(https://www.)などのドメイン『DNSサーバー』
Webサーバーにファイルを送受信する『FTPサーバー』
情報を暗号化するサーバー『SSHサーバー』
この様にたくさんあるが、この小説ではレンタルサーバーのみで話を進めていく。
レンタルサーバーは3種類あり『共用サーバー』『専用サーバー』『VPS』になる。
『共用サーバー』は1台のサーバーマシンを複数のユーザーで共有することができる。
売上データを送る基盤を共有しつつ、このサービスをスイレジと連携すれば導入したお店の売上データが簡単に送信可能となる。
デメリットは、複数の経理が売上数字を同時に確認すると、サーバーが重くなってスイレジのデータにアクセスしにくくなるという現象が発生する。店舗数が多くなればなるほど、データが大きくなり使いにくくなるかも…。
『専用サーバー』は1台のサーバーマシンのリソースをすべて1ユーザーが専有できる。
同じサーバーマシンを利用するユーザーがいないので、自由度が高いサーバー設定で利用できる。
この1ユーザーをお城の経理のみで構築してあげればいろんな要望にも対応しやすくなる。
デメリットは、共用サーバーと違い管理や構築がしやすいが、アクセス数が多いと共有サーバーより使いにくくなりやすい。あくまでレンタルサーバーになるので、クラウドサーバーのようにアクセス数に応じて仕様変更することが簡単ではない。
『VPS』は仮想化技術を利用して専用サーバー並みに自由にサーバー構築が可能。サーバーマシン上にゲストOSをインストールしてサーバーソフトを動かすので、他のユーザーのトラフィックが影響して障害が発生することがない。
さらに専用サーバーに比べて安価にできる。
お城の経理以外のものが触って悪影響を受けにくく、コストも抑えれる。
デメリットは、専用サーバーに比べて安価だが、管理や運営に専用サーバーと同様に高い技術が必要になる。
そして専用サーバー並みにアクセス数が大きくなれば使いにくくなる。
レンタルサーバーとしては1番技術が必要となるので、今の柳瀬では扱えきれないのが現状。
「やっぱりアクセス数のことを考えると共有サーバーでもいいかな〜」
「自分がいなくても他の開発者が管理する際にやりやすくなる」
「他のサーバーは高度な技術が必要で作った本人が在中する必要性が出てくる」
「いつまでの自分がこの世界に居る訳にもいかないことを見越して動かなければ…」
良い技術を作っても、作った本人がいないと回らないシステムは良いシステムと言えないのを知っていた柳瀬。
属人化ほどIT業界にはあってほしく無い。
そのため、誰でも扱えるシステム構築を目指して動き始めた。
「チャーリーさん!」
「インターネットやサーバーを管理している会社を教えてくれませんか?」
チャーリーはインターネット契約した会社の書類を取り出し、毎月支払っている明細も見せてくれた。
「なるほど」
「この宛先に行ってみます」
「毎月のインターネット代が2,300円って安!!」
柳瀬はチャーリーから貰った情報を元にサーバーを管理している会社に向かった。
その向かっている途中に後ろから髭の生えた魔人らしき姿がこちらに近づいてきた…。




